ことわざ_世話・古語(ko_sewago)

凡例

『毛吹草』における世話付古語の頭語索引です。本文は、岩波文庫に據りました。最初にことわざの文句。次に岩波文庫の頁数。最後に通識番号を便宜上附載しています。

今後、この資料をもとに現代語における「ことわざ」の相違する語句や、文学資料に見られることわざの使用資料に連関させていきます。また、他の資料との比較も残っています。

『毛吹草』世話付古語・頭語索引

ページ

番号

あきなすびよめにくわすな

92

293

悪事〔あくじ〕身〔み〕にとまる

97

442

あくじ千里をはしる

100

515

あくにつよければぜんにもつよし

86

99

あくはのべよ

84

50

あげ舟〔ふね〕にものをとへ

98

466

麻〔あさ〕につるゝ蓬〔よもき〕

102

573

あさはなだ

107

720

あさみに鯉〔こい〕

98

468

あしもとからとりのたつことし

94

351

あたはおんにてほうずる

95

364

あたればくだく

91

241

あづかりものははんぶんのぬし

92

277

あつさわすれてかげ忘る

105

667

あつ火子にはらふ

84

37

あとのまつり

97

431

あなたをいはへはこなたのうらみ

87

135

あなづりかづらにたふれすな

103

621

阿波にふく風はさぬきにもふく

92

280

粟〔あは〕つふほとのてきもの

103

614

あはせものははなれもの

90

217

あはぬふたあれはあふふた有

104

644

あひてのもたするこころ

98

449

あふはわかれ

89

194

あぶらにみづのまじることし

89

204

あまさかさま

107

723

あまりさむさに風を入る

95

362

網〔あみ〕なうてふちなのそみそ

94

355

あみのめに風たまる

98

464

雨〔あめ〕ふりて地〔ぢ〕かたまる

106

694

あらごなし

108

805

ありてのいとひなうてのしのひ

93

310

ありのたうをくむことし

92

281

あるそではふれとないそてはふられす

99

481

あゐよりいでゝあゐよりあをし

100

529

あんのうち

107

734

いくさみて矢〔や〕をはぐ

85

63

いさかひはてゝのぼうちぎりき

87

128

いさご重〔ちやう〕じていはとなる

99

489

いしうすきらんより茶〔ちや〕うすきれ

85

72

いしくものいふ

108

797

いしで手つめたることし

98

454

いしのうへにも三年ゐればあたゝまる

93

301

いしのこしかけたることし

93

299

いしをいたきてふちに入

85

69

いせいあらそひ

84

29

いそがばまはれ

94

353

いたいうへのはり

103

613

一字〔じ〕千きん

100

520

一樹〔じゆ〕のかげ一河〔が〕のなかれ

104

624

一人の好士〔こうじ〕より三人の愚者〔ぐしや〕

106

689

いちのなかの隠者〔いんじや〕

100

511

いちはこうにたつ

86

105

一もとらす二もとらす

88

152

いちもつのたかもはなさねはとらす

99

500

一夜〔や〕けんぎやう

93

313

一をもちて万〔ばん〕をしれ

86

86

一揆〔き〕のよりあひ

103

602

一すんのぶれはひろのぶる

88

158

一すんさきはやみ

96

405

一すんのむしに五分〔ぶ〕の魂〔たましゐ〕

103

617

一ひきくるへは千疋〔びき〕の馬〔むま〕もくるふ

90

233

一ほんさする

107

749

いつも正月

91

263

いづる日つぼむ花

105

678

いとおしき子にたびさせよ

90

224

いぬのおをくふてまはる

89

195

いぬのまへのかしこめ

95

363

いぬゑのこにもなしめはおもふ

93

312

いのちは法〔ほふ〕のたから

90

207

命〔いのち〕をまたう持〔もつ〕亀〔かめ〕はほうらいにあふ

106

695

いはぬはいふにまさる

85

57

岩〔いは〕も物いふ

104

633

いひがち高名〔かうみやう〕

103

600

いひじらけ

107

713

家〔いゑ〕にねすみ

105

655

家〔いゑ〕うれば釘〔くぎ〕のあたひ

106

704

いゑはよはかれぬしはつよかれ

94

327

いぼあひもち

104

637

いまのゐんくわははりのさきまはる

88

167

いままいり廿日

84

28

いりまめのすましろひ

94

337

煎大豆〔いりまめ〕に花の咲〔さき〕たることし

105

658

いるまやう

108

794

いろを見てあくをさせ

87

120

いわしのかしらもしんじんから

83

16

いわしのかしらをせんよりたいのおにつけ

85

70

うしのまへにしらふる琴〔こと〕

101

552

うしはうしつれむまはむまづれ

88

163

うしろくらし

107

709

うしろだて

107

735

うしろづめ

107

736

うたにばかりうたふてゐる

85

73

うたふもまふものりのこゑ

86

110

哥〔うた〕もじぐさ

107

742

うたものかたりのうたわすれ

93

296

うちかへ手

108

793

うぢよりそだち

85

62

うつりぎ

107

747

うてばひゞく

91

239

優曇華〔うどんげ〕

105

656

うの目たかのめ

97

435

うはだるみ[一〇八頁]

108

767

飢〔うへ〕にのそみて苗〔なへ〕をうふることし

103

596

うり物にははなをかざれ

84

46

うりをふたつにわりたることし

93

316

うれしがなし

107

743

うをとみづ

96

399

うをの木にのぼることし

102

591

えせもの

108

780

えんにつるれは唐〔たう〕のものをくふ

92

270

えんのしたのまひ

89

177

おくきかんより口〔くち〕をきけ

86

113

おくびやう風

108

777

伯父〔おぢ〕がおいのくさをかる

87

124

おちの人乳〔ち〕のあかりたることし

98

460

おちむしやすゝきのほにおづる

88

153

おとゝいは他人〔たにん〕のはじまり

93

307

おとゝいのけいやく

96

397

おなしあなのきつね

104

647

おにゝかなぼう

85

83

おにのにうばうに鬼神〔きじん〕がなる

86

98

おにのめにもなみだ

96

394

おにみそ

108

778

老〔おひ〕ては子にしたがふ

105

670

おい木にも花さく

98

473

おひたるを父母〔ぶも〕

100

528

おひて二たひちごになる

94

340

おひのさいはい(90頁)

90

205

おひのくりこと

103

595

おふ子よりいだく子

84

25

おふた子にをしへられてあさきせをわたる

94

342

おほかみにもころもきせたることし

96

408

大もつははつりどり

95

371

おほやけのわたくし

103

608

思ひうちにあれはいろほかにあらはる

83

1

おもひをつゝむは罪〔つみ〕ふかし

106

690

思〔おも〕ふ中〔なか〕のつゝりいさかひ

106

692

おもふことはねことにいふ

83

3

おもふ中にはかきをせよ

83

7

おもふ中に公事〔くじ〕さするな

88

162

おもふ人はほだしとなる

83

24

おや子は一世しは三ぜ

100

508

おやににぬ子はおに子

92

275

おやのこゝろ子しらず

88

159

おやのもたする子ごゝろ

92

273

おんのしにはせぬとなさけのしにをする

92

274

恩〔おん〕をみて恩〔おん〕をしらぬは鬼畜〔きちく〕のことし

105

669

かうじもんをいです

100

513

郷〔がう〕にゐては郷にしたがへ

84

53

垣〔かき〕に目口〔めくち〕

104

631

かぎのあなから天をのそく

87

134

がきもにんじゆ

84

41

かきやぶり

107

715

かくしげい

108

768

がくのまへに書〔しよ〕きたる

97

418

かくるも引もおりによる

93

308

かけむまにむち

85

56

かごにてみづをくむ

85

61

籠〔かご〕耳

107

708

かしまたち

96

386

哥人〔かじん〕はゐなからめいしよをしる

101

557

哥人〔かじん〕は貴〔たつと〕からすして高位〔かうゐ〕に交〔まじる〕

102

586

かせぐに追付〔おいつく〕びんぼうなし

105

681

かたきぬをよるのもの

98

448

かた心にかゝる

108

769

かたちはうめとも心はうまず

88

157

かたむくろ

107

716

かた屋かしておも屋とらるゝ

95

373

かちてかふとのをゝしめよ

84

33

渇〔かつ〕にのぞみて俄〔にはか〕に井〔ゐ〕を堀〔ほる〕

103

594

かどはかす

107

755

かどわきのうはにも用〔よう〕あり

98

463

かなしきときは身〔み〕ひとつ

93

309

かなにいふ

108

798

かにはかうににせてあなをほる

93

300

川だちは川にてはつる

105

676

川なかにはたてど人なかにはたゝれす

101

564

川〔かは〕のはたに子をくことし

96

414

かはらもみがけはたまとなる

99

504

かひかふ虫〔むし〕に手をくはるゝ

104

643

壁〔かべ〕に耳〔みゝ〕

104

629

かへるにはにしききてゆく

88

166

かへるのつらにみづかくることし

93

324

かへるはくちからのまるゝ

89

178

かほににぬこゝろ

89

182

かまどしやうぐん

103

618

神〔かみ〕がくし

107

745

かみとほとけはすいはのへだて

86

108

かみのつなもほとけのつなもきれはつる

91

240

かみはきねかならはし

83

14

かみをまなふしを

83

17

かもさむうしてみづに入

100

525

かゆきところへ手のととかさることし

98

450

からうすにつかふごとし

88

168

からすのかしらはしろくなるまて

101

544

からすをさぎ

100

526

かれ木も山のかざり

84

43

鴈〔がん〕がとべはいしがめもちだんだ

94

339

がんは八百矢〔や〕は三もん

97

426

九牛〔きうぎう〕が一もう

87

129

帰鳫〔きがん〕ともをしのぶ

99

493

きじとたか

90

230

鬼神〔きじん〕にわうだうなし

89

184

きつねむまにのせたることし

88

170

きつねとらのゐをかる

94

335

きつねの子はつらじろ

90

223

木にたけをつぐことし

89

202

きによりてほうをとけ

104

642

きねにつる

88

146

きのふはけふのむかし

91

246

君〔きみ〕は舟〔ふね〕臣〔しん〕は水〔みづ〕

104

635

狂人〔きやうじん〕はしれは不狂人もはしる

90

206

京にゐなかあり

86

112

きりはふくろをとをす

99

492

麒麟〔きりん〕も老〔おい〕ぬれは駑馬〔とば〕におとる

106

706

木を木かねをかね

98

452

くさづとにくにかたふく

97

430

草のなびき

108

783

くさむすび

107

731

くさりてもたい

84

45

くさりなはつえにつくことし

95

360

くさり縄〔なは〕にもとりところ

106

700

くじらよるうらにゆく

89

189

くすしは人をころせど藥〔くすり〕人をころさす

95

368

くにけうたん

96

403

国〔くに〕にぬす人

105

653

愚人〔ぐにん〕なつのむし

85

67

くはうゐんやのごとし

84

52

くはほうはねてまて

93

318

勧学院〔くはんがくゐん〕の雀〔すゞめ〕は蒙求〔もうきう〕を囀〔さへづる〕

102

587

雲〔くも〕にしる

107

717

くらげもほねにあふ

106

697

くるまのりやうわ

89

201

くれなゐはそのふにかくれなし

101

546

くろいぬにくはれてあくのたれかすにおづる

88

155

けいこにじんべんあり

90

216

げいは身をたすくる

84

42

けかのかうみやう

83

20

げことはけものはなし

92

278

げこはじやうこのひくはん

97

415

けしを千にわることし

96

390

げすない上臈〔しやうらう〕はならす

104

639

げすのちゑはあとにつく

90

214

げすも三しき上らうも三しき

92

272

けだものくもにほゆる

99

496

けふは人のうへあすはわが身〔み〕のうへ

91

248

げほうのくだりさか

95

358

けらはらたてはつぐみよろこぶ

87

137

けんじんは二君〔じくん〕につかへす

100

512

けんようきれてむねしはらす

93

304

けんをとらるゝ

107

725

碁〔ご〕せいゆみぢから

87

143

こうかきしろばかまをきる

88

147

こうくはひさきにたゝず

90

210

こかねがたなもこふてみよ

97

428

こきやうばうじがたし

88

164

心たまにのする

108

770

心うちにうこきてはことばほかにあらはす

101

549

こゝろさしは木のはにつゝむ

87

123

こゝろの師〔し〕とはなれ

100

505

こゝろのはり

107

765

こゝろほとの世〔よ〕をへる

98

474

こゝろをしとせざれ

100

507

心をいらつ

108

803

御所〔ごしよ〕だいりのこともかげではいふ

91

264

御所〔ごしよ〕のおなりはすはすは半時〔はんじ〕

93

305

こせうまるのみ

104

648

こつじきもせかいよかれ

90

231

事〔こと〕がなふえふかん

90

209

ことばおほきはしなすくなし

85

55

詞〔ことば〕たゝかひ

108

775

ことばじち

108

776

詞〔ことば〕のさき折〔おる〕

108

791

ことばのはり

107

766

子は三がいのくびかせ

83

22

胡馬〔こば〕北風〔ふう〕にいばふ

101

536

こひのうた

86

87

こぶねにのすぎたることし

97

421

氷〔こほり〕はみづよりいでゝみづよりさむし

100

531

こほりをちりばめ

85

78

こぼれさいはい

83

18

こまたとられてもかつがほん

92

267

こまにつのゝはゆるまて

101

542

子ゆへのやみにまよふ

101

560

こらへぜい

108

800

こらへぶくろ

108

799

こゑなうて人よぶ

86

107

子をすつれとも身〔み〕をすつるやぶはなし

84

39

こん屋のあさて

93

303

座〔ざ〕からに經〔きやう〕がよまれぬ

97

436

さいかくのはなちり

90

232

さかりにしてはおとこにしたがひ

105

668

さくらははなにあらはるゝ

101

548

酒〔さけ〕に酔〔ゑい〕本性〔ほんしやう〕を忘す

106

698

さゝやき八町〔ちやう〕

103

606

さすきものはぜにうしなひ

98

455

さはるにぼんなう

96

387

侍〔さふらひ〕と金〔こがね〕は朽〔くち〕て朽せぬ

102

578

さらにもゝもる

97

419

さるも木からおつる

87

117

三がいにかきなし[一〇四頁]

104

623

三すんの見なをし

84

32

さんせうは小粒〔こつぶ〕なれどもからし

103

619

三人よれは人中

91

258

三ぼうももてなしから

84

44

思案〔しあん〕のあんじが百くはんする

96

406

しうこうが手

105

660

しうとやまひにはかたれす

94

348

しうとのさけてあいむこもてなす

92

269

しうとめのばふさがり

93

315

しかをおふれうしは山をみすといふ

101

556

しゝのつのをはちのさしたることし

93

322

しゝはさださたはしゝねらふ

101

554

ししやうなきてがら

89

175

ししやうのだしをくれ

85

79

した三寸〔ずん〕のさへづりに五尺〔しやく〕のみをはたす

89

180

したをまく

108

782

七どたつねて人うたがへ

93

321

七の子はなすとも女〔をんな〕に心ゆるすな

91

257

殿〔しつはらひ〕

108

806

してんにてん

108

773

しなだまとるにもたねがなければならず

95

357

慈悲〔じひ〕はかみよりくたる

83

21

四百四びやうよりひんのくるしみ

96

400

十七八はやぶぢから

91

235

十人よれは十國〔とくに〕のもの

91

260

十ぶんはこぼるゝ

101

543

しほにてふちをうつむことし

94

343

しもとしてかみをはからふ事なかれ

87

140

じやうごのひたい

96

393

しやかにだいは

91

259

しゃくし定木〔でうぎ〕

88

173

積善〔しやくぜん〕のいゑにはよけいあり

101

541

尺八〔しやくー〕ほとのよだれ

103

616

じやのみちはへびがしる

94

336

しやは一すんのより大かいをしる

99

480

しやりほつのちゑ

86

91

朱〔しゆ〕にましはれはあかくなる

83

11

しゆくはいぼうかうみをもたす

94

350

手功〔こう〕より目功〔めこう〕

102

581

じゆんのこぶしにもはづるな

95

377

しよくがたき

84

31

しら川よぶね

104

650

しらぬこうたをうたふ

95

359

しらぬかほとけ

97

427

しりてしらされ

83

6

しりもむすはぬいと

85

59

しれもの

108

779

しんあれはとくあり

106

685

しんきむしろをさらず

85

82

仁者〔じんしや〕愁〔うれへ〕す

102

588

しんはなきより

84

51

しんは荘厳〔しやうごん〕よりおこる

101

559

すいよりぎやう

99

477

すかばこゝろえよ

90

218

すきにあかゑぼし

104

636

すゝめ百までおどりわすれぬ

89

197

すゞめにまり

92

291

すゞめの千こゑつるの一こゑ

91

247

すつべのかはともおもはす

95

376

すつる神〔かみ〕あれは引〔ひき〕あぐる神有

104

646

すなみちありくことし

102

593

すまひもたつかた

104

649

すみづつく

107

739

すみにちかつけはくろし

83

9

聖人〔せいじん〕に夢〔ゆめ〕なし

102

572

せいはみちによりてかしこし

87

116

少智〔せうち〕はぼたいのさまたげ

91

250

小利〔せうり〕大損〔だいそん〕

106

701

せけんははりもの

96

409

せなかにはらをかへぬ

84

27

善悪〔ぜんあく〕は友〔とも〕による

102

571

せんたんは二はよりかうばし

99

478

船頭〔せんどう〕がおほうてふねが山へのぼる

103

604

船頭〔せんどう〕のそらいそぎ

105

663

千日にかるかやも一ときにほろぼす

86

106

ぜんはいそげ

84

48

千里一はね

93

311

千里〔せんり〕外事〔ほかごと〕

108

795

僧〔そう〕に法〔ほう〕あり

105

657

そこごゝろ

107

762

そこびかり

107

761

袖〔そで〕のふりあはせも他生〔たしやう〕の縁〔えん〕

104

628

そんはふえふく

90

221

大かいの一滴〔てき〕

87

127

大かいはちりをえらはず

83

13

大かいを手でせくごとし

87

136

大事〔じ〕のまへの小事〔せうじ〕

106

702

だいそれたる事〔こと〕

107

724

大は小〔せう〕をかなゆる

91

249

大みやうは大耳〔みみ〕

83

8

大をいけて小〔せう〕のむしをころせ

100

533

唐土〔たうど〕とらはけをおしむ

97

423

蟷螂〔たうらう〕が斧〔をの〕を取〔とり〕て龍車〔りうしや〕に向〔むかふ〕

105

673

鷹〔たか〕はしぬれと穂〔ほ〕をつまぬ

102

580

たかはかしこけれともからすにわらはるゝ

101

537

たからの山に入ながらむなしくかへる

85

81

たからは身のさしあはせ

84

40

たけの子おやまさり

86

101

たせいにぶせい

90

228

たゝかふすゞめ人をおそれず

100

523

たゝぬも矢〔や〕こゑ

87

119

たちうち

108

774

たちよらば大木のかげ

91

242

たつしやおもむきをきらはず

91

237

たつとりあとをにごさぬ

85

66

たでくふむし

104

638

たなごゝろ

107

733

狸〔たぬき〕ねいり

105

659

たのしひはかなしひのもとひ

89

196

たのしみあらんよりうれへなかれ

102

567

たのむ木〔こ〕のもとに雨もる

104

641

たばふものを〓〔虫―満たに〕かくふ

94

346

たびはみちつれ世〔よ〕はなさけ

98

465

たうときてらはもんからみゆる

86

90

たぶらかす

107

756

たまみがかざれはひかりなし

99

502

だますに手なし

98

469

たまに疵〔きず〕

103

610

たらの木にもかゝるはよひぞ

105

679

田(た)をゆくもあぜゆくもおなじみち

92

294

たんきはそんき

85

58

ちうげんみゝにさかふ

99

497

ぢがかたふきて舞〔まひ〕がまはれぬ

97

434

ちきれてもにしき

84

47

地〔ぢ〕ごく耳〔みゝ〕

107

707

ぢごくにもしる人

98

461

ぢこくのうへの一そくとび

87

141

ぢこくもすみか

86

111

ちごころすごとし

103

605

智者〔ちしや〕はまどはす

102

590

ちにあらはれんりのえだ

99

476

町〔ちやう〕にはことなかれ

90

229

長者〔ちやうじや〕二だいなし

85

76

ちやうしやのまんどうひんによの一とう

87

125

長者〔ちやうじや〕冨〔とみ〕にあかず

94

345

長者のかどにはひにんたえず

94

334

ちやうちんにつりがね

86

94

ちやうはんがあてのみ

89

176

ちやつよりふかひこともなし

95

372

ちやわんをなげはわたでかゝへよ

98

451

ちりつもりて山となる

99

487

ちゑないかみにちゑつくる

95

378

ちゑのかゝみもくもる

90

234

月のまへの一やのとも

100

519

月みてれはかく

101

545

月よにこめのいひ

91

236

月よにちやうちんもぐはいぶん

96

411

つくりたいげん

84

36

角〔つの〕なをして牛〔うし〕をころす

106

703

つめに火〔ひ〕ともす

96

388

露〔つゆ〕はらひ

107

760

つよき木はむすおれ

89

198

つるのあはをひろふことし

92

283

つれかな三里まはらん

92

268

鄭家〔ていか〕のやつこは詩〔し〕をうたふ

102

585

ていぢよ両夫〔りやうふ〕にまみえず

100

514

てうあひかうじてあまになす

94

344

鳥雀〔てうじやく〕えたのふかきにあつまる

91

244

手おぢ

108

771

手がいれはあしも入

88

156

てきのじよごんにもよくはつけ

96

396

出ぐすろひ

107

753

手ぶくろをひく

108

772

寺〔てら〕のほとりの童〔わらんべ〕はならはぬ経〔きやう〕をよむ

102

583

てらからさと

87

122

手をとらする

107

750

天しる地〔ぢ〕しるわれしる人しる

99

490

てんぐのやとり

97

437

天子〔てんし〕に父母〔ふほ〕なし

102

570

てんたう人をころさす

93

320

天にあらはひよくのとり

99

503

天人の五すい

99

499

燈台〔とうだい〕もとくらし

104

630

ときにあへはねすみもとらになる

99

498

どくくはゞさらねぶれ

90

215

どくのこゝろみ

87

139

どくやくとへんじてくすりとなる

96

398

ところならひ

96

401

としとはんより世〔よ〕をとへ

96

402

としよりおやとぢぶつだうはをき所〔どころ〕なし

93

317

とちほどのなみだ

103

612

とてもぬれたる袖〔そで〕

90

213

とでもなき

108

802

となりきひしくしてたからまうくる

95

380

となりのたからをかぞふることし

88

174

とのゝむまもかれは三日

92

279

とびもたかうむ

86

103

とふにつらさのまさる

93

295

とふにおちぬはかたるにおつる

101

547

とふは一たんのはちとはぬはまつだいのはぢ

100

522

とみてはおこる

101

538

とらふすのへにつれ

89

187

とらうそふけは風さはぐ

100

516

とらのおをふむことし

89

183

鳥〔とり〕なき里〔さと〕のかうふり

103

620

とりつきむしのことし

95

383

とりのつばさ

89

199

とりはふるすにかへる

99

488

どろのうちのはちす

100

509

とをきおや子よりちかき隣〔となり〕

98

467

とをきははなのか

83

5

遠目〔とをめ〕はかりの箒木〔はゝきゞ〕

104

632

なかうどよひのほと

84

30

なかうどそらこと

99

475

ながきにはまかれよ

83

4

ながくはつげ

92

288

なかれをくみてみなもとをしる

83

19

なきねいり

107

714

なく子もめを見る

87

118

なけきの中のよろこひ

89

190

七ふしぎ

107

746

なゝへのひざをやへにおる

92

265

七日のせつほうもむになす

86

102

なまごゝろ

107

730

なまへいほう大きずのもとひ

91

252

ならはんよりなれろ

102

579

にがわらひ

107

744

にくきものはいけてみよ

90

226

にくまれ子世〔よ〕にいづる

94

329

にぐるうほをえひすにまいらする

92

271

廿五のほさつもそれそれのやく

89

188

にたものはからす

93

314

二度〔にど〕びくり

107

722

二八月におもふ子ふねにのするな

93

306

にはとりさむうして木にのぼる

100

527

にべをいふ

107

718

日本〔にほん〕のぶしはなをおしむ

97

425

にんぎやうにもいしやう

85

64

にんげんみがいればあをのく

86

95

にんげんばんじさいをうがむま

99

483

人間〔にんけん〕の八く

99

501

にんにくむきたることし

90

225

ぬかぬたちのかうみやう

96

404

ぬけさやもたん

90

211

ぬす人たけたけし

97

422

ぬす人といへは手さしだす

97

424

ぬす人にかぎあづくる

95

365

ぬす人においをうつ

103

615

ぬす人のひるねもあてがある

92

286

ぬす人のとりのこしはあれと火〔ひ〕のとりのこしはなし

95

369

ぬす人のひまはあれとまほりてのひまなし

98

471

ぬす人を見てなはをなふ

85

65

ぬれわらづ

107

732

猫〔ねこ〕のひたいなる物を鼠〔ねずみ〕がねらふ

105

675

ねこにからざけ

92

289

ねすみとるねこはつめかくす

85

68

鼠〔ねすみ〕のそらじに

105

661

ねずみまひ

107

754

ねふるもほうこう

87

121

ねみゝにみづのいることし

94

349

ねをいるゝ

107

726

ねんりきいはをとをす

86

97

のみもきらずかみもきらず

85

71

のり出したるふね

93

302

場〔ば〕うて

107

751

場〔ば〕ならし

107

759

ばいあふものは中からとる

88

154

はうぐはんひいき

94

328

ばかいんぎん

84

38

はかまのまちにざこたまる

88

171

はがゆし

107

728

破鏡〔はきやう〕二たひてらさす

102

568

薄氷〔はくへう〕をふむことし

96

412

はしにこうりやう

86

92

はしめぎらめきならかたな

98

453

はじめのさゝやきはのちのとよみ

90

212

歯〔は〕なしのほねだくみ

106

686

はなに三しゆんのやくあり

89

186

花のもとのはんじつのかく

100

517

花のふる

107

738

はなはねにかへる

99

486

花見て枝〔えだ〕をたをる

103

603

花〔はな〕をやる

107

737

はやうしもよとをそ牛〔うし〕もよど

94

326

はやがてん

108

792

はゆる山はやまくちからみゆる

86

88

はりをぼうにとりなす

87

142

晴〔はれ〕うて

107

752

はをかいてねをたつな

100

506

はんとくかぐち

100

534

はんらうがなみだ

105

662

ひくきところに水〔みづ〕たまる

98

447

ひくなるこ

108

784

びくにのかぎあつらゆることし

95

379

日くれてみちをいそぐ

103

598

膝〔ひざ〕ともだんかう

106

691

秘事〔ひじ〕はまつげのごとし

104

634

ひだちうつ

107

740

ひだりあふきをつかふ

95

361

美女〔ひぢよ〕はあくちよのかたき

91

261

人くらひむまにもあひくち

96

392

人いたりてかしこけれは友〔とも〕なし

101

551

人しけなし

108

786

一うらちかへは七うらちかふ

92

282

人ごといはゞ莚〔むしろ〕しけ

103

607

人にはそふて見よ

89

193

人のうへ見てわがみを思へ

87

131

人のことはめにみゆる

91

254

人のそらごとはわかそらこと

93

319

人のおどるときはおどれ

95

375

人はぬす人火は焼亡〔ぜうまう〕

95

367

人は一代〔だい〕名〔な〕は末代〔まつだい〕

102

576

人は人はて

105

672

人はしかくる

108

789

一はなかくる

107

711

一はなごゝろ

107

719

一むらさめのあまやどり

104

626

日に三たび身〔み〕をかへりみよ

101

535

火もじぐさ

107

741

兵庫〔ひやうこ〕のものは御免〔ごめん〕ある

104

651

百性〔しやう〕の去年〔こぞ〕ものがたり

103

599

百になるうはもかうてははてし

98

446

百日に百はいはもれと一日にはもられす

97

439

百ねんめ

108

788

百くはんのむまにもたり

84

34

百やうをしる共一やうをあらそふことなかれ

89

181

ひろきいゑはさやなり

93

298

ひんのぬすみ

86

85

ふうふは二せのちぎり

100

510

ふくびやうたゝみにあがらず

85

84

ぶしほ

107

729

ふせないきやうにけさをおとす

92

287

ふちにあめ

88

169

ふときにはのまれよ

83

2

ふねのさきやり

89

203

ふむところがくほむ

98

445

ふる川にみづたえず

101

539

ふるきをたつねてあたらしきをしる

101

555

ふるなのべんぜつ

86

89

へうたんからこまもいです

95

370

へたの大つれ

90

220

へたのながだんぎ

93

323

へちまのかはともおもはす

95

374

へや住み三年は山ふしのみねいり

101

562

へんてつもなき

108

801

包拯〔ほうかう〕が笑〔ゑみ〕

105

664

法師〔ほうし〕の櫛〔くし〕だくみ

106

688

ぼうずがにくけれはけさまでにくし

98

459

ほうろく千につち一つ

86

104

ほうをかほ

92

292

ほさつみがいればうつふく

86

93

ほとけつくりてまなこをいれず

86

100

ほとけになるもしやみをへる

98

458

ほとけのまへのきやうをいふ

85

77

ほとけのまねをすれと長者〔ちやうじや〕のまねはならす

99

479

ほとけもなきだうへまいる

97

433

ほとけも金色〔こんじき〕に御衣〔ぎよい〕をあらたむ

101

561

ほまれあらんよりそしりなかれ[一〇二頁]

102

565

ほめくさ

107

764

ほめそやす

108

781

ほをひろふてめうにまいらする

95

382

ぼんのまへ

96

395

盲亀〔まうき〕の浮木〔ふぼく〕

105

654

まかぬたねははえず

106

687

まけすまふのこまたとることし

95

356

まごかはんよりゑのこかへ

104

645

まつしきはへつらふ

101

540

まてばかんろの日和〔ひより〕あり

106

699

まなこは天をはしる

103

609

まへうたがひ

107

710

まへをきをいふ

107

758

○はむも一ごゑびも一ご

85

74

まいらすればたはる

106

683

まんがち

107

712

箕〔み〕うりかさにてひる(88頁)

88

145

身〔み〕からだしたるさび

90

208

みじかくはきれ

92

290

水〔みづ〕いたりてきよければうをすます

101

553

三日さきしれはちやうじや

96

407

みづとりくがにまどふ

102

589

みづにゑかくごとし

85

80

みづはさかさまにながれす

87

138

水〔みづ〕は方円〔はうゑん〕の器〔うつはもの〕にしたかふ

102

575

見ぬ京物がたり

104

652

見ぬがこころにくし

97

429

みゝふさぎ

108

796

美目〔みめ〕は果報〔くはほう〕のもとひ

102

582

みやこはめはつかし

83

10

みやこもたびはうし

86

109

みるときくと

107

721

みるに目よく

96

385

見るをみまね

102

577

身をすてゝこそうかふせもあれ

91

245

むかしのゐんくはは皿〔さら〕のはたまはる

88

165

むかしの剱〔つるぎ〕はいまのながたな

106

705

むぎいひにてこいをつる

97

432

むまにのるまてはうしにのれ

98

456

むまにはのりてみよ

89

191

むまのみゝに風

101

550

むまれぬさきのむつきさため

88

148

むまをしか

100

524

めいじんは人をそしらす

83

15

めいとしの子いとし

98

457

めいはしよくにあり

95

366

目〔め〕くらのつえをうしなふごとし

98

462

目〔め〕くらの垣〔かき〕のぞき

106

684

めくらへびにおぢず

90

222

目まぎれ

107

748

女夫〔めをと〕はいとこほとにる

86

96

めん鳥〔とり〕につゝかれて時〔とき〕をうたふ

106

693

めんめんのやうきひ

104

640

もどかしき

107

727

もとのめになかうどなし

91

253

物くるひの物こぼさず

106

696

もんじゆのちゑ

100

532

もんぜんにいちをなす

94

332

門〔もん〕にいらはかさをぬげ

84

26

養由〔やうゆう〕にゆみをいふ

85

75

やきとりにもへをゝつけよ

84

35

やけいしにみづかくることし

94

341

やしやかよめいり

96

413

やせ子にもかゝる

94

331

やせ子にはすね

103

611

やせむまむちをおとろかず

100

521

やとひどにとがなし

96

389

やなぎは風にしなふ

89

200

矢〔や〕のつかひ

108

790

やぶに馬齒〔まぐは〕をいふ

94

352

やぶに剛〔かう〕のもの

98

470

山のかみにおこぜみすることし

95

381

病〔やまい〕なをりてくすし忘〔わする〕る

105

665

山見えぬさかをいふ

88

150

やみのよのにしき

88

172

やむめよりみる目

101

558

やるせなし

108

804

雪〔ゆき〕のはては涅槃〔ねはん〕

105

674

ゆだん強敵〔かうてき〕となる

105

677

ゆみおれ矢〔や〕つくる

91

238

ゆめにとみ見る

97

438

ゆるぐくゐはぬくる

90

219

ゆをわかしてみづになす

95

384

勇者〔ようしや〕はおそれず

102

592

ようないものにほんなし

92

276

よくにいたゝきなし

94

347

よくのくまたかまたさくる

97

416

よこがみさくことし

94

354

夜〔よ〕のあけたることし

90

227

よのとりさたも七十五日

91

262

世〔よ〕のとりさたはにんにいはせよ

94

338

よは七さがり七あがり

91

243

よはきいゑにつよきかうはり

94

330

よはきものをぶにとる

97

417

よはむまみちをいそぐ

85

60

よはもとしのひ

84

49

よめかしうとめになる

84

54

よめしうとめの中よきはもつけのふしぎ

92

266

よめとをめかさのうち

88

151

よるうつつぶて

92

284

よろこひのまゆをひらく

99

494

らうやく口〔くち〕ににがし

99

495

落花〔らつくは〕枝にかへらす

102

566

落花〔らつくは〕狼藉〔らうぜき〕

103

601

龍馬〔りうめ〕のつまづき

87

115

六だうにほとりなし

104

625

りの極〔かう〕したるはひの一ばい

88

160

兩〔りやう〕をきゝてげぢをなせ

96

391

倫言〔りんげん〕汗〔あせ〕のことし

102

569

龍〔れう〕ぎんずればくもおこる

100

518

れうのひげをなづることし

89

185

ろうてうくもをこふ

99

491

六十年はくらせと六十日をくらしかぬる

97

441

ろんごよみのろんごしらず

87

130

わうじやうもふのもの

89

192

和哥〔わか〕に師匠〔ししやう〕なし

102

574

わがかどでほえぬ犬〔いぬ〕なし

103

622

若木〔わかき〕にこしかけな

105

680

若木の下〔した〕で笠〔かさ〕をぬげ

105

682

わかき時〔とき〕は親〔おや〕にしたがひ

105

666

わかきを子弟〔してい〕

100

530

わか身のことは人にとへ

91

256

わがみをつんで人のいたさをしれ

87

133

わがものゆへにほねをおる

92

285

わざくれ

108

787

わさはひはしもからおこる

83

23

わさはひもさいはいのはしとなる

99

485

わたにはりをつゝむ心

99

484

わたにてくびをしむることし

96

410

わらつとにこがね

94

325

わらひぐさ

107

763

わらふところへふくきたる

97

420

わらんべにはなもたせたることし

97

440

われなべにとぢぶた

88

161

井のうちのかへる大かいをしらす

89

179

ゐすはであへ

87

126

ゐ中にきやうあり

86

114

ゐなかはくちはつかし

83

12

ゐぶり

108

785

ゐんぐはは車〔くるま〕のわのことし

97

444

越鳥南枝〔ゑつてうなんし〕に巣〔す〕をくふ

101

563

ゑの子みちしる

91

251

ゑひてはくだまく

103

597

ゑみのうちのかたな

99

482

猿猴〔ゑんこう〕が月に愛〔あい〕をなし

105

671

をがくつもいへはいふ

87

144

をきあみをいふ

107

757

おとこの心と川〔かは〕のせは一やにかはる

91

255

おとこのひかりは七ひかり

94

333

おとこは氣〔き〕でしたもの

98

472

をにも十八

88

149

をもににこづけ

97

443

女〔をんな〕は氏〔うぢ〕なうて玉〔たま〕の輿〔こし〕に乗〔のる〕

102

584

をんなに家〔いゑ〕なし

104

627

をんやうじ身〔み〕のうへをしらす

87

132

をんやうじとつじかぜにはあはせぬがひみつ

93

297

更新日 97/10/15
名前 萩原 義雄

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