|
国語(グローバル・メディア・スタディーズ学部除く)
国語(GMS学部を除く)の入試問題は、「国語総合」の範囲を標準として出題されています。問題は原則として漢字、現代文、古文の3題で、試験時間は60分です。(漢文は出題しません。)
漢字は毎年必ず出題しています。書き取りの場合は、字画をくずさずに丁寧に書かなければなりません。字の上手下手は問題ではなく、はっきりとわかりやすく書くことが重要です。出題は、常用漢字の範囲に限っています。
現代文では明治時代から現代にいたるまで、評論を中心に小説・随筆などさまざまな分野から出題されています。
評論はもっとも出題されることが多く、文芸評論に限らず、文化論、文明論など幅広い範囲から題材が採られています。論の筋道や論理の展開を精密にたどることによって、筆者が何を根拠として何を主張しようとしているのかというポイントを的確に押さえる必要があります。先入観を持たずに、虚心に問題文に向かうことが大切です。随筆では筆者の個性の表れ方に注意しましょう。感性と知性のありようの反映としての文章表現を味読しながら、筆者の感想や考え方の要点・特色を正しく理解することが重要です。
小説の場合は、問題文の限られた範囲に登場する人物の会話(せりふ)だけでなく、仕草や動作、あるいは情景描写のひとつひとつに目を配り、それらのすべてを通して心理や人物像に迫っていくことが大切です。直接的な心理描写、感情表現の箇所だけに偏った読み方は、作品の深層を見落とす危険があります。作品の細部と全体の両方を見通す鑑賞眼を身につけるよう、日常から心がけておきたいものです。
古文は、上代から近世までの物語・説話・日記・随筆・和歌・俳諧など多様な分野にわたって出題されています。基本的な学力がついているか否かを見るため、古文読解に必要な基礎的な語句についての解釈問題がこれまで必ず出題されています。古語には、現代語と語形は同じでも、現代語とは異なっている意味、現代語では失われてしまった意味を持つことが多々あります。そういった言葉に注意する習慣をつけておきましょう。文法でも現代文とは異なったところがあります。とにかく、古語辞典とふだんから仲良くなって、力を養うことが大切です。
また、部分的な解釈が記述問題として出題されることもしばしばあります。的確に文脈をたどり、正しく解釈するためには、前後の文脈を把握しなければなりません。古文では主語が省略されていることがよくあります。誰の行動なのか、誰の言葉なのかをよく考え、人間関係やその場の状況を見定めることが必要ですし、当然のこととして文法の知識、ことに、助詞・助動詞の正確な知識と応用が必要になってきます。敬語をどのように現代語で表現すればよいかにも注意しておきましょう。
現代文・古文ともに、問題文の背景となる時代の歴史や社会、風俗についての知識があれば、格段に理解が違ってきます。文学史の参考書を活用して、文学や歴史の流れ、作者や作品についての理解を深めておいてください。問題文に即した文学史の知識を確かめる問題が出題されることもあります。
国語(グローバル・メディア・スタディーズ学部)
国語の入試問題は、現代文2問からなり試験時間は60分です(古文と漢文は出題しません)。
出題を通して漢字や熟語などの基本的な国語力に加えて、メディアや情報さらにグローバル社会の様々な事象について「客観的に把握する能力」や「論理的思考力」を問います。
問題は小説や随筆などの文学的文章ではなく、ここ数年に発表された簡明な論説/評論などの論理的文章の読解です。
テーマは、メディアや情報に関連することや政治・経済・社会・文化の分野で起きている事柄から幅広く選ばれます。
対策としては、日ごろから社会の出来事に興味を持ち、新聞・雑誌などを通じて、これらの持つ意味を理解するよう心がけましょう。読書を通して、メディアや情報に関する議論や話題となっている様々なグローバルな問題に対する理解を深めておくのも良いでしょう。その際、図や表にも注意を払うのを忘れないようにしましょう。
|