トヨタのかんばん方式  
必要な部品を必要ヒツヨウリョウ(A)だけ必要な時(B)に生産する(H)
ジャスト・イン・タイム(JIT)方式
         
後工程
組立ライン  
(工場1)  
   
   
   
   
部品箱a      
       *    
部品置き場   ポスト  
       
部品箱b  ****  
               
               
   
前工程    
(工場2) ****  
   
   
   
      ポスト
    ****    
  ****  部品置き場  
   
   
  部品加工ライン  
  (U字ラインも)  
   
               
資料シリョウ)山田日登志『トヨタ生産方式をトコトン理解する事典』日刊工業新聞社、1988年、100p など。
後工程(工場1)から前工程へ
A 空になった部品箱(部品箱a)ができたら、
B その部品箱の引き取りかんばんをポストに入れる。
部品運搬係が、ポストの中の引き取りかんばんを取り、それを持って
その引き取りかんばんが指定する前工程の部品置き場に部品を取りに行く。
E 部品置き場に置かれている部品箱から生産指示かんばんをはずしてポストに入れ、
F,C 持ってきた引き取りかんばんを部品箱に入れる。(かんばんの差し替え)
D 引き取りかんばんを入れた部品箱を、指定された後工程の部品置き場に置く。
部品箱b が空になる前に必要な部品を必要なだけ補充する。
前工程(工場2)で
G ポストに入った生産指示かんばんが指定する種類と数量の部品を生産する。
H 生産した部品と生産指示かんばんを同じ部品箱に入れ、
J その部品箱を、生産指示かんばんで指定された部品置き場に置く。
部品運搬係が部品を取りに来る直前に部品を生産する。(最少の在庫)
注)大ロット生産/押し出し方式にはある部品倉庫がない。