ゼミ日誌 駒澤大学・小林ゼミナール
科目名: 演習 I |
開催日: 2002年10月23日、水曜日 |
司会者:飯泉 |
欠席者:若狭 |
日誌記録者:田村 |
次の日誌記録者:小池 |
全体的なテーマ: 岩村充編者『IT革命を読み解く』 第2章 インターネットを統治するのは誰か A班(飯泉・小池・杉浦・間明田)による発表 |
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報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲: 間明田:要点、世界(主に韓国)のブロードバンド事情・途上国のインターネット事情について。 杉浦:要点、インターネットの主体となる存在やネット社会、インターネットの基本的な考え方について。 小池:要点、ドメイン・ネームについて。 飯泉:考察 |
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提起された論点と討論の内容: ●世界のブロードバンド事情について、カナダで利用されている光ファイバーは引くのが大変だが、ユーザーはどうやって引いているのか? →ユーザーが業者に委託をし、引いてもらう。値段については、仲介がないから安いのではなかろうか…。 ●途上国では、なぜ「ネットビジネスはいずれダメになる」と考えられているのか? → 途上国では、ネットが普及してなくて、ネットビジネスに対しての要望がないから。 ●「マクドナルド・ドットコム」の登録商標をめぐる事件ついて、訴訟にまでなった過程は?また、解決したのか? → 一市民マクドナルドさんが登録商標を先に取得したが、会社マクドナルドは商用ドメインネームが世界的に有名であるため譲ってほしいと迫ったところ、マクドナルドさんがこれを拒否。そして、訴訟にまで発展。結局、会社マクドナルドがマクドナルドさんに、多額な金を支払ったと思われるが、基本的には話し合いで解決した。 ●上記の登録商標について、本人同士のやりとりだけで、基準はないのか? → アイキャンICANNという組織は、話し合って決めるという思想を持っているが、具体的なルールなどは持ち合わせていない。 |
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教員の発言: ●サイバースペースのサイバーという言葉は、1950年頃にコンピューターが生まれた時期に流行したサイバネティクスという言葉や、ここから派生したサイバネーション(コンピューターピュによる自動制御の意味)という言葉の語頭から派生した言葉。 ●以前に「リアル」の反対語は「バーチャル」であると説明したが、「サイバー」とも言える。バーチャルサイバーモール ●「ボトムアップ」の反対語は「トップダウン」であり、このトップダウンは欧米式の意思決定である。日本では、上位がラフなプランをたて、下位が具体的に調べたりして、部を通して決められる。 |
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特記事項: 11/5のソフトボールについて。10時半集合で練習、11時開始。 |
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感想/問題点/提案: 世界中が議論出来る環境を作るために、まず途上国にネットを普及させたい。また、ネット社会について、企業に入って、そこでからの教育はナンセンスの様な気がする。これまでは仕方なかった気がするが、これからは幼いときから何らかの形でネットに触らせ、言葉は悪いが、すり込ませるのが良い気がする。 |
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自由カキコミ: まとめが下手であったり、読みにくい箇所が御在りになるでしょうが、御勘弁して下さい。 |
Ver. 02/10/06