お見事、正解です!! 


Q1  正解は、1のBBS

 BBSbulletin board system の略。 bulletin boardの意味は「掲示板」なので、BBSは「電子掲示板」とも訳される。掲示板と同じような役割を果たせる、コンピューターによるしくみ(システム)のこと。
 
 MLmailing list(メーリング・リスト)の略。 電子メールの使い方の一つで、一つの宛先に登録した複数の人々に同じ電子メールを一度に送信できるシステム。

 GUIgraphical user interface(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)の略。画像やメニューの選択によってコンピューターを操作できる、視覚的に分かりやすいシステム。それ以前には、コンピューターに命令(コマンド)を文字で書きこんで操作した。これをCUIcharacter user interface)と言う。 
 ちなみにインターフェイスとは、複数のもの(ここではコンピューターと操作する人)の間をつなぐシステム。元の意味は「界面、接点」。 


Q2  正解は、6のユビキタス・コンピューティング

 ユビキタス (ubiquitous) は、「いたるところに」「どこにでもある」「遍在する (あまねく存在する)」などの意味の英語(ラテン語から派生)。 「ユビキタス・コンピューティング」(ubiquitous computing)とは、「どこでもコンピューターが使えること、またはその環境」である。今では無線(携帯電話など)でインターネットにアクセスすればどこでもコンピューターが使えるようになったので、「いつでもインターネットを使えること」という意味でもある。
 ちなみに、ubiquity は「キリストの遍在」という意味。神はいつでもどこからでもあらゆる人間の行いを天から見ているということ。
 なお、同じ「へんざい」であるが、「偏在」と書くと反対の意味になるので注意しよう!

 ウェブ(Web) WWW World Wide Web)の略で、マウスのクリックだけでインターネット上の情報を利用できるシステム。「ウェブ・コンピューティング」とは、ウェブにアクセスできるコンピューター利用という意味である。さらに今では、ウェブへのアクセスが常態であり、不可欠であり、当然でもあるようなコンピューター利用を意味するようになっている。

 インタラクティブ (interactive) は、「対話式の、双方向の」という意味。「インタラクティブ・コンピューティング」とは、対話するようにコンピューターを使うことで、コンピューターに情報を入れるとそのつど処理結果が返ってきて、次の処理を選択できることである。これにたいして、処理すべき情報をコンピューターにまとめて入れて処理結果もまとめて返ってくる方式を「バッチ処理」と言う。

 ちなみに、上記の三者の包含関係を式で表すと、下記のようになる。
 「ユビキタス・コンピューティング」 < 「ウェブ・コンピューティング」 < 「インタラクティブ・コンピューティング」


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