ゼミ日誌 駒澤大学・小林ゼミナール

科目名: 演習 II

開催日: 2004615日、火曜日

司会者: 朱君、宮内君、木内君

欠席者: 坪井君

日誌記録者: 山下

次の日誌記録者: 李さん

全体的なテーマ: 第二回文献発表:朱君、宮内君、木内君

報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲: 

朱君:『分かる!ITアウトソーシング』第四章、第五章

1、 ITアウトソーシング導入の3ステップ

2、 検討フェーズの2段階

3、 概要検討のプロセス

4、 ITアウトソーシングにおけるコンサルタントの役割

5、 ITアウトソーシングの新しい潮流

まとめ:ITアウトソーシングが期待どおりの(人、物、金に対する)効果をあげると、アウトソーシングをした企業は利益を上げる。自社の不足している能力を獲得し、企業体質の強化、競争力の向上を図ることが大切。

宮内君:『ITマーケティングの真実』第五章〜おわりに

 第五章 とはいえ、ITだけではなにもできない!という新事実

    CRMからITマーケティングへ

 第六章 グローバルよりも生活密着型Webの方が効果的!?という新事実

    Webサイトはもはや日常レベル?

 第七章 どんどん進化する!ボイス系ITの新事実

    ボイス系IT!進化する最先端フリーダイヤル

    使わないと損する!?インテリジェントサービス

 おわりに

    スピード経営のための五つのポイント

木内君:『IT教育を問う』の書評

    IT教育とは何か?

    IT教育はどうあるべきか?

まとめ:IT教育は単に情報を受け取る『受身』的なものではなく、その情報の中から、正しい情報を読み取る力を養うこと。コンピュータはその為の手段としての道具であり、IT=コンピュータという考えは違う。メディア全てがITである。

提起された論点と討論の内容 

宮内君の発表:

朱君:第七章で、フリーダイヤルが最新のITを使用しているそうだが音声案内の速度が速くなったということか?

宮内君:目的別に振り分けられるようになった

岡部さん:CRMとは?

宮内君:顧客情報や企業との接点の情報を統合管理し、企業全体で情報を共有し、その情報を効果的に活用するしくみ

 

木内君の発表:

木内君:みんなにとってIT教育とはどうあるべきか?

橋本君:もっと導入すべき。悪影響を与えないための規制などがあれば問題ないのでは。

木内君:不必要な物を切り捨てる能力を身に付けることが必要で、どう教育すればよいのだろうか?

橋本君:情報に対する危険性を判断する能力を身に付けるためのIT教育が必要

教員の発言: 

 CRMについて:ITマーケティングの一部で、例として、たくさん購入してくれた顧客にポイントをあげたり、ダイレクトメールを送ったりするなどの顧客満足を高める活動をITを使って行なうこと。

 木内君の発表において、「たとえどんな情報を目にしたとしても、自分に必要なものを突き詰めることが大切で、そうすれば不要な物はすぐ忘れられるのではないか」。

特記事項: 

感想/問題点/提案: 

 木内君の発表で行われた意見交換について僕自身の意見としては、さまざまな情報のなかで自分に必要なもの、不要なものを判断し切り捨てる能力を身に付けることが必要であるという意見があったが、それを判断するのは倫理観や価値観の問題であって、ITも含め、そこを教育することが現代の親や学校が抱える教育に対する問題なのではないかと思いました。

自由カキコミ: 

 遅くなってすいません。みんな発表の内容もレジュメもうまくなってきているので、非常にあせりを感じます。

Ver. 02/10/06