駒澤大学 経済学部 小林ゼミナール

演習 III

卒業論文の作成プラン

テーマ産業の歴史と現状

 各ゼミ生が一つの産業または業種、あるいは何らかの産業問題について題名(テーマ)を決め、卒業論文を完成させる。 論文の形式は所定の書式(別紙)に従う。

 ゼミ生は論文の完成までに、数回の研究発表をゼミで行なう。5月の文献研究発表6月の論文目次(章別構成)と論文題名の発表10月の論文の本論の中間発表は不可欠である。
 これと並行して、集めた文献の一覧表を数回提出する。(bunsm0x.docをダウンロードする。)

 論文原稿の審査の期限は、12月の最後のゼミの日までとする。
 また各ゼミ生は最後のゼミ(1月)で、完成した論文の内容を発表する。
 審査を通った論文は卒業論文集として印刷製本する。


計画

1月の最後のゼミ テーマの方向性と、文献検索の現状について文書で報告する。
3月の合宿まで  インターネットや図書館などで、研究する産業に関連する文献を調べる。
 『日本産業読本』や、2冊以上の教育社<産業界シリーズ>などから手がかりとなる文献を購入して、研究する産業ないしテーマを絞る。
3月の合宿   文献検索の現状、手がかりとなる文献の入手状況について報告する。そして、卒論のテーマについて文書で報告する。
 論文の作り方について講義(自発的問題発見と解答追求。文献の集め方、核となる文献決定、文献研究の仕方、論文の形式、執筆順序、ワープロの活用法。)
4月 論文の形式(書式)について
5月初 文献一覧の提出(1) (bunsm0x.docをダウンロードする。)
5月 文献研究発表。各自のテーマにとって核となる文献の要旨を発表する。
6月-7月 論文目次(章別構成)と論文題名の発表と提出。 上の文献研究にもとづいて、論文の章別構成について構想を発表する。これにもとづいて適切な論文題名を決める。
夏休み  各自の文献研究と文献収集。論文の「本論」の執筆。
9月 文献一覧の提出(2)
10月 「本論」の中間発表
11月 「本論」原稿の提出と審査
11月末 「結論」原稿の提出と審査。 図表などの作成(Excel利用)
12月初 「序論」を含む論文原稿全体の提出
12月最後のゼミ ワープロで完成させた論文全体の提出(図表、文献一覧を含む)。論文発表会の準備
1月 論文発表会。卒業論文集『産業研究学生論集』の編集
2月 ゼミ旅行
3月 卒業式。『産業研究学生論集』の贈呈

参考文献

  1. 日本興業銀行産業調査部編『日本産業読本』第7版、東洋経済新報社、1997年
  2. <産業界シリーズ>教育社(各業界・業種ごとに)
  3. <日本のビッグ・ビジネス>24巻まで、新日本出版社(企業ごとに)。
  4. 産業学会編『戦後日本産業史』東洋経済新報社、1985年。
  5. 米川伸一ほか編『戦後日本経営史』 I, II, III巻、東洋経済新報社、1991年。
  6. 日本経済新聞社編『新・日本産業』日本経済新聞社、1997年。


 さらに文献検索のためのWebサイトを活用すること。
 

卒論の書き方に関する参考文献



http://wwwint2.komazawa-u.ac.jp/~kobamasa/