ｒｅｂｕｎ

三章　礼文島の産業

２の２　　礼文の土産品

＠雄谷商店

港の前にある商店街のうちの１つ。礼文島に行けば、最初に目につく店である。

１）漁貝類

ａほっけ

ほっけは春先に採れ、みりんなどで調理加工してある。魚類商品の中では多い方で同名の商品も多く１番売れている。

製品名	値段	製造加工業者名
礼文特製ヌカホッケ	1000円	大友水産加工所
同右	1030円
番屋の味ぬかほっけむき身	500円	・高橋水産（株）
北海珍味（ホッケくんせい　　　　（ホッケ素干）	1030円　1030円
ヌカホッケ燻製	？　円	香栄水産
礼文特製ホッケ燻製	700円	船舶漁業協同組合
礼文特製ホッケ丸干	515円	（株）共栄

ｂ鱈

ほっけについで多い商品である。礼文島の商品というよりも、北海道の商品という感じである。

製品名	値段	製造加工業者
まだらポンだら	1240円	大東食品（株）
まだら素干し	1030円	共栄
味の姫だら（ひらき）	1030円	㈲道北珍味商会
大漁の味（ひらきたら	600円	・高橋水産（株）
sea breezeたらロ－ル	500円

ｃかれい

鱈同様北海道商品である。

製造名	値段	製造加工業者
一枚干かれい	1240円	大東食品（株）
ﾉｼｯﾌﾟの味カンカイ	1240円	・高橋水産（株）
北海珍味（干がれい）	？円

　　ｄホタテ

帆立に関する商品はおおく近海で採れた生きた帆立を、宅配便で本州に送る事も出来る。

製造名	値段	製造加工業者
ﾉｼｯﾌﾟの味海明け帆立ボイル耳	500円
ほたて耳	500,1000円本州で1300円	大東食品（株
春夏秋冬ほたてっ子	1030円
殻付帆立貝セット	3000円

ｅ蛸

これも近海物か？酒のツマミに最適な商品である。
	製品名	値段	製造加工業者
	たこ珍味（頭）	900円	・高橋水産
	海明け（干しだこ）	1030円	大東食品（株）
	たこ棒くんせい	2550円	・高橋水産
	おらが珍味たこ	1100円	工場・船泊漁業協同組合
			発売元・組合ストア－

ｆ昆布

７月採れて秋生産している。礼文で採れた昆布でも、利尻昆布として販売している物もある。商品数もかなり多く、どれを選ぶかは難しい。花折昆布は有名だが少々値も張る。早煮昆布が手頃であろう。人気商品は昆布醤油である。

製品名	容量	値段	製造加工業者
早煮利尻コンブ		600円
利尻コンブ礼文特産花折昆布	400㌘	1000円､1500円 3200円	・雄谷商店　　01638-6-1551
納豆こんぶ		820円	株）日高物産
国立公園おぼろ昆布		1000円	東堂昆布店
とろろ昆布（白）特上　　　　　（白）ふつう　　　　　　ふつう		1100円　　 700円 500､750円	向瀬商店
糸コンブ昆布みそ漬おすきみ昆布鰊昆布巻紅鮭昆布巻帆立昆布巻昆布巻セット		620円　　 515円　 620円　　 1030円 1030円　　 1030円　　 1240円	大東食品（株）
利尻昆布茶（きざみ昆布入り）利尻根昆布利尻梅昆布		800､600円 1200円 600円	株）つばき
利尻昆布醤油　　　　　　　（箱入り）		600円　　 800円	杳形漁業組合

高級昆布醤油磯吟醸		1200円	鹿内建一郎商店
磯の雪味付昆布		1500円	ヤマトタカハシ（株
磯の香昆布詰合せ荒波昆布詰合せ海宝昆布詰合せ		2060円 1545円 1340円

ｇワカメ

同じ海草でも昆布と違い商品数は、少ない。あまり礼文島のイメ－ジがない商品なのかもしれない。

製品名	値段	製造加工業者
生わかめ	350円	礼文食品（株）
汐わかめ
カットわかめ		大東食品（株）
わかめみそ漬	515円

ｈ海苔

わかめと同様数少ない商品である。
	製品名	値段	製造加工業者
	青のり	620円
	ふのり	515円	大東食品（株）
	寒ふのり	515円
	手摘み岩のり	620円	・雄谷商店

ｉ雲丹

人気のある商品である。商品数も多く特産品が多い。礼文特産むしうにが、一番売れており、店の人の話では、むらさきうには、味の割には安くてお買い得だそうだ。

製品名	値段	製造加工業者
礼文特産むしうに	2500円	船泊漁業協同組合
礼特ねりうに	1400円
礼特新一夜漬	2060円	礼文食品株式会社
礼特新むらさきうに	1300円
礼特粒うに	4500円	香深漁業協同組合
焼うに	1030円
むしうに		大東食品（株）
うにふりかけ	620円
あわびのうに漬	820円	オホ－ツク
かにのうに漬	820円	流氷観光物産
ほたて貝柱のうに漬	860円
うに土瓶蒸	2060円	鬼協漁業協同組合

ｊカニ

帆立と同様生を宅配してくれる。北海道を感じさせる商品である。しかし値段が高く（本州に比べるとかなり安いだろうが）学生などには関係のない商品である。

製品名	容量	値段	製造加工業者
たらばがに姿	大）3.7㌔	20000円
ボイル毛がに	特大）1㌔	6500円
	大）2匹	8500円
毛がに帆立貝セット		10000円
ずわい帆立貝セット		4000円
ずわいがに足	大）2㌔	5000円
たらばがに足	大）3㌔	15000円
	2㌔	10000円
かにみそ		620円
純かにみそ		620円	大東食品（株）
かに甲羅みそ		770円	オホ－ツク流氷観光物産

ｋその他

トドやえぞ鹿などあまり本州ではみられない商品がある。酒のつまみ関係が多い。

製品名	値段	製造加工業者
ム－ルの薫製	930円
つぶの薫製	620円
つぶっこ	1030円	大東食品（株）
あわびわさび	620円
かずのこわさび	620円
かにわさび	620円
帆立わさび	620円
帆立ラ－メン	1030円
毛がにラ－メン	1030円	オホ－ツク流氷観光物産
西山ラ－メン	1250円
アザラシの大和煮	1030円
トド肉の大和煮	1000円	稚内観光民芸（株）
えぞ鹿肉	820円	（有）白揚舎
鮭竹の子缶	410円	鬼協漁業協同組合
いくら醤油漬	1800円
なまこ酒むし	880円
真いか沖造り	280円
やりいか明太子	310円
親潮漬	720円
にしん切込み	410円
甘口たらこ（箱）	3000円
甘えび　・たこ　　・塩辛つぶ　　・	500円
酒泥棒3本セット	1850円

２）菓子類

ａキャラメル、バタ－海岸で拾えるメノウに形を似せた商品は、なかなかいいアイデアである。

製品名	値段	製造加工業者
オリジナルバタ－	1240円
セット	2470円
四葉バタ－	550円
缶入りチ－ズ	550円
ハスカップキャラメル	310円	原料供給元千歳市農業協同組合
夕張メロンキャラメル		夕張市販売元（株）札幌グルメフ－ズ	・
昆布飴メノウ小石	350円	飴谷製菓（株）

ｂクッキ－、煎餅

土産の定番の品である。「礼文の思い出クッキ－」や昆布に関係した商品が売れていると言う事である。

製品名	数量	値段	製造加工業者
かにパイ	20	・ 1030円
礼文の思い出バタ－クッキ－		1200円	三井観光（株）
利尻礼文かにサブレ		1030円	川村商店ＭＳＫ
流氷クッキ－	12	・ 620円
	24	・ 1030円	オホ－ツク流氷観光物産
昆布せんべい	9枚	620円
	18枚	1030円	礼文協業協同組合
毛がに姿せんべい		820円　1240円	ロマンス製菓（株）
クッキ－	9枚	515円
(昆布，熊笹，ホタテ)	18枚	1030円

ｃ餅、ようかん

ここでも昆布に関係した商品が売れている。
	製品名	数量	値段	製造加工業者
	名物昆布餅	20・	1030円	稚内観光民芸
	礼文まんじゅう	20・ 12・	1030円　620円	大東食品（株）
	利尻礼文昆布もち	22・	1030円	おかしの千寿堂
	ハスカップようかん
	熊笹ようかん昆布ようかん		620円 620円	高島晋也
	昆布ようかんセット		1030円

３）民芸品

ａ壁掛け花に関する商品が多く、浜ナスの壁掛けが人気である。また「対面夫婦」などアイヌに関する商品もある。

	製品名	値段
	カベ掛　（大）浜ナス　（小）黒ゆり，ハマナス，スズラン　　　（細長）　同右　　　（中）　　同右	4600円 1800円 2600円 3100円
	礼文島状差し（3種）小　　　　　　　　　　　　　　大　　　　　　　　　　　オリジナル	1800円 2500円 1800円
	花ｼﾘ-ｽﾞメノ－カベ掛　　（20㎝）　　　　　　　　　　　　　　　（15㎝）	2580円 1200円
	礼文オリジナルカベ掛	1550円
	NATIONAL PARK IN HOKKAIDO	1600円
	礼文チョ－チン	700円
	礼文島かけじく	800円
	浮彫鮭	1600～5300円
	対面夫婦	2300～14500円

ｂ置物

北海道定番の商品である。本州から来た人なら買うかもしれない。

製品名		値段
くまの木彫	喰熊	1300～　　　25000円
	吠熊	8500円
	子喰熊	5200円

＠いちまる

８時間コ－スの最終地点にあるメノ－原石を使ったアクセサリ－などを扱う店

　　　１番の売れ筋は、メノ－根付石キ－ホルダ－　　350円

　　　　　　　　　　　メノ－キ－ホルダ－　　　　　500円

小さな店の割には、客が多かった。やはり、メノ－がめずらしいのだろう。

＠すことん岬の売店

日本で１番北にある店である。店内は混むときには混むが、時間帯により、すいているときもある。調べに行った時は、かなり混んでいたので直接店の人に聞けなかったが、「たこの頭」（大1800,小1200）や昆布（早煮1000円）乾燥帆立の貝柱などがよく売れていた。また、この店にしかないという最北端のキ－ホルダ－（350～450円）なども客の目を引いていた。その他に毛皮製品も置いてあり、製造販売をしているので安くなっており、剥製（きつね15000円など）も販売していた。８時間コ－スの出発地点ということもあり、礼文島にくれば、必ずと言っていいほど立ち寄るであろう店である。

＠〈番外編〉澄海岬の売店

８時間コ－スの途中にある店。この店は、とにかく歩き疲れた体を、癒すにはありがたい店である。喉を潤し、胃袋を満たしてくれる。おまけに近くの階段を登って行けば、沖縄の海のような世界が広がっている。

げそ焼　　　　100円　安くてうまいNO１

いか焼　　　　300円　最後の方で、味がくどくなる

あげじゃが　　200円　甘くてうまい絶品

つぼ焼　　　　300円　１皿４つ

凍ったジュ－ス　100円熱い身体にＧＯＯＤ

その他たこ焼、フランクフルトなど

編集後記

当然といえば当然だが、海産物の商品が殆どであった。雲丹と昆布が大部分を占めていてよく売れていた。その他に「花の浮き島」と言われるだけあって花の壁掛けやしおり、絵葉書などもたくさん置いてあった。同じ雰囲気の店も多く他の店との差別化に特製ソフトクリ－ムなどを売る店もあった。観光の島なので土産産業が盛んで、競争も激しそうです。

感想

礼文島に行くまでは、簡単な題材を選んでよかったと気楽に思っていたが、実際に店で調査してみると大変で、商品数は多いし店の邪魔にならないように混んできたら外にでなければいけないしで、その日は疲れ果てた。どんな所にいっても、お土産は買って帰ってあげたくなるし、見るだけでも楽しくなる。礼文に行ったときのそんな気持ちの参考にこの資料を見て貰えたら、幸いです。最後に、半日近く調査に協力してくださり、お土産までくださった雄谷商店さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。（文責：岡田恵治）