レジュメに必要なこと
レジュメ résumé とは
「摘要、要約」などの意味のフランス語で、ゼミでの発表や報告などのときに出席者に配付する文書のこと。
当日のゼミでみんなの共通認識をつくるための基本の文書。
- 箇条書き、体言止め(新聞の見出しのように)を使って本文を圧縮する。
- → ↓ などを使って相互関係の図解を心がける。
- 元のテキストがあるのだから不必要な「引用」はしない。
- 文中の章題、節題、小見出し は省略しないで書く。
- 英数字(英文字と数字)は半角文字で ~数字はすべてアラビア数字
- 誤字脱字がないことを印刷して最終チェックする。例=同音異義語
- Wordの校閲タブの[読み上げ] でカーソル位置から(または選択範囲を)聞く
- 発表するときは、「みんなに解説するように」話す。棒読みをしない。
-
用紙のサイズは、A4(210×297mm) で統一する
一つの発表では、枚数は2枚以内に。
*文字量を増やすには、余白を狭くする(下記)か、1頁の行数を増やす。
用紙にはページ番号を付ける。 ホチキスは付けない。
*ページ番号は、MS-Wordの「ページ番号」機能を使えば自動的に印刷される。
レジュメの冒頭には必ず、下記の事項を書く
1. 発表年月日、所属、作成者の氏名 ~右揃えで
例)
2020年4月24日、Aグループ、駒沢華子
2. レジュメの題名 ~中央揃えで
例 1) (著作物の紹介の場合) <著者名> 『 <著書名> 』 <出版社>、<出版年>
吉川 洋『高度成長』中央公論社、2012年(初版)
第1章 今や昔―高度成長直前の日本
例 2)(独自の研究発表の場合)
物流業界とロジスティクスの動向について
レジュメの本文は下記の部分から構成される
- 著作物または報告の摘要ないし要約 ←箇条書き、体言止めを使う 。 著者の用語を尊重する
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作成者が調べた用語解説 ←ワープロの脚注機能を利用する
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作成者が提起する疑問点や論点
用紙の上下左右の余白の調整
余白とは、MS-Wordで印刷したときに用紙の上下左右にできる、文字が印刷されてない部分。
MS-Wordでは最初は、上下左右の余白は35~30mm に設定されているので、1枚の用紙に書き込める文字数がかなり制限される。
そこで上下左右の余白は25mmに設定するといい。
レジュメのサンプル |例1 | 例2 | 例3 |例4 || 練習用ファイルのダウンロード
http://wwwint2.int.komazawa-u.ac.jp/~kobamasa/