我が国の財政収支は、近年改善しているものの、依然として大きな財政赤字を抱えています。
(出典)「Economic Outlook 83号」(2008年6月 OECD)
(注)数値は一般政府(中央政府、地方政府、社会保障基金を合わせたもの)ベースである。
債務残高の対GDP比を見ると、90年代後半に財政の健全化を着実に進めた主要先進国と比較して、日本は急速に悪化 しており、最悪の水準となっています。
(出典)「Economic Outlook 83号」(2008年6月 OECD)
(注)数値は一般政府(中央政府、地方政府、社会保障基金を合わせたもの)ベースである。
また、OECD統計の債務残高には、国・地方の長期債務残高(P5)に加え、
政府短期証券や一部の独立行政法人などの債務が含まれる。
純債務残高とは、政府の総債務残高から、政府が保有する金融資産を差し引いたものです。わが国は、純債務で見ても、 債務残高の対GDP比が主要先進国でひときわ厳しい水準となっています。
※ 純債務残高で債務残高を比較する場合、政府の金融資産の過半は将来の社会保障給付を賄う積立金であり、すぐに取り崩して債務の償還や利払費の財源とするこ とができないこと等に留意する必要があります。
(出典)「Economic Outlook 83号」(2008年6月 OECD)
(注)債務残高には、政府短期証券などを含む。
(注)数値は一般政府(中央政府、地方政府、社会保障基金を合わせたもの)ベースである。