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    政治・経済
     

    ■ 科目の基本的性格

     現代の社会の基本枠組とその様々な現象を、政治と経済という二つの側面 から理解する科目です。
     現代の社会は、日々激しい勢いで変化しています。ただ、変化の原因に共通性が認められることもあり、一見予測もつかないような動きの根底には、いくつかの方向性が存在することや原則が働いていることがあります。この原則を現実の複雑な現象とのかかわりにおいて理解し、現代の社会を、いわば解読できるようになることが、政治・経済という科目の目標なのです。

    ■ 学習の方法Ⅰ

     こうした性格を持つ科目で大学を受験しようとする場合、まず重要なことは、いろいろな原則や理論を適切確実に理解することです。教科書には、高等学校の段階で身につける必要がある事項が記されています。その数は必ずしも多くはありません。特に注意しなければならないことは、それらの事項をただむやみに暗記しても役には立たないということです。どのような現象を理解し説明するためにどの語が用いられているのか、用語の意味を的確に把握していることが大切です。この点の注意が足りないと、一見きわめて類似していながら、十分な理由があって使い分けられている用語の理解ができなくなりますから、気をつけてください。

    ■ 学習の方法Ⅱ

     教科書に記されている事柄は、現代社会の様々な現象を読み解くための基本事項です。それらを十分理解できているかどうか確かめるためには、受験参考書や問題集も有効でしょうが、より身近で有益な学習素材である日々のニュース、とりわけ新聞が役立ちます(知識を生きた形で身につけることが、この科目の目的なのですから)。また試験問題には時事問題が含まれていることがあります。日本や世界において近年にニュースとして大きく報じられた問題は、仮に教科書に出ていないものであっても知っておく必要があります。ニュースをただ受け身で読みながすのではなく、そこで報じられる現象がなぜ生じるのか、教科書に出ているどの事項とかかわるものか、その現象の奥には、政治や経済のどのような原則が作用しているのかを過去の類似の現象と比較しながら考えてみることが大切です。

    ■ 受験の際の注意

     政治経済に限ったことではありませんが、事項や用語の理解が中途半端な例が多く見られます。事項や用語を十分適切に理解できているかどうかを筆記試験で見分ける際には、表記(漢字・かな・略語など)が適切であることも重要なポイントとなります。読みや書きが不適切であれば、実際には理解しているにもかかわらず、解答上は誤りであるという致命的な結果に終わってしまいます。基本的事項を的確に理解し、それを正確に表現することができるよう、用語の意味とならんで、その読み方と書き方に注意を払ってください。

    ■ 出題の基本方針

     試験問題の数は、政治分野と経済分野から2題ずつ、計4題です。ただし両分野が混在している問題もあります。解答の様式には、マークセンス方式と記述式があります。記述式では正確な語句の記述が要求されますから、教科書や新聞記事などからキーワードをきちんと見わけて、しっかりと頭に入れるよう心がけましょう。



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