ゼミ日誌/小林ゼミナール

科目名:演習I

開催日:20001011日 水曜日

記入者:鈴木将史

報告者:

司会者:蕎麦田直之

次回記入者:森田悟

全体的なテーマ: 日経新聞社説「ITと日本経済(15)」(86日・22日)

分担の範囲: 全員で討論

報告の内容、提起された論点:

議題1:ニューエコノミーとはなにか?

議題2:「ソローのパラドックス」について

議題3:日本は今後どのようにIT革命を進めていくべきか?

討論の内容:レポーターから、フロアから

議題1:「ITに絡んだ経済政策を推し進めていくことだ」という意見が出たが、実際は生産性が上昇しつつ高いインフレが起こらなかったことだ。

議題290年代半ばまで数字には現れなかったニューエコノミーは信用できないという考え。しかし95年から俄然伸びてきたのは何故か? それは、あらゆる面でユーザーが増えたからだという意見が出た(時間不足で中断)。

議題3:このまま何もすべきではない、アメリカを真似などしなくて自然に任せるべきだという意見と、いまの通信関係の閉塞状態ではいつまでたっても事は進まない、強引にでも推し進めるべきだという意見に分かれた。

 自然に任せるべき…このまま自然に事を運んでいくうちに日本独自の物が出てくるはずだ。

 推進派…そんな悠長なことを言っていられない。今のNTTの独占状態は問題だ。また、「具体的な日本独自のもの」とは具体的にどんなものなのかが問題だ。

 結論:お互いにヒートしてしまって論点がずれたので、ティーチャーストップがかかる。

教員の発言:

 学生側から説明を求められたので経済学における生産性の講義があった。

 議題3を受けて、アメリカの好景気は、その前にリストラがあって、そこで排出された労働力の流動性からくるものだという講義があった。

感想/問題点/提案:

今回は何故か自分自身が熱くなってしまっていたので途中からメモが途切れてしまった。

議題295年から何故生産性の上昇が数字に表れたか?)と議題3は、次回以降に持ち越しとなった。

特記事項:  コンパは養老の滝です。

欠席者:岩本、鈴木()

20001019掲示