インターネット関連 略年表

出所)古瀬幸広、廣瀬克哉『インターネットが変える世界』岩波新書、1996年

 注:緑色字は小林による加筆修正。 注2:橙色字はK. Hafner & M. Lyon『インターネットの起源』(2000年)の関連年表により修正。
1957 ソ連が世界初の人工衛星スプートニク打ち上げに成功。衝撃を受けた米国は科学技術振興のため、国防総省内に高等研究計画(ARPA)を設置。
1964 パケット交換ネットワークのアイディア(ポール・バラン)。
1963 ◇仮名漢字変換の研究に着手(九州大学栗原俊彦教授)。
1969 ARPAネット設置。UCLAをはじめ4箇所をつなぐ。
  最初のRFC "Host Software"(ステイーブ・クロッカー)。 *request for comments
  ◇アポロ11号、人類初の月面着陸に成功。
1971 初のマイクロプロセッサ(4004)、1KビットDRAM(i-1103)の開発に成功(インテル社)。
1973 コミュニテイメモリー・プロジェクトの端末設置(リー・フェルゼンシュタイン)。
1975 フェルゼンシュタインがSOL開発。パソコン革命の始まり。77年のアップルII発売により普及が始まる。
1978 ◇仮名漢字変換技術の実用化(日本語ワープロ誕生)。
1979 USENET誕生。 *User's Network -32頁
1981 BITNET誕生。 *Because It's Time NETwork
  CSNET誕生。
  IBM PC発売、パソコンが16ビット化され、マニアの手から一般社会の道具へと発展。
1982 TCP/IP技術の確立。国防総省が標準として採用、翌年よりARPAネットがTCP/IPに転換。
1983
1月1日、ARPANETが正式にTCP/IPに移行
  CSNETとARPAネット相互接続。FidoNet開発。-33頁
  バークレイ版UNIX(4.2BSD)にTCP/IPが組み込まれる。
1984 ホスト数1,000を超える。
  JUNET(Japan University Network)発足。 -31頁
  第1回ハッカー会議。FidoNetスタート。
1986 NSFネット誕生。ネット利用が科学研究界一般に拡大。
  JUNETがUSENETと接続。日本でも草の根BBSが広まる。翌年には全国規模の商用ネットワークがサービスを開始。
  ◇日本語ワープロが普及期へ。
1987 商用USENETサービス会社UUNET設立。
  ホスト数10,000を超える。
1988 WIDEプロジェクト発足。日本初のTCP/IPによるインターネット・バックボーンを整備。 *Widely Interconnected Distributed Environment -32頁
1989 ホスト数100,000を超える。インターネットと商用パソコンネットワーク(CompuServe)との間で初の電子メールの交換(米)。
1990 E1ectronic Frontier Foundation(EFF)発足。
  ARPAネット廃止。
1991 米国で商用インターネットの相互接続機関CIX設立。
  高性能コンピューテイング法制定。
1992 コペンハーゲンでの準備会議を受け、Internet Society発足。神戸にて最初の会議INET '92開催。
1991 CERNのTim Berners LeeがWWWを一般公開
1992 ホスト数が1,000,000を超える。
  日本のインターネットハッカーがIIJ社設立。日本のインターネットも商用ネット時代へ。
1993 全米情報基盤(NII)行動計画発表。 -122頁
  WWWブームのはじまり。
  AT&T Jens社が日本で初の商用インターネットサービス提供。その後各社が展開。NIFTY-ServeとWIDEインターネットがメール接続。日本でもパソコンネットワークとインターネットの接続が始まる。
1994 インターネットのビジネス利用実験が本格化(米)。
  ゴア米副大統領GII (global information infrastructure) 構想を提起、ITU会議で採択。 -122頁
  JUNET解散、インターネットヘと発展的に統合。
1995 NSFネット廃止、米国の基幹ネットワークの完全商用化。

掲示:1997/12/18;