ゼミ日誌 駒澤大学・小林ゼミナール

科目名: 演習U

開催日: 2004518

司会者: 金、木内

欠席者: 山下

日誌記録者: 宮内

次の日誌記録者: 木内

全体的なテーマ

 文献研究発表 金君と、木内君

 (木内君の報告が長くなったため、岡部君の報告は次週に延期されました。)

報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲: 

金:『IT革命と商社の未来像―eマーケットプレースへの挑戦―』

●序章 eマーケットプレースへの挑戦

    1970年代「商社冬の時代」というキャッチフレーズ横行

    投資効率が低いのは日本企業の一般的特徴、その中で商社の資本収益率の低さ

    IT革命は「情報処理という雑用」から人間を解放

    IT革命の四局面

    IT革命下のビジネスモデル

    IT革命と商社の未来

●第一章 商社にとってのIT革命

    IT革命下のトレンド

    IT革命、商社の視点

●第二章 ITは商社にとってチャンスか?

    B2B取引ネット化の問題点

    商社の提供しうる機能

木内:『IT教育を問う』

    第一章 教育の情報化

    第二章 メディア・リテラシー(メディアを使ってコミュニケーション能力を育成)

    第三章 コンピュータ時代の放送教育

    第四章 日本の放送教育

    第五章 大学のIT教育

    第六章 シリコンバレーに学ぶ

    第七章 インターネット教育−シンガポールの事例

    第八章 新設教科「情報」の課題

提起された論点と討論の内容 

宮内:インキュベーション・サービスとは何か?

先生:「incubation(孵化する)」であり、新たな企業家を育てるサービスである。

 

宮内:カナダのメディア・リテラシーについて、なぜカナダなのか?

木内:インフラが整備されているので例がただ載っていた。

 

岡部:テレビ会議とは、テレビ電話みたいなものなのか?

木内:恐らくそうである。

 

坪井:1949年放送教育全国大会について、当時世界の手本となったのは日本なのか。どのようであったか。

先生:強固な組織と研究の発表であり、三回行われ、その先進性は手本となった。

 

宮内:すべての官庁、企業、家庭、学校を広帯域でネットワーク化とあるが、そのメリットは?

先生:IT経済活性のため。

教員の発言: 

●インキュベーション・サービスとは「incubation(孵化する)」であり、新たな企業家を育てるサービスである。

1949年放送教育全国大会とは、強固な組織と研究の発表であり、三回行われ、その先進性は手本となった。

●シンガポールのIT教育、すべての官庁、企業、家庭、学校を広帯域でネットワーク化したのはメリットがどうこうというよりIT教育もしくはIT経済のため。

特記事項: 

 

感想/問題点/提案: 

 二つとも興味深い発表だったので、もう少し両方ともの議論を掘り下げていきたかったです。

自由カキコミ:

 絶対的な答えがある質問だけで、まともな議論ができてなかったような気がする。自分も今後気をつけます。あと初めてのゼミ日誌ですがメモをする量が少なかったです。

Ver. 02/10/06