ゼミ日誌 駒澤大学・小林ゼミナール

科目名: 演習 I

開催日: 20041020日、水曜日

司会者: Cグループ(鈴木、大友、金澤)

欠席者: なし

日誌記録者: 原啓之

次の日誌記録者: 大友君

全体的なテーマ: Cグループ発表

IT革命はまぼろしか?』 第9章 トヨタ自動車のIT戦略 吉田博昭

報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲: 

大友:

1.     自動車産業とIT

·        自動車とITのかかわり

·        自動車メーカーとしてのITの利用法

·        バーチャルについて

2.ITを利用したビジネスモデル

·        グローバル化(地球規模化)の進展

·        カスタマーイン(顧客一人一人が望む商品やサービスを提供)

·        バリューチェーンの見直し(価値連鎖)

3.トヨタのIT戦略

·        新たなIT戦略を策定

·        モノにこだわって、高品質・低コストを実現する文化をITに取り込んでどう生かしていくか

提起された論点と討論の内容 

大友:トヨタのITS戦略について

 トヨタのITSビジョン

 来るべきITS社会、ユビキタスネットワーク社会に向けて「安全・安心・快適に暮らせるクルマ社会の創造」を目標に掲げている。

 

森戸:具体的にトヨタは何をしているのか?

大友:ETCやハイブリッドカーなどの取り組み。CO2排出量の削減、安全や環境への貢献。ITSの現状、道路管理の効率化(ETCシステム、運行管理システム)など

 

大友:トヨタのITS年表、車の将来像について

 来るべきITS社会、ユビキタスネットワーク社会に向けて「安全・安心・快適に暮らせる車とクルマ社会の創造」を目標の一つに掲げている。取り組み…Zero-nize(ゼロナイズ)Maxi-mize(マキシマイズ)

 

寺平:「ユビキタスネットワーク社会」とは?

大友:色々な機械を端末としてインターネットに接続できる社会。車からインターネットに接続できたり、あらゆるものからインターネットに接続できるイメージ……

 

島津:Zero-nizeMaxi-mizeとは……?

大友:Zero-nizeは(交通事故、渋滞、環境負荷などを)ゼロにすること。Maxi-mizeは(楽しさ、わくわく感、心地よさなどを)最大にすること。詳しくはトヨタのHP図を参照。http://www.toyota.co.jp/jp/tech/its/vision/index.html

教員の発言: 

·        9章の本論についての要約の発表をざっと5分から10分でやるべき。プレゼンテーションの練習になる。レジュメには日付、氏名、本のタイトル、章(筆者名)を書く。

·        バーチャルについて…テキストの103pを。コンピューター・グラフィックスなどで工場の作業をシュミレーションする。試作品を作ってみないとわからなかった作業上の問題点が、早期段階で発見することが可能となる。

·        プライスラインについて  ユーザーが指値指定−>プライスライン−>航空会社

 では、指値600ドル、航空会社が600ドルでチケットを売る場合、プライスラインの儲けはどうなるのか? −> 答え…今はわからず

特記事項: ML運用の確認

感想/問題点/提案: 

 とてもまとまっていていい発表だった。先生に本論の要約をするべきだと言われ、それにすぐに対応し説明を入れながら発表を進めていったB班のみんなは凄いと思いました。

 メインPCの画面を全員の画面に表示しての発表は、理解しやすかった。しかし日誌記入者としてはしんどかったです。

自由カキコミ: 

全体でのゼミパーティー中止、残念です。

 

コバマサ:今回も丁寧で分かりやすい日誌です。原君、お疲れさま。トヨタのITSのページへのリンクがあることもvery niceですな。プライスラインのことで分かったことがあれば紹介してほしい。僕も分かったら知らせたい。なお、ハイブリッドの原語はhybridだから、語尾は「ド」になりますから注意を。パーティができなくなったのは残念。来年こそは是非!

Ver. 02/10/06