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オンライン講義のメリットなど

地理学科の教育プログラムにおいて最も重要なのはフィールドワークだと考えます。近年ではGoogleMapのストリートビューによってその場に行かなくても3次元的な視覚で風景を知ることができます。(とよしー)
オンライン授業の最大のメリットは病気等の理由で学校に行くことができなくても単位を取得できる点にあると考える。病気がちな学生だと学習意欲があるにも関わらずそれのせいで単位を取得できないということがあり得るが、オンラインであれば健康な人もそうでない人にも公平に学習の機会を与えることができる。(こもりー)
地理学で最も求められるフィールドワークをオンラインでやるには、GoogleEarthやドローンの映像を利用しての学びであれば、空間を共有することができる。(rams)
オンライン授業は、そのまま知識を養うことが多めの座学では、アーカイブがそのまま復習になってありがたいところである。(鍋割りうどん)
オンライン・リアルタイム講義のメリットは、自宅で受講できることだ。いつでもどこでも見ることができるのがメリットである。また、何度でも視聴することができるため、聞き逃してしまった部分やテスト前の学習にとても便利である。自分のタイミングで取り組むことができるため、定着度が高いように感じる。(cocopi)
オンラインのメリットとしては、家庭の事情や身体的事情で学校に来ることが難しい人でも授業を受けることができる。また、課題の提出や授業資料の配布なとは、オンラインの方がスムーズに行うことができる。(市町村)
Google meetを使った双方向型のオンライン授業は顔出し不要であれば場所を気にせず、リラックスした気持ちで受けられるところが良い点であると感じる。オンデマンド型配信は自分のタイミングで視聴でき、一時停止したり何度も見直せたりするところが最大のメリットであると感じる。(lemon)
オンライン講義のメリットは、やはりその自由性だと思われる。受講する場所はもちろん、講義によっては受講する時間や受講姿勢さえ自由である。また、講師に払う交通費が減るなど、大学側にもメリットがある。(メイケイエール)
 

 

オンライン講義のデメリットなど

近年ではGoogleMapのストリートビューによってその場に行かなくても3次元的な視覚で風景を知ることができます。しかしながら実際に歩くとではやはり獲得できる情報量は雲泥の差があります。特に匂いといった情報は現時点ではパソコンから獲得することはできません。(とよしー)
作図や計算などの実習を行う際は、わからない点をそのまま先生に聞くことが出来ず、さらに先生側もどう技術を教えればいいか難儀しているようにみえたため、対面で行った方がいいのは明確であろう。対面授業と併用された際に困ることは、対面授業が一コマで、他がインラインの際、その一コマのために大学まで行かなければならず、短くはない通学時間(片道2時間)が非常に無駄なものに感じたことがある。これに関しては対面で受けなければ学習的に効果が感じられないような科目もあるなど、科目により事情があるため、仕方がないことであると受け入れている。(鍋割りうどん)
オンデマンド型は、リアルタイム性に欠けてしまう。また、フィールドワークでは、ストリートビューを利用することになりそうだが、流動性に欠けてしまうのも難点である。実際に足を運ぶのと画面越しでの景観では捉え方が異なる。見るだけではなく、歩くことで感じることがあるので、その点に関してはオンラインでは実感できない。オンラインでフィールドワークするには空間を共有することは可能だが、フィールドワークの本質とは少し離れたものになってしまうであろう。(rams)
デメリットとしては、学校に行けないことにより孤独感が増したり、人によっては機器の管理が難しい、集中力が持続しづらい等があげられると思う。(こもりー)
デメリットとしてネットワーク環境が悪いと接続が上手くいかないことである。実際、私の部屋は接続が悪く、オンラインでのグループワークや、指名されたときに接続が切れてしまうことが数回あった。オンデマンドの講義は、時間割通りの時間に受講しなくても良いため、計画的に取り組まないと講義が溜まってしまう点である。また、授業で疑問に思ったことをすぐに質問できないことである。私が入学した年は、オンライン方式が主であったが、対面講義もあるという形式であった。このように1日の中で、対面講義とオンライン講義(リアルタイム講義)が混ざっていると、自宅から大学までに距離があるので、大学でオンライン講義を受けるという状況が発生してしまう。「せっかく大学に来ているのに」と何度も思った記憶がある。併用方式の授業もあったが、他がすべてオンラインであれば、オンラインを選択してしまう。リアルタイム、オンデマンド両方に共通するデメリットとして、課題が多いことである。すべてパソコンでのレポート作成で、対面授業に比べてはるかに課題の量が多いと感じた。(cocopi)
デメリットとしては、人と人の繋がりが小さくなることや対面でないためにあまり積極的に参加しなくなるなどの弊害もあります。これから先、オンライン授業を活用するにはオンラインでも積極的に参加してくれるような問題を授業の途中で出して、コメント欄で解答してもらうなどの方法を取るといいと思う。(市町村)
大学一年生の時に全面オンライン授業であった。オンライン授業では出席確認が難しいということもあり、どの授業でも毎回レポートや小テストなどが行われた。一年次は授業数も多く、毎回の課題は負担があり「大学の授業はこんなに忙しいものなのか。」と感じていた。また、入学当初からオンライン授業になってしまったため、友達もできなかった。オンラインでは受講者の反応や雰囲気が分からず、不安と孤独を感じていた。Google meetを使った双方向型のオンライン授業は、通信の関係で音声が途絶えたり、入出できなかったりと個人の通信環境によって左右されてしまうことがデメリットもある。オンデマンド型配信は自分のタイミングで視聴でき、受講者の負担は少ないが、理解度にばらつきが出るデメリットも考えられる。(lemon)
オンライン講義は、その自由性からか、オンライン授業では学びに意欲のある人間とそうでない人間で内容理解度に大きな差が生じると感じられる。(メイケイエール)

 

新時代のオンライン講義

私は「時間に縛られない巡検」を提案します。多くの巡検では先生や生徒が様々なポイントを回りそこの説明を加えると思います。この説明を映像化しオンデマンドで配信することでどこでもその説明を受けることができるようにします。生徒は好みの日時に決められたルートを歩き、ポイントに到着するとオンデマンドの映像を見て説明を受ける。オリエンテーリングのような個人で行う巡検です(とよしー)。
オンラインでなく対面でもできることだが、C-learningのようなアンケートができるシステムで簡単な質問を授業中に投げかけ、学生の考えを可視化し、集計をとる授業をしている先生がおり、自分とは違った視点の様々な考えが見ることができて、それがオンラインで受けた授業の中で面白いと感じたものである。(鍋割りうどん)
先生方がフィールドワークの現地からzoomを繋いで、生徒は学内でリアル配信を見ることができれば、先生方は生徒の引率をする必要がなく、生徒は現地に行く時間を省くことが出来る(通常の授業時間内に終わる)ので、効率的に授業ができるのではないかと思いました。(USJ)
地理学科において、オンラインを活用していくアイデアとして、ArcGISなどのアプリケーションを配布することが良いと感じる。オンラインでの講義が主であっても実習といった授業のみは対面で行われていたが、授業内で作成が終わらない場合、学校でしか使えないアプリケーションとなると、作業がとても大変であった。自宅で使うことができたら良いなと思う。また、フィールドワークは対面で行いたいが、地理学特講E・Fの講義で行ったように、各自で現地調査に行き、発表するという方法はとても良かったと感じた。(cocopi)
オンライン授業を有効活用するために、空間を共有しないというところを利用すれば良いと考える。地理学特講Fでは水害伝承碑を調べ紹介したと思うが、その時にオンライン授業にすれば現地でそこの風景を背景に紹介できると思う。現地で調査した場所を背景に紹介すれば、限界はあるだろうが気になる箇所へ移動し説明ができる。各地域の地形、その時期の気象など同時に知ることができ面白いのではないだろうか。(アストマ)
地理学科は学んだ知識を巡検を通して体感し、さらに学びを深めることが重要であると思う。地理学科でのオンライン活用は難しいがオンラインで巡検を行うならば、配信者がGoogle meet でつなぎながら受講者はGoogle mapを併用して行えば模擬的な体験が多少できるのではないかと思った。(lemon)
ArcGISなどを自分のパソコンでも作業ができるようになると、ソフトを自由に触ったり、使ってみたりすることができ、より深く理解することができると考える。(あお)