ビギナーのためのインターネット活用法
IE (Internet Explorer の略)
を使ってホームページを探検する
インターネットの基礎用語
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WWW とは、World Wide Webの略で、直訳すると「世界規模のくもの巣」。ウェブ(Web)と略す。複数のコンピューター内のファイルを、インターネットを通して、マウスのクリックで閲覧できるシステム(またはソフトウェア)。
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Webページ(Webpage)とは、WWWで見ることができる文書ファイル。「ページ」と略される。
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ホームページ(homepage)とは、あるウェブサイトにアクセスしたときに、最初に出てくるWebページ(元の意味)。
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ウェブサイト(Website)とは、多数のWebページが互いにリンクしあって集積している場所。「サイト」と略される。
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URL
とは
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ブラウザーとは
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http とは、hypertext transfer protocol の略で、ハイパーテキスト(Webページの旧名)にアクセスするためのプロトコル(通信規約)。
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HTMLとは、hypertext markup language の略で、Webページを記述するための言語。そこでWebページをHTML文書/ファイルとも呼ばれる。
企業のホームページのURLの基本形
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マイクロソフト www.microsoft.co.jp
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英語のページなら www.microsoft.com (最後が「ドットコム」)
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トヨタ www.toyota.co.jp (toyota.jp
もある)
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ソニー www.sony.co.jp
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デル www.dell.co.jp
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自動的にwww.dell.com の日本語のページにジャンプする
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ヤフージャパン www.yahoo.co.jp
(yahoo.co.jp、yahoo.jp)
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グーグル www.google.co.jp
(google.jp)
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ブリタニカ www.britanica.com
企業のURLの基本形は www.<企業名>.co.jp
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「ウェブ・ドット・企業名・ドット・シーオウ・ドット・ジェイピー」と覚える。
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最近は、toyota.jp, suntory.jp などのURLもある。
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"co"と"com"は company(会社)の略。 "jp"はJapan
の略。
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政府関係なら www.***.go.jp/ *"go"はgovernmentの略。
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教育関係なら www.***.ac.jp/ *"ac"はacademicの略。
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例えば、www.komazawa-u.ac.jp (駒澤大学)
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NGOなどの民間組織なら www.***.or.jp/ *"or"はorganisation(組織、団体)の略。
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ネットワーク関連なら www.***.ne.jp/ 例えば、@ニフティ、goo
ブラウザーに URL を書き入れて、ホームページを見る(ウェブサイトにアクセスする)
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IEの「アドレスバー」にある「アドレス」欄の中をクリックすると、文字がすべて青色反転になる。
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青色反転文字をDeleteなどで全部消す。 そのまま上から文字を書いても消える。
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「アドレス」の欄に URLを書いて(たとえば "www.toyota.co.jp/"
)、Enterすると、ホームページが出てくる。
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URLを書くときは
直接入力モードで
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URLは正式には 'http://' から始まる(例:http://www.toyota.co.jp/)が、省略できる。
駒澤大学のホームページ(サイト)に直接アクセスする
URLは、www.komazawa-u.ac.jp/
小林研究室のサイトに直接アクセスする
URLは、www.komazawa-u.ac.jp/ ~kobamasa/
* " ~ "(チルダ (tilde))について
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キーボードでは、Shift + [^ ヘ]キー(BackSpaceキーの左方の2つ目)。
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「 ~ 」は階層ディレクトリの途中を省略して書いたことを表す。
大学内でもっと速くアクセスするには
IEをはじめて立ち上げたときのURL www.komazawa-u.ac.jp/ ~jyoho/
のうち、最後の太字部分を書き直す。 =>「 ~
」を残して "jyoho/" を消し、"kobamasa/"を書き加えて、Enter。
IEの使い方
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画面のスクロール
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スクロールバーをマウスで動かす。 またはホイールボタンを回す。
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PageUp/PageDownキー、矢印キー(↓↑)、End/Homeキーなど。
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ただしフレームがあるページでは、スクロールしたいページをあらかじめクリックしておく。
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文字の大きさ。 <表示><文字のサイズ>
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「戻る」ボタンと右の▼
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「進む」ボタンと右の▼
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「履歴」ボタン:今までに見たページをさかのぼることができる。
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「更新」ボタン:今表示されているページにアクセスして、最新のページを再表示させる。ページを書き換えたあとでも使う。
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「中止」ボタン:表示に時間がかかるときに止める。
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「ホーム」ボタン:IEを起動したときに最初に表示するページ。 自分の好きなページに設定できる。
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「検索」ボタン:下記を参照
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「お気に入り」ボタン:自分が登録したページが左側に出てくる。 閉じるときは再クリック。
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「お気に入り」に登録するには、登録したいページを表示し、<お気に入り><お気に入りに追加>をクリック。
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文字化けしたとき。 <表示><エンコード><その他>で直す。
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フレームの中に出るページを、別の新しいウィンドウに表示する
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リンク元を Shift+左クリック。 =>PCマニュアルの「ブラウザー/フレームを表示」を見よ。
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または、リンク元を右クリックし、「新しいウィンドウで開く」を選ぶ。
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今表示しているページを、別のウィンドウにも表示する。 <ファイル><新規作成><ウィンドウ>
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別のページを見たあとで今のページもすぐに見たいときにあらかじめしておく
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印刷
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<ファイル><印刷プレビュー>で確かめる。 *詳細はその画面の「ヘルプ」を見よ。
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特定のフレームだけを印刷したいときは、あらかじめそのフレームを別の新しいウィンドウに表示したあとで。
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印刷枚数を減らしたいときは、「文字のサイズ」を小さくしたあとで
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Webページの一部だけを印刷する
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印刷したい部分を選択して反転表示させたあと、<ファイル><印刷>の「◎選択した部分」を選んで印刷。
*詳しくは<ヘルプ><目次とキーワード>から検索する。特に「目次」タブの「Webページを検索する」を。
リンク元の上にマウスのカーソルを置くと、マウスカーソルが矢印から手の形に変わり、そのリンク先がブラウザーの下にある「ステータスバー」に表示される。 リンク先があることを確かめられる。
*「リンク元」とは、リンクが張られている文字や画像のこと。
検索サイト/ポータルサイト からホームページを探す
ポータルサイト(portal site)=「玄関サイト」。他のWebページを検索するための入り口になるサイト。
IEの「検索」ボタンを使う
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左側に新しいフレームが開いて、「MSNサーチ」などの検索サイトが使える。
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使いたい検索サイトを変更するには、左側のフレームの上部にある「カスタマイズ」から。
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「次の文字列を含むWebページの検索」の下の検索語ボックスに検索語を書き込んで、「検索」ボタンを押す。
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フレームを閉じるには、「検索」ボタンを再クリック。
Yahoo! JAPAN 登録型検索サイト
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www.yahoo.co.jp/ または、yahoo.co.jp/
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入り方の一例
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IEの「検索」ボタンをクリックし、
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左側のフレームの中の検索語ボックスの中に"ヤフー"または"yahoo"などを書いて、「ウェブ検索」ボタンを押す。
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検索結果の中の「Yahoo! JAPAN」を選ぶ。
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「天気」、「路線」が便利。
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上部の検索語ボックスに<自分の名前>、<企業名>などを入れてみる。
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検索語を" "(スペース)でつないで列挙するとAND検索になる。
事例=>
Google 幅広くWebページを検索してくれる。慣れると便利
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www.google.co.jp(日本語のサイト)
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入り方の一例
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Yahoo! Japan のホームページの検索語ボックスに、"グーグル"または"google"を書いて、「検索」ボタンを押す。
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検索結果の一覧の中から「Googleのホームページ」をクリック。
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Googleの検索語ボックスに検索語を書いて、
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「Google検索」ボタンをクリックする。検索結果の右上に、検索結果数が出る。
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「I'm Feeling Lucky」ボタンを押すと、利用頻度が最高のページがいきなり出てくる。
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検索語として長い語句を入れると、勝手に単語に分解されて、AND検索になる。
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例えば '日本経済新聞' と入れると、'日本'、'経済'、'新聞' の文字列がどこかにあるページも検索される。
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長い語句をひとまとまりにして検索語にしたいなら、その語句の前後に
" " を付ける。
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参考書: 歌田明弘『「ネットの未来」検索ガイド』岩波アクティブ新書、岩波書店、2004年。
事例=>
goo ロボット型検索サイト
新聞記事検索のサイト
日経gooのサイトで、過去1年間の新聞記事を検索する
http://nikkei.goo.ne.jp/ の「日経四紙」を使う。
Googleから、「日経goo」で検索する。
事例=>
駒澤大学図書館のサイトの「データベース」の中の、「日経テレコン21」の記事検索を使う
ユーザー名とパスワードは共通。 同時利用者を限定
検索語は、" "(スペース)を入れて列挙してAND検索
記事をWebページ形式で見るか、切抜きのような画像(pdf形式)で見るか。
終わったらログアウトを確実に
駒澤大学図書館のサイトの「データベース」の中の、「朝日新聞記事データベース」を使う
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駒澤大学図書館のサイトから利用。学内のみ。
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知恵蔵も検索できる
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「シンプル検索」をクリック
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キーワード欄に検索語を三つまで入れられる。 AND/OR/NOTができるが、ふつうはAND検索で
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発行日を指定できる。しなくてもいいけれど時間がかかる
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最後に「検索開始」ボタンを
インターネット販売の実例
デル社のサイトで、希望するパソコンの仕様をためす (ネット直販の例)
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デルのサイト "www.dell.co.jp/"に入る。
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「個人のお客様」をクリック。
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欲しい製品の種類を選び、いくつかクリックして「カスタマイズ&お見積り」のページに入る。
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メモリやハードディスクなどの希望する仕様を選ぶと、下の段の「合計金額」がすぐに変わるのを確かめる。
アマゾン・ドットコムのサイトで書籍を検索し、書評を見る www.amazon.co.jp
利用者が任意で書いた書評がある本がある。古い本は検索されない。
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「本」(和書)のタブをクリック。
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左上の「サーチ」ボックスの中の上の欄が「和書」であることを確かめて、
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その下の空欄に検索語を入れて、「GO!」ボタンをクリック。
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AND検索は"空白"で。 例)"ネット_経済"〔"_"は空白の代用〕
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英文字は半角でも全角でも良い。
ブックワンのサイトで書籍を検索し、書評を見る
www.bk1.co.jp/
洋書を注文する 丸善のサイト
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「丸善インターネットショッピング」のページの「洋書を探す」または「和書を探す」をクリックする。
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書名などを検索語にして本を検索する。会員になれば注文して、郵送してもらえる。
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検索語で、「 IT 」を入れるときは、全角でも半角でもいい。
取り扱い事例
紀伊国屋の事例
サイズがぴったりのジーンズを注文する IC3Dのサイト
www.ic3d.com/ <アメリカのサイト> (mass customization)
書籍検索のサイト
Yahoo!ブックス(BOOKS) のサイトで書籍を検索する
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Yahoo!JAPANのホームページの「楽しむ」の行の「本」をクリック
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左上の空欄に検索語を入れる通常検索と、その右側にある「検索オプション」から入る「オプション検索」がある。
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詳しい使い方は、右上の「ヘルプ」をクリック
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通常検索
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空欄の中に検索語を書き込む
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書籍名、著者名、目次、書籍内容文などのすべてが検索対象になる。
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検索語をスペース(空白)でつなぐと、AND検索になる。 例)"インターネット 歴史 コンピュータ"
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あまりにも一般的な検索語だけでは検索結果を読み取りにくい。 例)"インターネット"
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「コンピューター」を検索語にすると、「コンピュータ」が検索されない。
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(必要なら)空欄の右横の〔すべての書籍から V〕を適当に設定して分野(カテゴリ)を限定する。
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「検索」ボタンをクリック。
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オプション検索
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「キーワード」欄の空欄に検索語を書き込む。
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(必要なら)「カテゴリ」の欄のどれかをクリックして、分野を限定する。
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ISBNがわかっているときは、それを(一番下の)ISBN欄に書き込む。
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「検索」ボタンをクリック
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検索結果の見方や使い方
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検索ヒット数が多すぎたときは、ページ末尾の「全 xxxx 件の書籍の検索結果」をクリック
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「書籍との一致」の行に出る「xxxx 件」が、検索ヒット数
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書籍名一覧のすぐ上に、「全 xx ページ: | 1 , 2 , 3 , ... | 」を表示
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1画面に20件ずつ表示し、リンクされていない数字が現在表示しているページ
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各書籍名をクリックすると、各書籍の詳細(書籍内容文、目次など)を表示
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「検索対象」の行で、「指定なし | 書籍名 | 著者名」のどれかをクリックして対象を限定
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「指定なし」のときは、目次や書籍内容文も検索対象に
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書籍名だけを検索対象にするときは、「書籍名」をクリック
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「表示形式」の行で、
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標準は「画像と書籍名」: 書籍名、著者名、出版社、価格、発行年月を表示
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「書籍内容付き」をクリックすると書籍内容文も出る。
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「並び順」の行で、
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標準は<発行年月>の<降順>(新しい順)
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「発行年月」の左横の▼(降順)をクリックすると、▲(昇順:古い順)になる。
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「書籍名」をクリックすると、書籍名のあいうえお順に並び替え
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ほかに、「著者名」「発行社名」などでも並び替えできる。
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検索結果のページの文字列検索 → <編集><このページの検索> =>PCマニュアル
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検索結果のページの印刷
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印刷枚数を減らすには → <表示><文字のサイズ>を小さく。
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特定の書籍だけ印刷するには → その部分を選択し(反転表示させ)、<ファイル><印刷>ウィンドウで「選択した部分」をクリックして、印刷ボタンをクリック
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印刷結果のページをファイルとして保存
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<ファイル><名前を付けて保存>。 あとでファイル名を適切に変える。 =>PCマニュアル
事例=>
駒澤大学図書館の蔵書検索
駒澤大学のホームページから、駒沢大学図書館のページに入り、「Kompass蔵書検索」をクリックする。
「書誌検索(標準)」 画面 (標準検索画面と同じ)が最初に出る (詳細検索もある)
*IT関係の本は少ない。
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キーワードの欄には任意の検索語を、タイトルの欄には書名を、著者名の欄には著者名を書き込み、検索ボタンを押す。
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二つ以上の欄に検索語を入れると、AND検索になる。
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個々の欄の中では部分一致検索 […という文字列を含む]。AND検索をするには、検索値の間に空白" "を入れて列記する。
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例えば、タイトルの欄に"経済 インターネット"という検索語を入れると、"経済"と"インターネット"の二つの文字列が同時に書名の中にある蔵書を検索する。
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画面の下部に、「ソートキー」と「ソート順」がある。「ソート」は並べ替えのこと。
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ソートキーを「出版年」に、ソート順を「降順」にして検索ボタンを押すと、新しく登録された本が始めに表示される。
検索方法について詳しくは、右上の「!利用方法」ボタンをクリック。
BOOKPLUSで詳しい書籍情報を見る
日外アソシエーツによる図書データベース。 図書の目次や、著者の略歴などが見られる。
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駒澤大学図書館の「データベース」の中の「BOOKPLUS」にアクセス。
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検索の対象としてふつう「書名」を選び、右端の空欄に検索語を書き込む。
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検索の対象には、出版年月、キーワード、著者名もある。
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検索語を"_"でつなぐと、AND検索ができる。そうしないと検索語全体で検索される。
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「一覧表示」ボタンを押すと、「一覧画面」になって、検索結果の一覧表がでる
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検索結果が1000件以上になったときは、検索語を追加し、「再検索」ボタン」を押す
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検索語の追加には、書名に検索語を追加するか、出版年を指定する手もある。
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検索結果が1000以下になったら、「一覧表示」ボタンを押すと、「一覧画面」になり、検索結果の一覧表がでる
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検索結果の左端の□に"レ"を入れて、「チェックしたものを表示」ボタンを押すと、「詳細画面」になり、その図書のもっと詳しい情報が表示される
宅急便の配達状況をみる
取り扱い事例
会社などの名前を検索語にして電話番号を調べる。
鉄道の路線経路と料金探索
Yahoo!Japanのサイトの「路線」から利用。
出発地の駅名と、目的地の駅名を書き込むと、何種類かの乗り継ぎ方法を検索して、それぞれの運賃を表示する。
高速道路の出発地のインターチェンジと目的地のインターチェンジを指定すると、選択可能なルート、所用時間、通行料金がわかる。
小林研究室のサイト=>資料集のページ=>高頻度リンク集 を使う