平成29年度

仏教学部長からのご挨拶

石井公成

 


 

平成29年4月より学部長に就任いたしました。

仏教は、アジア諸国の多くの人々が信仰してきたうえ、現在でも、その教えや関連文化に関心を寄せている人が東西諸国にたくさんいます。このため、仏教学部で学んでいくと、様々な時代や国の人たちの様々な仏教観に接することになります。

そうした仏教観の中には、奇妙な見方と思われるものもありますが、そうした場合こそ、我が身を振り返る良い機会です。自分では当たり前だと思っている自分の仏教観、さらには行動や思考法は、他の文化に属する人々の目にはどう映るのか。いや、日本に限っても、時代や地方によっては、あなたと全く違っているかもしれません。仏教を学ぶことは、己と向き合うことでもあるのです。

仏教学部は、本学の建学の理念を具現化する学部です。その長として、このような開かれた視点から仏教を見つめ、伝統の維持発展に努めてゆく所存です。