ゼミ日誌 駒澤大学・小林ゼミナール
科目名: 演習 II |
開催日: 2004年10月26日火曜日 |
司会者: 金 |
欠席者:なし |
日誌記録者:橋本 |
次の日誌記録者:金 |
全体的なテーマ:『日本産業読本』 第六章 マルチメディア関連産業 第一節 電気通信産業 |
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報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲: 1電気通信産業の特質と分類 [特質] @ ネットワーク産業、サービス提供のための大規模な設備 A 新規ネットワーク加入者が多くなれば既存加入者も利用価値増大 B コンピュータ技術との融合など、技術革新のスピードが速い C ニーズ面・事業展開面でグローバル化が進む [分類] @ 第一種電気通信産業…自ら電気通信設備を保有 A 第二種電気通信産業…電気通信設備を第一種事業者から借りている 2 情報通信産業の発展 [電気通信制度改革の意義] @ 通信料金の低廉化が進む A 気通信産業の効率性の成長 3 電気通信産業の現状 [第一種電気通信産業] @ 長距離系NCC…第二電電・日本テレコムなど A 地域系NCC…各地の電力会社が母体 B 衛星系NCC…衛星による大容量の情報転送が可能 C 国際通信系…KDDI・国際デジタル通信など D 移動体通信産業…ドコモグループ・日本移動通信など E デジタル方式のみのサービス提供…日本テレコム系デジタルホン [第二種電気通信産業] 急展開するオープン化とダウンサイジングに対応するため高速デジタル公衆網などの新規サービスを図る。 4 今後の展望と課題 [第一種電気通信産業] @ 情報通信分野の技術進歩 A グローバル化の進展 B 一層の規制緩和 [第二種電気通信産業] サービスの付加価値をより高める方向への対応が求められている |
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提起された論点と討論の内容: 金:「需要サイドから見ればサービスの双方向性からネットワークの加入者が多くなれば既存の加入者に利用価値が増大する」と書いてあるが、どんな利用価値か? 朱:双方向性とは? 木内:携帯における現状では? つまり双方向性とは加入者同士であろう。 先生:下記の「ネットワーク効果」を参照 岡部:電気通信分野の規制緩和を進めると生じるデメリットとは? 岡部:規制緩和すると限られた企業が独占して市場が飽和してしまい、企業の収益が厳しくなるというデメリットがあると思う 宮内:規制緩和することによるデメリットが情報開示のデメリットにつながるのでは? 先生:下記の「NTT」の項目を参照 宮内:現在の携帯電話市場はかなり飽和状態になっている。今後の成長分野は? 朱:テレビ電話などが成長するだろう。 |
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教員の発言: ネットワーク効果について。加入者数をnとすると、加入者の利用価値(通話可能性)はn(n-1)*0.5 となり、nの増加よりも急速に増加する。 NTTの固定電話に関する不良債権や雇用面における課題などがデメリットの例である。 |
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特記事項: |
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感想/問題点/提案: 今回のゼミ日誌はフロッピーの故障により作り直したためだいぶ遅くなってしまった。今回のような事態になった時のためにコピーを作っておく必要を痛感した。同じゼミ日誌を二度も作るのはさすがに疲れました…。 コバマサ:それはそれは、お疲れ様と言いたい…… |
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自由カキコミ: |
Ver. 02/10/06