駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  005001 / 仏教特講ⅡB
 開講年度・期  2015年 後期  開講曜日・時限  火曜日 3時限
 単位数  2
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  大森 一樹(オオモリ カズキ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 この講義では原始仏典の講読を中心に行います。釈尊の在世時代から仏滅後百年前後がいわゆる原始仏教の時代といわれます。この時代の仏教の息吹を現在にも伝えている仏典が、現在もスリランカや東南アジア諸国において仏教信仰の基礎となる、パーリ語で書かれて伝承されてきた三蔵を始めとする典籍です。この講義ではその中から特に幾つかの経典を選んで講読し、それを解説しながらそこに含まれる教えについて考えていきます。
 到達目標(ねらい) 原始仏典における重要な教え(無常・苦・無我の三相や縁起思想等)の基礎知識を得ることが講義の目標となります。それはインド仏教をこれから学ぶ上での基礎知識となるばかりではありません。中国仏教や日本仏教を学ぼうとする学生にとっても、最初期の仏教の教義を知ることによって、それがどのように各地域に伝播され受容されていったかを知るための、前提となる知識でもあります。
 授業スケジュール
第 1 回 原始仏教について、原始仏典の概説①
第 2 回 原始仏典の概説②
第 3 回 講読Ⅰ『小部』「スッタニパータ(経集)」①
第 4 回 講読Ⅰ『小部』「スッタニパータ(経集)」②
第 5 回 講読Ⅰ『小部』「スッタニパータ(経集)」③
第 6 回 講読Ⅰ『小部』「スッタニパータ(経集)」④
第 7 回 講読Ⅱ『小部』「ウダーナ(自説)」①
第 8 回 講読Ⅱ『小部』「ウダーナ(自説)」②
第 9 回 講読Ⅱ『小部』「ウダーナ(自説)」③
第 10 回 講読Ⅲ『中部』「正見経」①
第 11 回 講読Ⅲ『中部』「正見経」②
第 12 回 講読Ⅳ『中部』「小マールンキヤ経」①
第 13 回 講読Ⅳ『中部』「小マールンキヤ経」②
第 14 回 講読Ⅴ『中部』「アングリマーラ経」①
第 15 回 講読Ⅴ『中部』「アングリマーラ経」②
 準備学習 テキストは日本語で訳されたものと、参照としてパーリ語の原文を扱います。講読には予め次週以降のテキストを配布しますので、それを熟読し内容を予習するように努めてください。
 履修上の留意点 パーリ語についての基礎知識があればより望ましいですが、受講するにあたってそれが必須ということではありません。パーリ語が読めなくても、パーリ語で書かれた原始仏典に関心を持つ学生を歓迎します。なお講義開講期間の中で1~2回ほど小レポートを提出してもらいます。
 成績評価の方法
試験
50 % レポート
小テスト
30 % 平常点
20 %
小レポート




 教科書/テキスト 使用テキストのプリントはこちらから配布します。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
片山一良著『パーリ仏典入門』大法輪閣 3100円 978-4-8046-1271-3
水野弘元著『仏教要語の基礎知識』春秋社 2000円 978-4-393-10604-0
 その他
 関連リンク