サブプライム恐慌のための研究資料


サブプライム・ローンとは:

サブプライムとプライムの金利タイプの構成 2006年~サブプライムの54%が2年固定金利

住宅ローンの証券化とは:

民間の証券化:多数の住宅ローン→MBS→(メザニンから)CDO の関係 by 倉橋/小林2008

住宅ローン債権の証券化による債務と差益の連鎖: 実体経済の需要拡大に

図:住宅ローンの証券化スキーム:債務と差益の連鎖 

略年表 とくにパリバ・ショック前後

サブプライム問題関連年表 2007年--2008年10月

パリバ・ショック、ドイツのIKBなどとサブプライム関連証券化商品:複数の文献資料

住宅価格の下落は2007年7-9月期から

FF金利(2004年6月から上昇)、住宅ローン金利、延滞率や差押え率、 住宅価格の反転(2007q3から)

FF金利の引き上げ→変動金利の上昇
→(1)返済額増加→住宅ローン借入者減少→住宅ローン貸出減→住宅需要減→→住宅価格上昇率の鈍化
→(2)ペイメントショック→サブプライム・ローン延滞率の上昇→投資銀行の買い取り減→住宅ローン貸出減
  →投資家への分配金の減少、解約請求の拒否→投資家による投げ売り→証券化商品の暴落
 →証券化商品が売れない、投資銀行の買い取り減→住宅ローン貸出減
→住宅価格上昇率の鈍化、さらに反落へ
→住宅ローン債務者の借換困難、延滞率や差押え率の上昇、差押え住宅の投げ売り、価格下落



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