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2011.12.14.ランチミーティングを開催しました。


「仏教徒と『戒律』」

講演者:永井政之氏(駒澤大学仏教学部長・仏教学部教授)




 12月14日(水)12時5分より、502教室で、仏教学部長の永井政之教授をお招きして、「仏教徒と『戒律』」と題し、ランチミーティングが行われた。

 現在日本を「大乗無戒」という俗諺で説明され、「七仏通誡偈」という仏教の基本的な考え方、すなわち、悪いことを為さない。皆に良いことをする。自らの意(こころ)心を浄(きよ)くする。これが諸仏の教えであるというものである。ということについてご解説いただいた。

 また、「戒」(心身を調整し、良い習慣を身につけること)と「律」(形式的なもの、他律的なもの、いわゆる法律に相当する)を区別し、「戒」についてのお話が詳しくなされ、小乗仏教から大乗仏教への展開と関係についての講演が続いた。

 興味深かったのは、比丘(男性出家者)の戒が250であるのに対して、比丘尼(女性出家者)の戒が348であったことである。憲法を学ぶ者としては、男女平等について考えさせられるところがあった。

(日笠完治)


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2011.12.03.ランチミーティングを開催しました。


「弁護士の仕事」

講演者:小池達子弁護士(銀座総合法律事務所)




 本学修了生の小池達子弁護士(新63期・第二東京弁護士会所属)をお迎えして、12月3日(土) 13:00より、401教室でランチミーティングを開催しました。今回のランチミーティングは、4月入学予定の法科大学院生向けの入学前講座を兼ねています。

 小池弁護士は、フリーのアナウンサーを経て、本法科大学院で学び、司法試験に合格された方であり、文字通り司法制度改革で理想とされた法曹そのものです。

 本ランチミーティングでは、小池弁護士に「弁護士の仕事」というテーマでお話いただきました。「人を支えたい」という気持ちを弁護士として実現することができ、弁護士は「何かお手伝いすることはありませんか」とつい言ってしまう自分の性格にピッタリであることなど、弁護士の仕事について暖かく話していただきました。聴衆である学生は、法曹になりたいという気持ちを強くし、学習への意欲を大いに高めたと思います。

(青野博之)


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2011.11.09. 法科大学院・司法研究所共催の学術講演会を開催しました。


「成年後見法及び信託法の現状と課題 -成年後見制度施行10年を振り返って-」

講演者:新井誠氏(中央大学法学部教授・筑波大学名誉教授)




 日本成年後見法学会理事長、日本信託法学会常任理事を務めておられる立場から、高齢社会において成年後見法及び信託法をどのように活かすべきかについて熱く語られた。外部からの聴講も多数あり、社会的な関心の高さを感じさせる講演であった。また、演壇から何度も降りられ聴衆により近づいて語りかける姿は、法科大学院生にこれからの社会を支える法曹になってほしいという熱い思いに溢れていた。高齢社会を支えていく法曹はまだ足りず、その法曹の卵たちに、「現在の法制度の状況に不足しているものは何か、これを解決するためにどうすればよいか」を鋭く、ときにユーモア溢れる口調で語っておられた。特に、法定後見の弾力化として導入された補助制度があまり活用されず、法定後見制度の両輪となるはずの任意後見の利用が芳しくない状況を打開するには、司法・行政・民間のネットワークの構築が不可欠であること、そのためにはドイツの経験が役に立つことを実証的に語られた。ドイツ法に造詣の深い先生の真骨頂を発揮した講演であった。

(青野博之)


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2011.11.05. 無料法律相談会を開催しました。


「無料法律相談会の開催」

- 第一東京弁護士会・駒澤大学法科大学院共催 -


 11月5日(土)午後、駒澤大学法科大学院内で毎年この時期に行なわれる地域住民を対象にした無料法律相談会を行いました。

 この催しは、ロースクールにおける臨床教育の一環として実務家教員が相談を受けている側で、1名~2名の学生がそのやりとりを傍聴し、相談終了後は教員と学生が相談内容等について議論をし、生の事例における法律適用のあり方などを学ぶという目的を持っています。

 私の担当した事案は、地元世田谷らしい相続、遺言、養子縁組の3件でした。最後の事案は相談者の見ている前で、学生と条文(民法795、同810)をみながら議論をし、結果的には適切な回答ができ、相談者も大変喜んで帰っていったことが印象的でした。

 このような経験を通じ、駒澤大学法科大学院が目指す「人に寄り添う法曹」がどういうものか、学生も少しずつ実感できていくのだと思っています。

(比佐守男)


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2011.10.27. ランチミーティングを開催しました。


「道を切り拓く」

講演者:島 昭宏弁護士(萩原健二法律事務所)




 本学修了生の島昭宏弁護士(新63期・東京弁護士会所属)をお迎えして、10月27日(木)正午より、402教室でランチミーティングを開催しました。島弁護士は、環境事件を多く扱っておられ、シロクマ公害調停などにも関わっていらっしゃいます。今回の東北大震災に際しては、支援活動として被災者の法律相談も受けていらっしゃいます。その他、島弁護士は従来の弁護士像にとらわれない様々な活動をされており、ご自身のブログも大変人気があります。

 本ランチミーティングでは、島弁護士に「道を切り拓く」というテーマでお話いただきました。現在様々な分野でご活躍中の島弁護士がどのように考えどのように学修し、司法試験に合格して現在に至るのかについてのご経験を踏まえたお話を伺い、聴衆である学生は、法曹として活躍するまで、そしてその後の法曹としての活動についての具体的なイメージを持つことができ、また、おおいに刺激になったと思います。

(若林亜理砂)


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2011.10.05. 前期エクスターンシップ報告会を開催しました。


「前期エクスターンシップ報告会」

講演者:前期エクスターンシップ履修者6名



 10月5日(水)午後5時から、前期エクスターンシップ報告会を開催しました。

 前期エクスターンシップで研修を終えた6名の学生から各5分程度の報告をしてもらい、研修内容や研修の意義、感想などを語ってもらいました。報告の中では、研修先の事務所で、学生のために様々な準備や配慮をしていただき、多くの貴重な経験をさせていただいた充実した研修であったことが、具体的な体験を通して語られました。

 本報告会には、1年生および後期エクスターンシップで研修を行う予定の2年生、計9名が参加し、報告後の質疑では、エクスターンシップに向けての必要な準備や心構えなどについて、熱心な意見交換が行われました。臨床科目としてのエクスターンシップの重要性について理解してもらえたのではないでしょうか。

 後期の報告会においてはさらに多くの学生が参加されることを期待します。

(松本英俊)


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2011.09.28. 平成23年司法試験合格者報告会を開催しました。


「平成23年司法試験合格者報告会」

講演者:四戸信太さん、森澤絵美さん




 9月28日(水) 午後5時より、法科大学院棟502教室において、四戸信太氏(平成20年度本学修了)、森澤絵美氏(平成21年度本学修了)を招聘して、司法試験合格者報告会を開催いたしました。聴講者は、在学生30余名、修了生2名、来年度本学入学予定者2名、教員5名でした。報告者のお二人には、合格に至るまでの学修方法や貴重な体験談をお話して頂いた上、在校生等からの質問にも丁寧なお答えを頂きました。報告会は盛会のうちに午後6時30分に終了しました。

(受川環大)


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2011.07.28. ランチミーティングを開催しました。


「新司法試験を受験して感じたこと」

講演者:齋藤毅さん(本学修了生) ほか修了生3名



 7月28日、齋藤毅さんほか3名の修了生を講師にお迎えし、ランチミーティングを開催しました。カジュアルな雰囲気の中で、講師の4名の修了生には新司法試験を受験して感じたことを率直に語っていただきました。新司法試験は、学生たちが目指す法曹になるために必ず通らなければならない通過点であり、真剣にメモを取り積極的に質問をする学生たちの姿が印象的でした。在学生にとっては、このランチミーティングでのやり取りを通して、頭では理解しているはずの新司法試験の厳しさについて、より現実的・具体的に知ることができ、それを今後の学修計画に反映できるようになったのではないでしょうか。

(若林亜理砂)


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2011.06.21. ランチミーティングを開催しました。


「労働審判法の立法作業」

講演者:齊藤友嘉弁護士(齊藤法律事務所)




 2010年度まで本法科大学院特任教授を務められた齊藤友嘉先生をお招きし、「労働審判法の立案作業」についてご講演いただきました。齊藤先生が日弁連推薦で司法制度改革推進本部事務局労働検討委員会の中心メンバーのお一人(参事官・課長級)としてかかわった労働審判法制定過程を、理論と経験を交えて熱く語っていただきました。一口に閣法(内閣提出法案)といっても、その制定過程は多くの専門的な stakeholder との係わり合いや交渉があって成立しているのだということが、大変よく理解できました。学生も大いに満足していた様子です。

(日笠完治)


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2011.06.02. ランチミーティングを開催しました。


「弁護士にとってのプレゼンテーション」

講演者:稲毛正弘弁護士(新前橋法律事務所)




 本学修了生の稲毛正弘弁護士(群馬弁護士会)をお迎えして、「弁護士にとってのプレゼンテーション」というテーマでランチセミナーを開催しました。

 「プレゼンテーション」といっても、多数に向けてコミュニケーションをとるという場面だけではなく、少数の相手を対象にコミュニケーションをとる場面も含めた広い意味でのプレゼンテーションについてお話しいただきました。弁護士にとってのプレゼンテーションの重要性や、依頼人や相手方、裁判所とのコミュニケーションにおいては、なかなか自分が意図したようには伝わらないことも多く工夫が必要であることなど、ご自身の経験を交えながらお話は、大変興味深いものでした。

(若林亜理砂)


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2011.05.25. 法科大学院学術講演会を開催しました。


「罪数論と競合論の意義」

講演者:只木誠氏(中央大学法科大学院教授・法学部教授)



 罪数論・競合論について略述された後、研究者にとってアポリアとなっているテーマを研究者の視点からご講演された。すなわち、

  • 罪数論の形態の課題として、いわゆる混合的包括一罪の捉え方、かすがい理論を認めることによる問題性
  • 観念的競合論の課題として、罪数と共犯成立の射程の関係
  • 罪数論の体系的地位の課題として、罪数論と錯誤論・故意概念およびその認定の関係
  • 罪数論と量刑論の課題として、47条の捉え方、故意の個数の問題
  • 罪数論と手続法の課題として、「一罪」の捉え方、一部起訴や訴因変更の可否をめぐる実体法と手続法の交錯

などについて、わかりやすくご講演いただいた。

 参加者多数で盛況であったが、講演後も学生が質問のために並ぶなど、「研究者」の悩みに学生の関心を呼び有意義な講演会となった。

(對馬直紀)


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2011.05.21. 日本司法支援センター東京地方事務所(法テラス東京)・第一東京弁護士会公設事務所渋谷シビック法律事務所・駒澤大学法科大学院共催の無料法律相談を開催しました。


「リーガル・クリニック無料法律相談会」



[ 担当弁護士との事前打ち合わせ ]
[ 無料法律相談 ]

 毎年5月に法テラス、渋谷シビック法律事務所、駒澤大学法科大学院の共催により「リーガル・クリニック無料法律相談会が実施されており、今年も5月21日(土)に渋谷シビック内で行なわれました。この相談会の主眼は、学生がナマの紛争事案にふれることにより、ロースクールで学んでいる法律が具体的案件においてどのような働き、あるいは適用されていくのかを身をもって体験することにあります。

 今年も、学生16名、弁護士10名に対し、相談者が約40名近く集まりなかなか盛況でした。相談事例もバラエティに富んでおり、後で学生から印象を聞いたところ、皆さん大変勉強になったという感想を述べておりました。

 私の担当した案件は、一つは家主が上階の配管工事を施工した際、工事ミスがあり賃借物件が水漏れで損害を被ったというものでした。家主は移転先を斡旋し、引越実費は負担するもののそれ以上の賠償請求には応じないというものでした(濡れた物については保険対応)。相談後は学生たちと損害の範囲について議論し、私も大変勉強になりました。

 もう一件は、DVを理由に弁護士に依頼して離婚訴訟を提起したが、結果的には弁護士の説得により和解で婚姻関係は継続することになったという案件でした。これなどは、他の弁護士の受任案件に対し、いわゆるセカンドオピニオンとして相談担当弁護士がどの程度の対応をすべきかという、私が現在ロースクールで担当している「法曹倫理」の問題とも絡み、興味深い素材となる案件でした。

 以上のように、この相談会は学生にとっても、弁護士にとっても、極めて有益なものであることを御報告致します。

(渋谷シビック法律事務所所長・弁護士:比佐守男)


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2011.04.07. ランチミーティングを開催しました。


「法律の勉強方法と基本書・判例の読み方」

講演者:秋定和宏弁護士(葭葉・秋定法律事務所)




 本学の非常勤講師でもいらっしゃる秋定和宏弁護士(東京第一弁護士会)に、「法律の勉強方法と基本書・判例の読み方」と題してお話しいただきました。新学期が始まって間もない時期ということもあり、基本的に新入生を念頭においてお話いただきましたが、新入生だけでなく上級生も多数集まり、熱心に質疑応答も行われました。

(若林亜理砂)


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2009.12.19. 法科大学院・司法研究所共催の特別講演会を開催しました。


「選挙権裁判の軌跡と展望」

講演者:野中俊彦氏(金沢大学名誉教授・法政大学名誉教授)



 憲法学の碩学である野中俊彦先生のご講演「選挙権裁判の軌跡と展望」は、先生の憲法学者としての40年余にわたる研究の道程を縦軸に、現代に至るまでの選挙権訴訟に関する重要判例の分析を横軸に据えた広いパースペクティブを、聴衆者の前に展開するものであり、大変に興味深く有意義であった。

 ドイツの違憲警告判決の手法や立法の不作為に関する国家賠償請求の可否についてご見解を開陳され、また、投票価値の平等に関わり参議院議員の選挙制度、定住外国人の地方参政権に関する質問を機に世界の選挙権事情にも言及して頂き、聴衆者は専門的で格調あるお話しに知的満足を感じる事ができたと思う。聴衆者と共に先生に感謝すると同時に、ますますのご健勝をお祈りする次第である。

(日笠完治)


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