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平成大津波(東日本大震災)

大津波警報


東北地方太平洋沖地震により巨大津波が発生し、東北地方を中心に甚大な被害が出ました。

気象庁が発表した津波警報・注意報(上図は12日3時20分段階のもの)
下表は、気象庁が発表した「予想される津波の高さ」です。
時間とともに、高い値に修正されていったことがわかります。
14時49分 15時14分 15時30分 16時08分
北海道太平洋沿岸東部 1m 3m 6m
北海道太平洋沿岸中部 1m 2m 6m 8m
北海道太平洋沿岸西部 1m 4m 6m
青森県日本海側 1m 2m 3m
青森県太平洋側 1m 3m 8m 10m以上
岩手県 3m 6m 10m以上 10m以上
宮城県 6m 10m以上 10m以上 10m以上
福島県 3m 6m 10m以上 10m以上
茨城県 2m 4m 10m以上 10m以上
千葉県九十九里・外房 2m 3m 10m以上 10m以上
千葉県内房 1m 2m 4m
伊豆諸島 1m 1m 4m 6m
小笠原諸島 2m 4m
相模湾・三浦半島 2m 3m
静岡県 2m 3m
和歌山県 2m 3m
徳島県 2m 3m
予想3m以上の地域のみ記載しました。


津波の高さ

津波警報が発表されたのは14時49分でした。
津波の高さが3mを上回るまでの時間は、岩手県大船渡26分、宮城県石巻市鮎川で30分、
岩手県宮古と釜石で32分、福島県相馬では59分、青森県八戸では2時間3分ありました。
ちなみに3mを超えてから7〜8m前後の巨大津波になるまでには、
大船渡で3分、宮古、石巻で5分、相馬では2分程度しか余裕がありませんでした。
津波警報から避難を開始すれば命は助かりました。
津波を見て危険を感じてから逃げても間に合わなかった可能性があります。

(左のグラフ)
気象庁発表による津波の高さ(岩手県宮古、大船渡、宮城県石巻市鮎川、福島県相馬)。いずれも途中でデータが失われているのは、津波による験潮施設に被害が生じたり、電源喪失によりデータが受信できなかったことによる。

(下の表)
各地の津波の高さについてまとめたもの。気象庁が速報した津波の第一波の情報は、数十センチであり、防災情報としてはほとんど意味をなしていない。TVで情報見て、「たいしたことない」と判断し逃げなかった人もいるのではないかと言われている。津波高が3mを超えた時刻から最大にいたるまでの時間は3〜7分と短い。



概要のブイによる津波計測

元データは港湾研究所による。外洋では最初の極大波が最も高かったようです。
なお、最初の極大波が最大となるとは限りません。特に海岸部では複雑な地形の影響を受けることにもよります。

茨城県大洗港では、地震から2時間後(16時50分頃)の4回目の極大波が最大となりました。
青森県むつ市関根浜では、地震発生から3時間20分後(18時15分頃)に最大波となりました。

外洋の津波の様子(海上保安庁)

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