レジュメ作成のためのMicrosoft Office Word 2003
(記号の意味)< >はメニューから、[ ]はツールバーのボタンから
◎練習用のサンプルファイルのダウンロード
1.
メニューバーのメニューの二段階表示
·
メニューをすべて表示する → 一番下の( V )をクリックするか、数秒間待つ
2.
1行に重なっているツールバーを、2行に表示する
3.
表示形式を「下書き」にする →<表示> <下書き>
4.
ウィンドウの大きさの調整
·
ウィンドウの右上隅の [最小化][最大化/元に戻す][×]
·
マウスでウィンドウの四隅または四辺をドラッグ
5.
ウィンドウの位置の調整 → タイトルバーをドラッグ
6.
文書を表示する倍率を調整 →[ズーム]ボタン
7.
文書のスクロール → スクロールバー、PageUp / PageDown、ホイール・ボタン
8.
スペースキーで「全角スペース」を書く(行頭の字下げのため)
→ MS-IMEアイコンの「ツール」の「プロパティ」の「全般」タブの「入力設定」で、
「ローマ字入力」を選び、「スペースの入力」を「入力モードに従う」に。
9.
カーソルのジャンプ *ヘルプにない。*NumLockキーを解除しておく
Endキー |
行末へ |
Ctrl+Endキー |
文末へ |
Homeキー |
行頭へ |
Ctrl+Homeキー |
文頭へ |
10.
[編集記号の表示/非表示]ボタン
·
改行記号 *[Enter]キーを押すと行末に出る。
Ø 改行記号の削除の仕方
²
Deleteキー:右横の改行記号を消す
²
Backspaceキー:左横または上の行末 の改行記号を消す。行頭で使うと便利
·
タブ記号 *Tabキーを押すと出る(薄い”→”)
·
スペース *全角スペースは“□”、半角スペースは“・”
·
改ページ記号
Ø
不要な記号は削除する
11.
失敗したときに元に戻す →<編集> <元に戻す>、またはCtrl+Z
12.
ファイルの上書き保存 →[上書き保存]ボタン(外見はFDの図形)
·
編集(修正や加筆)前のファイルを消して、編集中の文書をファイルとして保存する。
·
編集途中にこまめにこのボタンを押す。万が一のフリーズ対策
13.
印刷する前に印刷結果を確認する →[印刷プレビュー]ボタン
· 表示倍率の変更、複数ページの表示、余白マークの確認
14.
余白の調整
→<ファイル> <ページ設定> の「余白」タブの「余白」の上下左右を25mmに
*
[規定値として設定]ボタンを押すと、次の新規文書からこの設定になる。
15.
文字列の選択(基本中の基本)
1.
(Iの形をした)マウスポインタを文字の間に置いてクリックし、
2.
クリックしたままマウスを動かして(上下左右に)、文字列を反転表示させ(ドラッグ)、
1.
クリックを離すと、文字列が選択される(反転表示になる)。
2.
やり直すときは、別の場所をクリック。
3.
ほかの選択方法は、後記
16.
「切り取り」「コピー」「貼り付け」のいろいろな方法
切り取り =カット |
選択された文字列などを切り取って記憶する。画面から消える。 |
コピー |
選択された文字列などをコピーして記憶する。画面にも残る。 |
貼り付け =ペースト |
「切り取り」または「コピー」によって記憶された文字列などを貼り付ける(再現させる)。 |
·
文字列を選択したあとで、次のどれかの操作をする
A)
メニューバーの<編集>の「切り取り」/「コピー」→「貼り付け」
B)
ツールバーの[切り取り]/[コピー]ボタン→[貼り付け]ボタン
C)
〔選択された文字列の上で〕右クリックし、切り取り/コピー→貼り付け〔推奨〕
D)
〔選択された文字列を〕ドラッグ・アンド・ドロップ(Ctrl+ するとコピー)
E)
Ctrl+X,C,V による切り取り、コピー、貼り付け
Ø
<編集>の「Officeクリップボード」で確かめる。
17.
広い範囲を選択
·
始点でマウスをクリックし、Shift+
矢印キー(上下左右)
·
<編集> <すべて選択>
·
行ごとに選択
1)
マウスを文字領域の左端に移動し、マウスの矢印が右上向きになったら、クリックすると、1行を確実に選択。
2)
クリックしたままドラッグすると、複数行を選択。
18.
さまざまな書式の設定 文字列を選択したあとで
·
中央揃え、右揃え、両端揃え(標準) *スペース(□)を多用して揃えるな!
·
文字のフォントとサイズ →[フォント]ボックスと[フォントサイズ]ボックス
·
下線
· 箇条書き *箇条書き記号を変えるには、選択した範囲の上で右クリックし「箇条書きと段落番号」を選ぶ
·
段落番号 *行を移動しても番号は自動で整列
·
ページ番号の挿入 →<挿入> <ページ番号>
·
日付の挿入 →<挿入> <日付と時刻> →和暦より西暦を
19.
インデント:段落全体を字下げ
[インデント]ボタンで右へ、[インデント解除]ボタンで左へ。
·
スペース(□)と改行で処理するな!
20.
できるだけ多くの行を1枚の用紙に印刷する
1)
余白を小さくする →<ファイル> <ページ設定> の「余白」タブで値を減らす。
2)
<ファイル> <ページ設定>の「文字数と行数」タブの中の「行数だけを指定する」にチェックを入れて、「行数」の値を増やす。 ←「行送り」(行間)を小さくする。
21.
ある行からあとの部分を、強制的に次の用紙に印刷する
→ その前の行に改ページ記号を挿入 =Ctrl+Enter、または <挿入>
<改ページ>の「改ページ」に◎を付けてOKボタン。
22.
長い文書を分割して編集する
→<ウィンドウ> <分割> →マウスを動かして分割位置を決めてクリック。
·
ウィンドウ間で「コピー」「貼り付け」
·
分割を解除する →解除のあとで残したいウィンドウをクリックしたあとで <ウィンドウ><分割の解除>
23.
複数の文書間の「コピー」「貼り付け」
*新規文書に「貼り付け」 →<ファイル><新規作成>→「白紙の文書」を選んだあと
*新規文書を「閉じる」ときは、「名前を付けて保存」ウィンドウが開くので「ファイル名」に適切なファイル名を付けて[保存]ボタンを押す。
24.
脚注の表示 →<表示> <脚注>
·
[印刷プレビュー]で確かめる。
25.
脚注の挿入 →<挿入><参照><脚注>
·
脚注番号は自動で整列
·
[印刷プレビュー]で確かめる。
26.
検索と置換(文字列など) →<編集><検索>
· 「置換」タブを使えば、文字列の置換もできる。
27.
編集途中のファイルを残したまま、それを複製した別のファイルを作る
·
<ファイル> <名前を付けて保存>で、ファイル名に別のファイル名を書いて保存する。
Ø
元のファイルがwxy.docならば、wxy2.docとかwxyb.docなどのファイル名に。
Ø
ファイル名は「直接入力」で書く。日本語は使わない方がいい。
·
同じファイルを別の場所またはフォルダーに保存することはできる。
28.
ファイルの統合(挿入) →<挿入> <ファイル>
1.
ファイルAの中の、ファイルBを挿入したい位置で、マウスをクリックする。
2.
<挿入> <ファイル>をクリック。
3.
「ファイルの挿入」ウィンドウでファイルBを選び、[挿入]ボタンを押す。
29.
ワードのファイルを、Webページに変換する →<ファイル> <Webページとして保存>
30.
ヘッダーの編集:すべてのページの上余白に、一定の文字列を自動的に印刷
ヘッダーに、「氏名、ファイル名,日付,ページ番号 / ページ数」を自動的に付ける。
例えば「安藤, abcd.doc, 01/04/09, 1/3」をヘッダーに付けるには
1)
<表示> <ヘッダーとフッター>をクリックし、
2)
ヘッダーの枠に「氏名」を書き、そのあとに「, 」を書き、
3)
「定型句の挿入」で「ファイル名」クリックし、
4)
「, 」を書いて、[日付の挿入]ボタンをクリックし、
5)
「, 」を書いて、[ページ番号の挿入]ボタンをクリックし、
6)
「/ 」を書いて、[ページ数の挿入]ボタンをクリックする。
7) 位置(右揃えにする)、フォント、下線なども本文中の文字列と同じように編集できる。
31.
章の番号を自動的に付ける
1.
<ツール><オプション>の<表示>タブの中の「スタイル名表示領域」の値を10mm程度にする。
Ø
するとウィンドウの左端に、「スタイル名表示領域」ができる(段落ごとに「標準」などを表記)。
2.
章の題名に指定したい行をクリックし、[スタイル]ボックス(ツールバーの左端。普通は「標準」と表記)の右端の▼をクリックし、例えば「見出し2」を選ぶ。
Ø
すると、スタイル名表示領域が「見出し2」になる。
3.
章の題名に指定したい行をクリックし、[段落番号]ボタンをクリックする。
Ø すると、その行の先頭に段落番号が付く。章を追加・削除しても、この番号は自動的に修正される。
Ø
段落番号の形式を変更するには、右クリックして「箇条書きと段落番号」を選ぶ。
4.
スタイルを元に戻すには、戻したい行をクリックし、[スタイル]ボックスの右端の▼をクリックし、「書式のクリア」を選ぶ。
課 題 12月の会合のあとで提出したレポートをワープロソフトで清書し、その文書ファイルを「小林ゼミ」フォルダーに保存した上で、A4用紙一枚に印刷して提出する。
論題、氏名と学生番号、作成年月日を冒頭に明記する。上下左右の余白は25mmずつ、ページの中央下にページ番号を入れる。誤字脱字がないように確認すること。