2001.02.02
810063 和田 麻祐子
太平記たいへいき。【作者】小島法師? 【複製】古典文集(尊経閣蔵) 【翻刻】古浄瑠璃正体本集7。【補遺】日本学術電子図書館→TXT(流布本・天正本)【所蔵】国立国会図書館、内閣文庫、宮内庁書陵部、静嘉堂文庫、天理図書館 【内容】後醍醐天皇による倒幕運動から建武の中興、三代将軍足利義満まで五十余年の南北朝の争乱の歴史を描く。
【図絵】伊賀の守

南総里美八犬伝なんそうさとみはっけんでん。【冊数】半紙本一〇六冊26.5×19.0p 二十八年間に二十一回にわたって刊行された。 【作者】曲亭馬琴 【書工】柳川重信、歌川國貞、二世柳川重信、五蘭斎貞秀らが執筆 【諸本】第一から第五まで山青堂が刊行。博士館らで再版され、また日本名著全集にも復刊された。活版は東京碑史出版社、兎屋本、帝国文庫、國民文庫、有朋堂文庫がある。【翻刻】帝国文庫「南総里美八犬伝」上中下(博文館)、「里美八犬伝」1〜4(国民文庫刊行会)、岩波文庫「南総里美八犬伝」1〜10(小池藤五朗)、 【影印】日本名著全集「南総里美八犬伝」上中下。他に、稿本等の複製あり。【複製】日本古典文学館、 【所蔵】早稲田大学図書館に三十八冊あり、第八巻の1が秘書複製庫で複製されている。曲亭馬琴が核計した手澤本は商国図書館にある。その他に、都立中央図書館、天理図書館にある。【後世の作品】「朝夷巡島記」、「近世説美少女録」、「合巻」、「黄表紙」 【内容】里見家の興亡を八犬士の活躍を通して描く。朱子学の思想で、善を勧め、悪を懲らしめるのが文学の役割だという考えの勧善懲悪思想で貫く大長編。