グラフから読み取れること
①最高気温が28℃にいかないような日でも、最大で10人程度の搬送者は発生する。小学校の運動会の練習で気分が悪くなるような事例は、気温がそう高くなくても発生することがある。気分の問題?
②6月18日土曜日に40人超の小さなピークがある。この期間、毎日気温が高くなり、6月18日に32℃を超えた。梅雨の晴れ間の一時的な暑さで搬送者が増えることがある。
③7月1日から3日かけて、搬送者数が急増し、特に3日には110人超となった。この期間、毎日気温が高くなり、7月3日の最高気温は35℃超となり、この夏はじめての猛暑日となった。
④7月7日の搬送者数は90人近い。最高気温は36℃超である。前後の日は比較的涼しく、7日だけ極端に暑い。搬送者数も7日が前後の日より突出して多いようだ。
⑤7月18日(海の日)搬送者数は80人に達した。この日の最低気温は25℃と、この夏はじめての「熱帯夜」となった。
⑥7月20日から27日にかけては、最高気温が30℃未満で暑さをしのぎやすかった。21日から27日にかけては搬送者数が20人以下と少なくなっている。
⑦8月4日から10日にかけては、搬送者数が連日50人を上回っている。特に8月6日は、搬送者が110人超となり、この夏一番多かった。この期間の最高気温は32℃以上であり、9日には37.7℃まで上がった。9日の搬送者数も100人を超えた。
⑧山の日(11日)からお盆休みにかけては、真夏日は続いたが、搬送者数が比較的少ない。
⑨お盆休みが終わって8月17日には搬送者数が70人超となった。この日最高気温は34℃超となった。
⑩9月1日以降も、真夏日となる日があったが、最も搬送者数が多い9月6日でも30人程度であった。