誌  駒澤大学 経済学部 小林ゼミナール

科目名: 演習II

開催日: 2004年月1130日火曜日

司会者: 木内、朱、山本

欠席者: なし

日誌記録者: 李

次の日誌記録者: 朱

Ver. 04/11/13

全体のテーマ

『日本産業読本』

6章マルチメディア関連産業 第二節 放送産業

8章エネルギー産業     第二節 石油産業

 

報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲

放送産業

  1. 産業の定義(227頁)
  2. 放送産業の発展
  3. 放送産業の現状
  4. デジタル化と国際化

 

石油産業

一、            石油産業とは

1)     現代文明を支える石油(334頁)

2)      石油精製業

3)     石油元売り業

二、            油産業の発展過程

1)     後復興期

2)     高度経済成長と石油業法の成立。

3)     石油危機と需要の低迷

4)     石油政策の転換と石油価格の暴落

5)     再び増加に転じた需要と海岸戦争

三、            石油産業における事業規制を収益構造

四、            石油産業の今後の課題と展望

1)     規制緩和と事業環境の変化

2)     今後の石油産業の方向性

 

提起された論点と討論の内容

1.木内:放送産業の「今後の展望」の中の「第一に〜」の部分で、衛星放送によって地方局とのネットワーク化の意義が薄れる可能性があるのに、地上波のメディアの位置づけは変わらないとはどういうことか?

坪井:衛星放送があっても、視聴者がネットワークを使っても、地上波放送の位置づけは変わらない。

朱:地方の人がその地域の地上波を見るから、地位付けは変わらない。

山本:賛成。地上波は無料だから。衛星放送は金がかかる。

先生:地上波は完全になくならない、でも変わっていく。全部衛星にもならない。金がかかる。

 

2.山下:石油代替エネルギーの導入により石油シェアが低下していく中で規制緩和が行われ、既存企業はコスト削減やリストラなど合理化を行い競争力を高めているが、新規参入企業はこのような厳しい状況を生き残っていけるのだろうか?

橋本:生き残れないと思う。石油の値段が上がっており、新たな石油の開発は厳しい。新規参入企業は別のエネルギー、新しい道を探すしかない。

山下:石油代替エネルギーの会社は半分以上残っている。

坪井:昔と比べたら、半分に減っている。

先生:原油価格が高騰している。石油代替エネルギーの開発もすすめやすくなる一方で、世界の石油業界では石油が枯渇するまでのあいだの石油ビジネスで大もうけしようと先手を打っている業者もいる。

 

教員の発言

(上記以外で)

 前回のゼミで「シルバー産業の定義」(315頁)が出てきて、平成三年度の厚生白書がシルバーサービスに「サービスと商品」の両方を含めていることが紹介されているが、これは、商品は物的(有形)なもの、サービスは非物的(無形)なものというように区別する経済学の常識からはずれている。この点は今日配布した論文の冒頭部分にも指摘されている。

 シルバー産業が供給するものには、シルバーサービスとシルバー商品があると考えると、わかりやすい。

 

特記事項

特になし

 

感想/問題点/提案

 論点がまとめづらかったです。

 ダンウロードしたゼミ日誌の形式が変わったので、びっくりしました。

コバマサ:表形式の枠内に書き込むよりは自由に書けると思って変えました。

 

自由カキコミ

 疲れちゃった。

 コバマサ:ゼミのみんなの発言をしっかりと記録に残すという大事な仕事だということを思い返してほしい。ただ今回の先生の発言の趣旨はほとんど理解されていなかったようです。

===================================================================

 掲載日(自動): 2004127