ゼミ日誌 駒澤大学・小林ゼミナール

科目名:演習 I

開催日20031216日火曜日

司会者:金子、朱、李

欠席者:無し

日誌記録者:木内

次の日誌記録者:宮内

全体的なテーマ: 

Cグループ(金子、朱、李)の発表 『eエコノミーはどこに向かうか』の全体にかかわる論点

報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲

金子、朱、李

提起された論点と討論の内容 

●朱(問題提起):投資効果の高い分野を見つけるのも重要だと思うが、現在すでに持っている技術分野をITとうまく融合させながら活かしていくのも戦略の一つではないか?

橋本:ITとうまく融合できる技術であれば戦略の一つになると思う。(同意見)

岡部:朱君の言う事はどういう事か?

朱:例えばi-modeだとしたら、i-modeのコンテンツだけではなく、PCのサイトも見られるようにするとか。そういった事をうまく利用すれば良い方向に行くのでは?

岡部:そういうやり方もありうると思います。

宮内:「技術分野」とは売りにしているものの事なのか?

金子:それだけでは弱いので、それを融合させていくという文章なのではないか?(確認)

 

朱:「何かを捨て去る」とはどういう意味か?

坪井:強みを活かす戦略と書いてあるので、それを活かすために省くべき無駄なものを捨てるということではないか?

山下:捨て去るとは、アウトソーシングのことではないか? コア・コンピタンスを強くしていく為に無駄なものを省く。

金子:リアグリゲーションとディスアグリゲーションという言葉の意味がわからない。→P118(教科書の索引で探す)

朱:何かを捨て去ると言うのはこの部分だと思った。皆さんは?

宮内:同意見です。

 

金子(問題提起):アメリカでは土地が広いから通販が大活躍。日本は逆に使わない。もし通販や銀行でインターネットしか持たない企業が勝ってしまったら、自分たちにとって不便。今のままが丁度いい。

坪井:皆が不便だと思えば衰退していくのでは? 赤字が多いと言われるし。

金子:最もかも。

坪井:突き詰めていけば自然に淘汰されていく。極端にインターネット企業だけにならないで、融合していくと思う。極端に走ることはない。

金子:今まで無かったものが出てきて、田舎では店などが潰れてしまうのでは?

坪井:ネームバリューとかがある店もインターネットに変えていけばシェアは取れるのでは?

飯坂:みんな店舗も利用するので、インターネットだけになるとは思わない。それによって仲介業者が減るとは思わない。

金:坪井君と同じで、インターネットと店舗が連携して発展していくと思う。

金子:共倒れになるのでは?

坪井:メーカーがネット上で販売? 損があるのは問屋? メーカーが自分たちを通してくれるかではないか? 共倒れとはどこのこと?

金子:インターネット業者と仲介業者。

坪井:仲介業者が淘汰されるということですね。

 

(問題提起):暗号技術が完成しているなら、セキュリティーを破るのは難しいのに、なぜ日本ではシビアな意見が多いのか?

宮内:日本人の国民性の問題。不安なんだと思う。

李:これからこの不安は解消されるか?

宮内:問題なさそうなんですけどね。

李:P172-7行目

坪井:日本でインターネットは急発展してきたから、慣れてなくて、ニュースで事件が報道され、不安なのでは? 時間が必要。インターネットを使う人が増え、個人の意識が高まれば少しずつ増えると思う。

岡部:国民性の問題だと思う。

 

教員の発言:  

本の中に「世界に誇れる技術分野」とある。世界に誇れる技術分野と投資効果の高い分野は一緒ではない。

強み=コア・コンピタンス

今得意な技術の中でも、最も得意とする技術を重視する手もある。今誇れる技術でも3つの中から2つに絞る事もあり得る。つまり、選択と集中。投資を分散していたら世界で12位にはなれない。中国などに勝たなければ日本は生き残れない。どこかを特化して強化しなければならない。

仲介業者とは卸売り業者である。無くなって不便になるということは、ビジネスチャンスであり、そこに戦略がある業者は生き残り、無い業者は淘汰される。

アメリカでは店舗が近くにないからインターネット通販が普及。返品も出来る。日本ではあまりない。カードを不正利用されても自分が払う。アメリカでは自分が被害者にならない。だから不安。システムが変わらなければ日本は変わらない。システムの問題。国民性よりも客観的な理由があると思う。

 

メーカー→問屋(卸売り)→小売り。問屋が私たちの目に触れることはまれ。

       仲介

特記事項:

後期の課題説明

ゼミ連の連絡

課題図書     etc

感想/問題点/提案

 今日この討論を日誌に書きながら客観的に聞いていて、自分はまだ考察力が無いなぁと感じた。まとめる事が出来ませんでした。

自由カキコミ:なんかうまくまとめれず、ダラダラと長い日誌になってしまった。。。

コバマサ:「〜ということは」という表現では、「と言うことは」と書かないように。「と言う」は実際に口に出して言う場合に使うべし。

Ver. 02/10/06