商学科
「会計プロフェッショナルクラス」のご紹介

2008年度より、商学科では公認会計士と税理士の資格取得を目指す学生を強力にサポートする「会計プロフェッショナルクラス」を開講しています。 「会計プロフェッショナルクラス」の受講生は大学で専門教員の研究指導を受けるだけでなく、「大原学園」の会計専門研修を受けることになります。 ここでは、公認会計士などの専門職について、および当クラスの概要を説明します。
皆さんは今どのような職業に就きたいと考えていますか?
− 選択肢の一つとして「公認会計士」「税理士」を考えてみませんか?
- 公認会計士・税理士とはどのような職業なのか
公認会計士とはどのような職業なのかご存知ですか? 公認会計士が何をやっているのか、世間にあまり認知されているとはいえません。 しかし、公認 会計士の活躍するフィールドは急速に広がり、公認会計士に関連する記事が新聞紙面を賑わせています。 公認会計士の主な業務には、(1)監査業務、(2)税務業務、(3)コンサルティング業務の3つがあり、特に(1)監査業務は公認会計士だけに認められて いる業務です。これら公認会計士の果たす役割は、21世紀における日本の経済発展のためばかりでなく、企業活動のグローバル化に伴い、国際的なレベルにま で及んでいます。特に、企業は株主(株価)を意識した経営を思索しています。これに伴って、会計情報の信頼性を確保するための会計監査や会計情報の作成に 関する指導・助言を主な業務とする公認会計士の社会的役割もまた重要性を増してきています。いわば、経済社会のドクターとしての公認会計士は、現代の魅力 ある職業といえましょう。税理士は、「税務の専門家」「納税者の相談相手」として知られており、(1)税務書類の作成、(2)税務代理、(3)税務相談は 税理士だけに認められる業務です。公認会計士とともに魅力的な資格のひとつです。これらの業務には責任と仕事に対する誇りが必要とされます。
- 公認会計士・税理士などの専門職の特徴
監査法人や大企業の経理部門、銀行・証券会社などで活躍する場合は、会社の就業規則に若干拘束されることがありますが、転属・転勤・定年退職等の組織の都合に振りまわされることなく、自由に自分のキャリアを構築できることが、専門職という仕事の特徴です。 また、企業のグローバル化、国際会計基準の制定などに伴い国際的に活躍する公認会計士も増加すると思われます。仕事の幅という点でも面白いといえるでしょう。
- 女性に向いている仕事?
公認会計士・税理士といった専門職は女性に向いている仕事だといわれます。 例えば結婚をした場合でも非常勤として繁忙期だけ手伝ったり、自分の時間を確保した形で非常勤のパートタイム監査の仕事をすることができるからです。専業 主婦のアルバイトとして考えると相当高額な報酬を得られるバイトとなります。子育ての間だけ休職して復帰ということも通常の会社勤務に比べれば容易です。 一方、バリバリ一生仕事をしたい女性であれば、一般的な女性の年収よりは多くの報酬を得る可能性が高いでしょう。さらに、男女の差別もほとんどありませ ん。ただし、男女差別がないということは、男性と同様の勤務となる、例えば深夜まで働くことがあるということであり、その点は覚悟しなければなりません。 このように女性に向いている仕事とはいえますが、以上のようなキャリアを手にするには、結婚する前に専門家として一人前と認められるレベルに達していなけ ればなりません。通常5年程度は、がむしゃらに働いて「実務を身につける」ことが必要です。
- 公認会計士・税理士試験の概要
公認会計士になるには、まず短答式試験と論文式試験に合格することが必要です。 ・短答式試験(財務会計論・管理会計論・監査論・企業法) ・論文式試験(会計学・監査論・企業法・租税法・選択科目) 試験に合格した後、2年間の業務補助及び実務従事が必要です。 税理士試験には、他の国家試験にはあまり見られない2つの特色があります。 (1)科目選択制度 税理士試験の試験科目は、全部で11科目あり、その中から自分で5科目を選択できます。一部必須科目もありますが、かなり選択の幅がありますので、科目の ボリューム、難易度などを考えて選べます。 (2)科目別合格制度 必ずしも一度に5科目全てに合格する必要はなく、1科目ずつ合格することができます。また、一度合格した科目は一生有効ですから、受験計画を立て、働きな がら資格を取ることが十分可能です。 また、本学大学院商学研究科において、一定の条件を満たし修了した者は、試験の一部免除を受けられます。 税理士になるには、5科目に合格した後、税理士会に名簿登録する必要があります。税理士名簿の登録は、日本税理士会連合会が行っていますが、登録の申請書 類は、税理士事務所を設けようとする地区の税理士会に提出します。なお、登録時の条件として、実務経験が2年以上必要です。 税理士登録に際し、会計に関する事務などに従事した期間が通算して2年以上あることを必要とします。
- 会計士・税理士を目指す皆さんへの商学科のメッセージ
その社会的責任の高さを反映し、公認会計士試験は合格率が低く、国家試験の中でも司法試験と並んで最難関といわれる試験です。税理士についても同様 です。独学で合格するのは容易ではありません。そこで、商学科では「会計プロフェッショナルクラス」を開設し、志を持った皆さんをサポートすることにしま した。 専門学校の授業と大学のカリキュラムをリンクさせたこのクラスで、実践と理論を組み合わせて学ぶことにより、本気になって頑張れば、あなたも必ず合格でき るはずです。 「夢に向かって努力する大学生活」はあなたの人生を豊かにすることでしょう。
- 会計プロフェッショナルクラスの受講条件
「会計プロフェッショナルクラス」に入るには、以下の条件があります。
- 商学科に所属している
- 選考の時点において以下の資格のいずれかと同等の実力がある
- 日本商工会議所簿記検定試験(日商)2級以上
- 全国商業高等学校協会簿記実務検定試験(全商)1級
- 全国経理教育協会簿記能力検定試験(全経)1級以上
- 公認会計士または税理士になるために頑張って勉強する意思がある
- 大原学園渋谷校に約2年間通学し、大学が指定する会計専門研修を受ける意思がある(ほぼ毎日、夕方からの研修を受けることになります)
- 大原学園での研修のための授業料を納めることができる
- 会計プロフェッショナルクラスの概要
<画期的でユニークなプログラム>
- 大学と専門学校の両方で学ぶ!
選考のうえ「会計プロフェッショナルクラス」を履修する学生は、大学での専門教育を受けるだけでなく、「大原学園」渋谷校でも専門会計研修を受け、公認会計士および税理士に必要な専門的知識と能力を磨きます。
- 少人数クラスによる専門的指導!
受講生は「会計プロフェッショナルクラス(会計士)」と「会計プロフェッショナルクラス(税理士)」の少人数クラスに所属し、専門教員の指導のもとで学びます。
- 「会計研究」で会計を専門的に研究!
「会 計プロフェッショナルクラス」の受講生は専門教員の指導を受け、「会計研究」(会計の専門的研究)を行います。「会計研究」では、専門学校での研修で修得 した会計専門知識をもとに、研究論文・レポート作成の指導を受けます。2年次〜4年次の間に公認会計士クラスでは最大32単位、税理士クラスでは最大24 単位の取得が可能です(この制度は変更される可能性があります)。