商学科
「ITプロフェッショナルクラス」のご紹介

ITプロイメージ

2009年度より専門学校や国内・外のIT企業のサポートのもと、ITコンサルタントに代表されるITプロフェッショナルをめざす学生を強力にサポートする特別な演習「ITプロフェッショナルクラス」を開講します。

ITプロフェッショナルクラスについては、こちらのページもご覧ください。
http://www.komazawa-u.ac.jp/~nakasumi/itpc

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サラリーマンはエリートホワイトカラーを指す言葉であり、高待遇そして高い社会的地位を持つ職でした。しかし大学の大衆化、そして産業構造の変化などにより、サラリーマンという職も大衆化してしまいました。それでもバブル崩壊以前は、終身雇用や他の職に比べた安定的な賃金からメリットのある職でした。いま、サラリーマンの価値は薄れ、プロフェッショナルの価値が高くなってきています。サラリーマンの仕事は「時間を売る」「とにかく努力してなんとかやり抜く」というものですが、それで利益を得ることは難しくなっています。「解決策を考え、実践しなければ生き残れない」のです。グローバル化した市場で勝ち抜くための知的競争が激しいので、「問題を解決してくれるなら高い報酬を払っても構わない」という顧客がたくさんおり、プロフェッショナルの価値を高めているのです。

ビル・ゲイツという人を知っていますか? 彼はアメリカMicrosoft 社の創業者であり、2007年までの13年間Forbes誌の世界長者番付1位だった人です。彼は、BASICというプログラミング言語をマイクロコンピュータに移植したプログラマであると同時に、優れた経営者でもありました。発想と最先端のビジョン、そして行動力を持って世界の Microsoft を作り上げたのです。つまり、技術と経営戦略やマーケティングなどの能力のバランスが取れた「プロフェッショナル」だからこそ成功したのでしょう。彼のレベルまでいかなくても「業務とIT」がわかる人材の需要は世界的に増大しています。たとえば携帯電話を使ったシステムを経営にどう活かすかを多くの企業が考えています。また人件費の安い海外でプログラムを作成するオフショア開発が増加し、海外のプログラマやリーダーと英語や中国語で打ち合わせを行うことが求められています。すなわち基本的なITの知識を持ち、業務知識やプロジェクト管理能力、語学に強くコミュニケーション力にたけたITプロフェッショナルの需要が増大しています。どのくらいの需要があるのかを、2008年8月「CompTIA Breakaway Japan 2008」で行われた基調講演の要旨から読み取ってみましょう。

■IT基盤の整備の1つとして、世界に通用する高度 ICT人材の育成が重要。

■ICT人材の現状は50万人ほど不足。特に、高度ICT人材の不足数は約35万人。

■高度ICT人材 は技術系(プロジェクトマネージャ、上級システム設計・開発など)とマネジメント系(CIO、CTO、システム企画など)に分かれるとし、特にマネジメント系の不足が著しい。

マネジメント系で必要とされる資質の多くは本学商学科において教育されているものです。唯一不足しているものがITに関する資質養成です。ITに関する理解がないと、問題解決案をコンピュータシステムとして表現することが出来ません。こうした部分を補うために専門学校のサポートによる資格取得とインターンシップを組み込んだ画期的な演習がITプロフェッショナルクラスです。

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ここでは、ITプロフェッショナルを業務知識に基礎を置くアプリケーションスペシャリスト及び経営戦略の分析やシステムのグランドデザインなどを中心としたITコンサルタントと定義しましょう。その仕事は、顧客に改善策を提案するシステムコンサルティングのプロフェッショナルとして、システム導入の上流から下流に至る各プロセス(業務設計/システム設計/開発/テスト)の実務や全体の舵取り役などを担うことです。実際に行う仕事は以下のようなものが挙げられます。

■IT戦略:企業が推進したい経営戦略をもとに、ITを切り口とした戦略の定義を行う。

■業務の統合:SAPなどのパッケージを活用して、基幹業務(財務、人事等)を一元管理できるシステム導入を行う。

■マーケティング戦略:企業と顧客が長期的な関係を築くための手法として、例えば高い顧客満足度等につながるシステム導入などを行う。

ITプロフェッショナルの醍醐味は、仕事を「創る」ことができることだと思います。仕事を通じて、付加価値をどう生み出していくのかという部分を追求していくことには、大変やりがいがあると思います。お客様に対して価値ある提案をするためには、お客様よりも深い知識が必要です。したがって普段から知識を学び続けることが重要になります。お客様への提案説明(プレゼンテーション)の前には、資料作成などで非常に忙しくなることが多く、時間も拘束されます。しかし、無事に仕事を終えれば大きな達成感が味わえます。

現状、IT分野で活躍する女性は限定的ですが、公認会計士・税理士といった専門職と同様、ITプロフェッショナルは女性に向いている仕事です。例えば出産した場合でも大手IT企業では育児休暇や勤務時間短縮といった制度を設けていますし、会社によっては在宅勤務を行えることもあります。現在、ITプロフェッショナルとして活躍する女性の数はあまり多くありませんが、少子化による就業人口の減少及び高度なIT業務を担える人材の絶対数が少ないことから、女性を活用することは会社にとって重要な問題です。そこで、まだ十分とは言い難いですが、女性が退職しないようIT企業は様々な制度を創設し女性をサポートしようとしています。
また、様々な経験を積むことで、独立・起業することもできるため、出産・子育てを機に独立して仕事をする女性も多くいます。
バリバリ一生仕事をしたい女性にとって、ITプロフェッショナルは一般的なOLの年収より多くの報酬を得る可能性が高いでしょう。さらに、筋力に頼らない知的な職であるITプロフェッショナルでは男女の差別も基本的にありません。ただし、男女差別がないということは、男性と同様の勤務となる、例えば深夜まで働くことがあるということであり、その点は覚悟しなければなりません。

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図1は、当クラスの教育目標と教育内容との関連、及び年次ごとの学習計画の概要をまとめたものです。受講生は会計・金融を中心に、各人の興味に応じて流通・経営等の理論を研究し、業務知識を体系的に獲得します。これらの知識をITの知識と関連させて理解し、資格を取得する専門学校とのコラボレーション、企業での仕事を体験することで知識と実際との関連を頭と体で体得する企業とのコラボレーションにより、理論的かつ実践的に活躍できる創造的人材を養成します。

ITpro

「ITプロフェッショナルクラス」に入るには、以下の条件があります。

また、以下の資格のうち1つ以上を取得済みであることが望ましいです。

  1. 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の情報処理技術者試験(経済産業省情報処理技術者試験)のITパスポート試験(初級システムアドミニストレータ試験)または基本情報技術者試験
  2. 全商の情報処理検定試験1級(ビジネス情報部門)
  3. 全商の情報処理検定試験1級(プログラミング部門)

<専門学校でITを学ぶ!>

選考を経て「ITプロフェッショナルクラス」を履修する学生は、専門学校にも通学し、授業を受け、応用情報技術者試験合格をめざします。 専門学校で受けた授業については大学での課題提出と合わせて評価し、大学の単位として最大18単位まで認定を受けることができ、 卒業に必要な単位として算入されます。

<大学での少人数クラスによる指導!>

大学では少人数クラスのもと、コンサルティングに必要な理論の体得、事例研究及び提案書作成、 英語マニュアル読解、SAP など業界標準となっているソフトウエアによる実習及び資格取得等を行います。 2年〜4年で12単位、4年の卒業制作を含めると16単位取得できます。

<国内・海外の企業でのインターンシップ!>

英語や中国語を操りグローバルなプロジェクトを遂行できる人材を養成するため、日本およびアジアの 企業と共同してインターンシップを行います。日本でシステム設計を行い、海外でプログラミングするなど 先進的な開発業務を体験することなどにより最先端のITの仕事を理解できます。インターンシップも大学 の単位として最大8単位まで認定を受けることができ、卒業に必要な単位として算入されます。

<各人の適性を考慮したキャリア支援!>

ITプロフェッショナルは、資格をとればなれるような職種ではありません。 一般的にはIT企業やコンサルティングファームといった会社で様々な経験を積む必要があります。 当クラスでは各人の適性に合わせたキャリアプランニングを行い、ITプロフェッショナルとしてのキャリアを積めるように配慮していきます。 大学卒業後もキャリア相談などに応じる予定です。

ITプロフェッショナルクラスの特徴を一言でまとめると、図2に示すように学外での活動を効果的に取り入れ、 社会での実践力養成を重視したゼミになっているということです。これまで大学は産業界のニーズに無頓着であり、 社会の実情とかけ離れた理論ばかり教育しているので、卒業生が社会で使い物にならないという批判を受けてきました。 これに対する答えとして理論教育という軸は動かさないが、社会のニーズを取り入れ、実践力とのバランスを図った新しいゼミとして ITプロフェッショナルクラスを開設します。

違い

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商・経済学科の2(または3)年次から履修できます。 「ITプロフェッショナルクラス」は、商学科及び経済学科に所属する2年次生から履修できます(現代応用経済学科の学生は履修できません)。ただしITパスポート(初級シスアド)等を取得している学生は3年次から履修できます(注)。受講希望者が多数いる場合は商学科の学生を優先して履修許可します。履修者には既取得資格により各年次に取得する資格を指示します。下表に標準的な履修モデルを示します。

  初級シスアド、全商の情報処理検定試験1級(ビジネス情報部門、プログラミング部門)等 取得 既取得資格なし
2年次 基本情報技術者 ITパスポート
3年次 応用情報技術者 基本情報技術者
4年次 卒業制作 応用情報技術者
卒業制作

履修には別途費用がかかります。

履修には専門学校等の学費、インターンシップに関わる費用などが別途かかります。 (新人の英知奨学金や百周年記念、駒澤会、教育後援会等の奨学金制度に応募し、受給が認められると、経済的負担を軽減することができます。詳しくは下記URLを参照ください。)
http://www.komazawa-u.ac.jp/cms/gakunaishougakukin/

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