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2003年6月9日(日)付の日本経済新聞に載りました!!
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5月末、6月末の2回の東京外国為替市場の円・ドル相場を予想し、実際に出た相場との差を競い合うイベントです!参加資格は中学・高校・専門学校・高専・専修・短大・大学の学生です。
今年の鹿嶋ゼミでは3チーム+鹿嶋先生で参戦しました!!
エントリー名 | 5月予想 | 5月結果と差 118円61銭 |
5月順位 | 6月予想 | 6月結果と差 | 6月順位 | 最終結果 | 最終順位 | |
@ | 北沢チーム | 118円62銭 | +1銭 | 2位 | 119円37銭 | 43銭 | 71位 | 44銭違い | 全国9位 |
A | 佐藤チーム | 117円82銭 | 79銭 | 153位 | 119円53銭 | 27銭 | 41位 | 1円6銭違い | 全国45位 |
B | 中川チーム | 117円19銭 | 1円42銭 | 260位 | 119円93銭 | 13銭 | 20位 | 1円55銭違い | 全国85位 |
C | 鹿嶋先生(笑) (非エントリー) 先生はダメても 学生は育つ! |
116円26銭 | 2円35銭 | なし | 118円74銭 | 1円6銭 | (^o^) | 3円41銭違い | (^o^) |
5月
最終結果
結果
メンバー:北沢、飯田、榎本、小貫、廣田、望月
特徴 :あらゆる所から想像と創造で円相場を読んでいくチーム!
5月予想
予想の根拠:ここ最近は円高の兆しを見せている。米国の株価の低迷や失業率の増加など景気先行き不透明感が払拭できず、さらにイラク戦争の影響により、中東で米不安が起こり、ドル売りが目立っている。このような状況からドル安円高が進んでいるがこれ以上の円高は起こらないと予想する。日本の三月の景気動向指数が5カ月ぶりに「下向き」を示し、この状況から見てこのまま円高が進むほど日本の景気は安定しているとは思えない。さらに、今の円高傾向の情勢から、日銀の円売り介入の警戒もあり、円高傾向へ移行する可能性も考えられなくはない。長期的に見ればドルは強い。過去のチャートから見て5月末は円安になると予想する。
6月予想
予想の根拠:前回同様、過去のデータやチャートから判断して、円相場は115円から121円の間と予想。月の米供給管理協会(ISM)景気指数など上向きな経済指標も出て、さらに米国の失業率が回復の兆しをみせていることから、米国経済の先行きに対する懸念から萎縮していた米国への投資が徐々に回復し、さらに、2日のサミットでのブッシュの強いドル政策発言を受けて米の株価に対する投資が回復してきているので、当面ドルの買い戻しが優勢になるだろう。六月は円安ドル高。しかし、米国は国として、米国として権威を脅かすようなドル安にならない限り、今までのドル安を評価しているという見方もあるので、それ程急激な円安ドル高は起こらないと予想する。
メンバー:佐藤、宿利、堀口、松島、山口
特徴 :専門的な知識に欠けるがその代わり個性的な発想力、流れを読む鋭い勘を持つチームです。
5月予想
予想の根拠:米景気の先行き対する懸念が一段と強まっていることにより、ドル先行き不安感の流れにある中、終結宣言による米市民の安堵からか個人消費が急激に上昇している状況と、また日本の金利の低下の影響などから、現在の急激な円高に歯止めがかかり、今月末にはドル買い傾向に徐々に戻るであろうと考えるためである。
6月予想
エビアン会談での、ブッシュの「強いドル政策」発言と、それを支持する小泉政権の円安を望む見解があるため、日本政府の円売り介入への警戒感が強まっている。また、米国株価の上昇傾向とともに、消費指数の上昇も見られることから、現段階より、円安ドル高へ傾くだろう。
メンバー:中川、福永、近、高田、小島
特徴 :ノリは男子校です!
5月予想
予想の根拠:アメリカの失業率が上がり、消費が冷え込み、景気低迷感によって円高が進行する。中国、東南アジアに日本企業の製造工場が多くあるが、SARSのため、生産量が落ち、日本の対米に対する輸出が減少し円安要因になる。以上の要因により、横ばいな状態が続く。
6月予想
米失業率が2ヶ月連続で上昇したことは気になるが、日米ともにファンダメンタルズの先行き不透明なことから、ここでは考慮の対象外とする。5月末に政府日銀は118円台での円売り介入をし、円相場の120円台への押し上げを市場にアピールしたと、見方。米ブッシュ大統領ブッシュの「強いドル」発言。イラク戦争に対する懸念から委縮していた米国への投資が徐々に、回復しており、当面ドルの買い戻しが優勢になるとの見方。これらの要因により、円安ドル高が進むだろう。
以上、作成:榎本(5期生)、山口(5期生)、高田(6期生)
サポート:小島(4期生)
鹿嶋よりの一言:円ダービー参加では、ゼミには「いかに正確な予想を出すか」と同時に「いかに考えるか?」を大切にしてもらいたいです。 予想が外れたとき、当たったとき、「何故当たったか?何故はずれたか」を考えるとより勉強になりますヨ!(2003.06.11wed)
鹿嶋よりの一言(7月):まあ、みなさんよい成績をおさめました!おめでとう!
今後に活かしてくださいな!(2003.07.30wed)