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駒澤大学司法研究所は、平成20年4月に創設されました。本司法研究所の設立目的は、「理論と実務との実践的な架橋教育」を行い「人に寄り添い、社会と繋がる駒澤法曹の育成」という本学法科大学院の教育目標、および、「仏教の教義並びに曹洞宗立宗の精神」という本学の建学理念に支えられた「慈悲の心をもつ優秀な法曹の養成ないしその法曹の活動支援」をすることであります。
日本社会のみならず国際社会は、優秀な法曹を必要としています。知識ないし法技術的に優秀なだけではなく、人間の何たるかを知り、深い人間理解に基づいた心ある法曹は、日本の将来を支えリードしていくと思います。国際社会とのつながりも、個人の人間としての尊厳を確保すること、そのための自由や権利を保障すること、そしてその延長線上に世界平和を構築することであれば、全世界の理解と賛同を獲得するでしょう。日本は、そのためのリーダーとしての哲学と活動を求められています。
このことを十分に意識し、本司法研究所は、優秀で品位ある法曹を育て、その活動を支援していくことにしたいと思います。「司法」を研究ないし活動の中心領域とし、法学研究者、法科大学院修了者、法曹を一体として組織統合し、個人や社会に積極的に繋がっていきたいと思います。駒澤大学法科大学院教員14人、本学法科大学院修了生約190人、そして出身法曹36人は、私たちの同志を求めています。心ある人がより多く参集してくださることを祈っています。
本司法研究所は、平成24年5月に駒澤大学深沢キャンパスから駒沢大学駅近くの駒澤大学法科大学院棟に移転します。それに伴い、固定席(キャレル)を使用できる研修員の数が増え、学習環境も法科大学院生とほぼ同等なものとなります。これにより、研修員・受講者も充実した勉強を行うことができます。また、在学生も先輩の勉強ぶりを見て刺激されています。かくして、皆さんが立派な法曹となり、社会的に活躍してくださればと祈っています。
私たちは、無限の可能性を秘めています。あらゆることに挑戦するために、綿密な計画を立て、堂々と実践し、そのたびに謙虚な反省を行い、更なる活動を継続していきたいと思います。そして、この継続的な努力は、きっと本司法研究所の設立目的を達成することになると信じています。 |