ゼミ日誌/小林ゼミナール

科目名: 演習 I

開催日:2000118日、水曜日

記入者:上平大介

次回の記入者:浜砂

報告者:蓄麦田、依田

司会者:森田

全体的なテーマ 

夏休みの研究図書の発表:中谷「eエコノミーの衝撃」の2回目

分担の範囲: 

第4章      コーポレート・ガバナンスの確立

第5章      大学改革で創造的頭脳を

 

報告の内容、提起された論点: 

A. Compare and contrast アメリカと日本の企業体制

²       アメリカの報酬体系(社外取締役、利益変動報酬など)と比べ、日本のそれは事なかれ主義を助長する傾向がある。

²       統合型ビジネスを展開していた日本の企業はグローバル化とともに業績が悪化

B. Compare and contrast 日本とアメリカの教育体制

²       eエコノミーで日本がアメリカに追い付くには創造的頭脳を持つ「人材」がポイントとなるため、大学改革が必要。日本とアメリカの大学、授業体制の違い。

²       教員サイドにも改革が必要となり、評価制度が必要となる。

討論の内容 

A. 日本でも「社外取締役」の導入は良いか悪いか?

   必要ではあるが、アメリカと同じ役割はまだ期待できない。

B. Satellite Learning System、モニターだけの講義は学生にとって有効か?

   有効である。教員との信頼の薄さが問題。

C. 日本の国民性からみるとアメリカの大学には追い付けないのでは?

教員の発言: 

A.   日本に外資系が参入し、現在のやり方を変えなければ生き残れない状態だ。社外取締役については有効であるが、アメリカではその上に株主があり、日本ではその比重がまだ小さい。

B.   創造的頭脳を持たせるには大学改革だけでは不足。日本には独自の人間育成文化があり、あらゆる面を徹底的に変えなければならない。

感想/問題点/提案: 

 今日は欠席者が少なく、全員が発言しているように見えた。緊張感も、だんだんなくなってきた気もする。

 川合君と斉藤君に声をかけ、仲良くなりましょう。風邪にも負けず、頑張りましょう。

特記事項: 

 来週は「i モード」の発表。

欠席者: 浜砂、岩佐

Ver. 00101