昭和金融恐慌 関連資料


昭和金融恐慌は、昭和2(1927)年3月15日の渡辺銀行への預金取付から5月13日のモラトリアム勅令の終了までの間に、日本全国で銀行取付が頻発し、36銀行(うち商業銀行35行)が休業した事件。
関東大震災(1923年9月)のあとの商業手形を日本銀行が買い取る政策を取ったが、その最終的な処理のための議会の審議の過程で、かなりの震災手形が不良債権であることが知られるようになり、それを保有する銀行への経営不安が預金取付につながった。

昭和金融恐慌関連年表

昭和金融恐慌 関連図表

A 昭和金融恐慌による休業銀行整理状況

B 取付けによる休業銀行の預金引出率

C 休業銀行預金払戻率

D 普通銀行の預金貸出および貯蓄銀行の預金

E 昭和金融恐慌における日銀の発券高と一般貸出高

F 日銀各支店の貸出増加額(421日のみ)

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