ゼミ日誌 駒澤大学・小林ゼミナール
科目名: 演習 I |
開催日: 2003年11月11日、火曜日 |
司会者: 木内君 |
欠席者: 金子君 |
日誌記録者: 山下 |
次の日誌記録者: 金子君 |
全体的なテーマ: Aグループ(坪井、飯坂、宮内、木内)の発表 『eエコノミーはどこに向かうか』(NTT出版) 第三章 eエコノミーの奔流 |
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報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲: 1、フロンティアに向かう投資の効率化 2、IT産業の二つの顔 3、デジタル化による知識情報社会への移行 4、供給者をコントロールする消費者情報 5、インターネットは儲かるのか? 6、研究開発のアウトソーシングとしてのドット・コム企業 |
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提起された論点と討論の内容: 橋本:1について、アメリカと日本の投資に対する姿勢はどう違うのか? A:p71、2行目〜6行目参照。(こういう書き方ではなく要点をまとめること。コバマサより) 李:4について、消費者間の情報交換で不満が多いと企業にとって良くないのではないか? A:消費者間で情報交換して、商品などの良し悪しを話し合うことは消費者にとってよいことであると思う。 Aグループの疑問・意見について 飯坂:デジタル化による知識情報社会へと、あらゆる分野でインターネット化の波は押し寄せている。この背景には、やはり消費者がインターネットの利用経験を積み、徐々にインターネットの世界に慣れていったということが大きいのだろうと思った。 木内:P69、L7〜11、利益の拡大がないのならば、その現状のままでは駄目なのか? A:非効率的な点は、アウトソーシングなどを利用し、経費削減をしていけば利益の拡大はすることができるのではないか。 坪井:eビジネスがさらに発展していくためには、日本のように優れた技術者を自社だけで独占するのではなく、アメリカのように色々な企業で経験した経験豊富な技術者を多数育て、全体の底上げが必要だと思う。 宮内:リアル市場が飽和してしまった現在、(ブリック・アンド・モルタル)企業は一つの手段としてインターネット上というフロンティアに圧力をかけられながらも参戦しているが、企業としてもそうするしか方法はないのか?また、インターネットを使わずに経営していくとどうなるのか? |
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教員の発言: 1について、日本は財閥解体をしたため、企業間競争が激しくなり、個人で莫大な資産を所有していることが少ないため個人投資が少ない。 4について、消費者と供給者は同等の立場であるのが理想。従来は弱かった消費者側の立場が多少良くなったと考えるべき。 |
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特記事項: |
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感想/問題点/提案: アメリカと日本の違いが多く述べられているので、日本でIT産業がアメリカのように伸びていくのは難しいだろうと思った。 |
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自由カキコミ: 初めてのゼミ日誌かなり疲れました。コバマサ:人の話や討論を聞きながらメモをとり、あとでまとめるという経験が、授業とか講習会で聞いたことを理解して整理する力につながると思います。最近の3年生のゼミ日誌は優れたまとめができている。 |
Ver. 02/10/06