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主任挨拶

 社会学という学問分野は、高校までの教科には登場しないため、どんなことを研究する学問なのだろうかと思われる方は多いでしょう。しかし、実は、どの社会科学の学問分野よりも非常に身近な学問であるといえます。例えば、子育てや介護の問題、学校でのいじめ問題、まちおこしなど、家族や学校教育、地域社会など私たちの日常の生活世界にある身近な問題はもちろんのこと、グローバル化に伴う労働問題や国際紛争にかかわる問題、マスコミの社会的影響や、若者文化、社会的格差の問題、性的少数者やジェンダーに関わる問題、少子・高齢化の問題等々、日本社会や国際的なレベルの問題まで、社会学で扱うテーマは非常に多岐に渡っています。社会学は、個人、集団、社会に着目して、その関係性やそこで発生する事象や問題のしくみを明らかにする学問ですが、私たちの生活世界、社会に存在する事象や問題であれば、あらゆるものが社会学の研究テーマになるといえます。
 本専攻では、こうした多岐にわたる研究関心に対応できるスタッフがそろっており、個々の学生のみなさんの関心にそって、それぞれの研究テーマを追求することを目指しています。そして、各人の研究テーマを追求していく基礎体力を培うために、まずは、個人の行為や集団、社会を複眼的、多面的に理解するための「社会学的なものの見方や考え方」、「分析的、論理的思考」を学びます。そして、社会の現実を知るための手法として「社会調査の方法」を習得します。その土台となる情報処理の技術の習得も欠かせません。さらに、情報を収集し、科学的に分析する「分析力」、その結果をまとめる「表現力」と社会に対して発信できる「情報発信力」、すなわち「情報リテラシー」を身につけます。こうして身につけた社会学的なものの見方や方法を駆使して、個人の研究テーマを追求していくことになるわけです。
 社会学を学ぶことは、現代社会をより深く理解し、現代社会を生き抜いてゆくための洞察力と自ら積極的に問題解決に立ち向かう行動力を養うことに役立つといえるでしょう。

社会学専攻 主任 松信ひろみ

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