駒澤大学文学部国文学科 / 国文学 日本文学 日本語学 児童文学

教員の紹介

教員の紹介 / 駒澤大学文学部国文学科文学部国文学科の教員を紹介します。

国文学科には、国文学・国語学のすべての領域をカバーする10名の専任教員が所属しています。
伝統である実証的で堅実な研究方法に、常に先端的な視点を取り入れる学風は、当学科の特長であり、それぞれの専門学会で活躍しています。
上代文学 
中嶋 真也
(なかじま しんや)
教員の紹介 / 駒澤大学文学部国文学科上代文学研究は日本文学の発生から考えてゆかねばならない。『古事記』『日本書紀』に見られる呪術の世界の呪文が、やがて「うた」になるだろう。そのうたう「うた」を歌謡という。
歌謡は『古事記』『日本書紀』『風土記』などの物語の中に入って、その物語を彩り、栄やす。「うた」なくして古代の説話はない。
やがて「うた」は書記され、よむ文芸になってゆく。それが『万葉集』の歌々である。
この「うた」の歴史を明らかにしてゆきたい。
個々の研究はすべてその過程の一つである。
>>「研究業績紹介」
中古文学 
松井 健児
(まつい けんじ)
教員の紹介 / 駒澤大学文学部国文学科『源氏物語』を中心に、平安時代の物語文学の研究を行っている。現在は「平安物語における風景和文の形成」をおもなテーマとして、和文表現における物語空間の成立を、文章形成史の側面から追究している。
自然叙述、物語空間、和歌的言語などの含み持つ、歴史的心性や様式性を解明することによって、平安文学における代替世界を新たに発見することが課題である。
方法論をともなった「読み」をめざしたい。
>>「研究業績紹介」
中古文学
湯淺 幸代
(ゆあさ ゆきよ)
教員の紹介 / 駒澤大学文学部国文学科『うつほ物語』や『源氏物語』など、平安時代の物語に描かれる王権構造の特質、その表現を中心に研究している。
特に、物語中に描かれる儀式や行事、政治のあり方を、最新の歴史学における王権研究、摂関政治史研究の成果と比較検討することで、物語における意味解明につとめている。
また、平安中期から後期にかけては、社会状況や主題の変化に伴う王権の描かれ方の変化に関心がある。さらに、王権と神仏の関係についても興味を注いでいる分野である。
日記については、『紫式部日記』の他、『篁物語』(篁日記)など、物語との関連性や虚構の問題を考察していく。
>>「研究業績紹介」
中世文学 
櫻井 陽子
(さくらい ようこ)
中世文学の中で軍記物語を研究対象としている。
軍記といっても、 特に興味を持っている平家物語には凄惨な場面はほとんどない。過酷な運命を受け入れなくてはならない人々の呻き、死に向って精一杯生きる姿に触れられる作品である。
平家物語の、一族の滅亡という悲劇的な歴史的事実と,人々の生と死の苦悩がどのようにからみあい、文学化され、物語化されているのかを知りたいという、素朴な欲求が研究の始発であった。
後に作品自体が変貌し続けてきたことを知り、現在では、平家物語の変容の実態、変容させ続けた中世の人々の関心の在りかを明らかにしたいと思っている。
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中世文学
田中 徳定
(たなか のりさだ)
院政期から鎌倉期初期に成立した説話集を研究対象としている。
現在は、仏教説話にあらわれた信仰のありようが研究課題である。
仏教説話を読解するためには、その前提として、教義や実際の信仰のありようを理解することが不可欠である。
特に、仏教説話を語り伝えた人々の信仰的背景とはどのようなものであったかを理解する必要があろう。
そこで、平安時代から院政期にかけて、現実に人々の間において理解され、信仰されていた仏教とはどのようなものであったのかを考えるため、文学作品にあらわれた仏教関連記事からそのありようを探っている。
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近世文学
近衞 典子
(このえ のりこ)
上田秋成を中心に、近世中・後期の小説を研究している。
秋成といえば、まず取り上げられるのは『雨月物語』と『春雨物語』であるが、他にも全く色合いの異なる小説や狂歌・俳諧、多くの和歌作品等が残されている。
秋成を育んだ大阪という独特の文化を踏まえ、これらの見過ごされがちな作品をも含めて考察していくことで、秋成の全体像、及び近世後期の豊かな文芸のあり様を明らかにしていきたいと思っている。
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近代文学 
高田 知波
(たかだ ちなみ)
教員の紹介 / 駒澤大学文学部国文学科明治前半、とくに明治20年代の小説が主要な対象であり、重点的にとりあげてきた作家は、二葉亭四迷、広津柳浪、樋口一葉等である。
実証の積み重ねによって時代のコンテクストを照射していく作業と、作品自体の表現と構造を読み解いていく作業とを統一できる研究方法を探り続けていきたいと考えている。
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近代文学 
勝原 晴希
(かつはら はるき)
教員の紹介 / 駒澤大学文学部国文学科萩原朔太郎の研究から出発し、朔太郎と北原白秋との関係を考えることを通じて、近代詩の成り立ちそのものから見直す必要を痛感した。
そのために最近は、江戸時代との(韻文における)連続と不連続を見極めようと試みている。
近代文学における韻文領域の研究は、散文領域に比して立ち後れているように思われる。
その原因の一つに、特定の詩人に囚われて広範な視点を持ちえないことがあるのではないか。
常に文学史(文化史)的な視点を見失わないように、研究を進めていきたいと思っている。
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近代文学 
岡田 豊
(おかだ ゆたか)
作家論的なアプローチよりも、近現代小説の表現の特質や可能性について関心をもっている。
したがって、小説表現の置かれている同時代的な〈場〉を検証することで、固定的イメージに縛られない〈読み〉の実践を、ここしばらく続けている。
鉄道などの交通手段の発達、労働環境・住まいの変遷といった暮らしの実態、医療制度など、文学とは無縁と思われる領域と文学との交流を確かめながら、小説表現のもつ力、作中人物の造型、描写方法の仕組み等を考察している。
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国語学
土井 光祐
(どい こうゆう)
教員の紹介 / 駒澤大学文学部国文学科古代、中世を中心とする日本語の歴史的研究が主な研究領域である。諸処の古典籍の原本調査に基づく文献学的方法を厳密に適用して資料的性格を吟味し、背景にある成立事情、伴う言語意識と実際の言語との関係等の側面から分析を進めている。
また、種々の情報をコンピュータを利用してデータベース化することによって、特定資料の言語比較や資料の総体的な特質の解明を目指しており、今後もデータの蓄積を継続していく予定である。
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