ゼミ日誌 駒澤大学・小林ゼミナール
科目名: 演習 II |
開催日: 2002年5月7日、 火曜日 |
司会者: |
欠席者: なし |
日誌記録者: 永井 |
次の日誌記録者: 安永 |
全体的なテーマ: 各自の読んできた文献の内容の発表 |
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報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲: 1 藤間:『インターネットが変える世界』 2 松田:『デルの革命』 3 安永:『インターネットビジネス』 4 岡田:『デジタル化時代の組織革命』 |
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提起された論点と討論の内容: 1 (1)インターネットの発端 ・ARPAネット(研究者・エリート)とUSENET(草の根・ハッカー)がお互いに接続 ↓ インターネットへ (2)WWWが与える誤解 ・ インターネットを使うこと=WWW巡りであるかのような印象を与えている。 ・ インターネットにできることが情報の検索であるような印象を与えている。(データベースシステムとインターネットの同一視) ⇒データベースは血の通っていない情報や知識だが、インターネットは生きた人間相手のコミュニケーションであり、これがインターネットの持つ大きな意味である。 2 「ダイレクト戦略」で産業を変える デルコンピューターにとってインターネットはダイレクト・モデルを拡大させるものである。 ダイレクト・モデル←顧客のニーズは絶対! ・ 顧客との関係 ・ 受注生産=在庫・コストの削減 ・ 直接販売=中間業者を省く 仮想統合モデル←インターネットにより促進され、ダイレクトモデルが自然な発展を遂げた形 3 インターネットは現在のビジネスにおいて欠かせないものとなっているが、資金・人材に恵まれずインターネットビジネスに向いていない中小企業は、どのようにしてこの時代を生き抜いていくべきだろうか? ・ 様々な問題も起こるだろうが、やはりインターネットビジネスに対応できるような会社にしていくべきだろう。中小企業には厳しい現状だが、いち早く現状に対応できる現場を作ることができなければ、生き抜いていくことは難しいだろう。 4 未完のため、次回に発表する |
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教員の発言: 2について…デルは最近では企業向け販売に力を入れている。企業は必要な性能だけを持っているパソコンで十分なので、量販されているパソコンのように業務上必要のない機能の入っている製品よりは安く感じるだろう。しかし、全て受注生産なので価格等を他社と比べることはむずかしい。 |
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特記事項: 発表をした人は、木曜か金曜に次回の発表に向けての話し合いを先生とする。 |
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感想/問題点/提案: 個人の発表となって1回目ということもあり、発表した人達には緊張が見られ、質問されたときに対応に困る様子が見られた。なるだけ早い時期にこのような状況を改善できるよう努力したい。 |
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自由カキコミ: |
Ver. 01/10/03