2003年度 後期レポート
1 後期のゼミにおける自分の研究発表について
後期に私はCグループの金子君と朱君と一緒に『eエコノミーはどこに向かうか』の第二章e時代の背景、第5章eエコノミーを支える基盤について、発表しました。その中から私が「インターネットの普及により法律はどう整備されるのか?」、「金融機関は「今後、変化・発展していく金融サービスの担い手としてのポジションを、変革から生まれてきた新興企業に渡すことになる」199pについてどう考えるか。」、「暗号技術が完成しているなら、セキュリティーを破るのは難しいのに、なぜ日本ではシビアな意見が多いのか?」、この三つの質問をめぐって、ゼミ生の皆さんと討論しました。「アメリカは国会が積極的に法律を整備してきたが日本は少し遅れている。⇒未来に期待。」や「知的財産などの問題は日本ではまだ非公開の裁判ができないので自由に争えないという事情がある。そういう面でのアメリカの法整備は日本よりはるかに進んでいる。」など、みんなの意見を聞いて、すごく勉強になりました。
2 後期のゼミにおける他のゼミ生の研究発表について
他のゼミ生の研究については、第四章「eビジネス・トランスフォーメーション」の中で、
坪井君が「水平統合モデルを導入すると、一つの製品を作るのに様々な企業が関係するようになるが、コストが余計にかかるのではないか?」や「アウトソーシングに頼る水平統合モデルでは、技術を他に提供する形になり、自社の独占力を弱めるのではないか?」などを質問しましたが、岡部君は「水平統合モデルにより生産の効率が上がるので、メリットの方が大きくなる。」橋本君が「独占したい技術は自社だけで生産するなど、場合によりアウトソーシングを使い分ければ良い。」と答えました。「1製品を開発した後、製造専門の会社に任せるにしても、コアな情報は提供しなかったり、著作権の取得等で自社の技術を渡さない方法もある。2企画・開発したものを自社生産しようとして製造スピードを遅らせるよりも、他者に任せてハイスピードで大量生産したほうが良い場合もある。3本文は一つの例であり、垂直統合モデルが全てにおいて悪いというわけではない。水平統合モデルの方が良いという一つの提案である。」って先生の意見も聞きました。
3 ゼミ中の教員(小林)のコメントについて
先生の説明がわかりやすくて、適切だと思いますが、ゼミが終わった時、先生のまとめ、いわゆる授業の総括をもうちょっと詳しく聞きたいです。
4 ゼミ日誌について
私は留学生だから、授業の全部が聞き取れないかもしれないから、ゼミ日誌をやる時は、上手に書けるかどうか、とても心配でした。でも日本語の練習として、いいです。もし私のゼミ日誌が何か足りなかったとこや間違いとこがあったら、直してほしいです。
5 ゼミ生の発言を活発にする方策
『eエコノミーはどこに向かうか』って言う本がかなり難しかったです。わからないとこが多いから、質問がいっぱいあるけど、みんなのレベルを考えると、質問しにくいです。質問しても、答えがあいまいではっきりしないと思います。基礎知識から始め、具体的問題など、みんなは興味がある話題について研究したら、発言が自然に活発になるんじゃないかと思います。
6 上記以外に、これまでのゼミの運営について
ゼミに入って、初めて合宿に行きました。すごくいいと思います。合宿のおかけで、他のゼミ生のみんなと仲良くなって、友達になりました。パーティで先輩たちとの交流も勉強になりました。ゼミ連の活動を参加したいけど、忙しくて参加できないかもしれません。
7 駒澤大学の授業や施設など全般について
休み時間が短くて、いつもお昼ご飯がゆっくりできなくて、胃が痛くなって、午後の授業にかなりの影響がありますから、休み時間を長くして欲しい。