駒澤大学 経済学部 小林ゼミナール 

科目名: 演習 I

開催日: 20061221日 木曜日

司会者:藪木

欠席者: 

日誌記録者: 三村

次の日誌記録者 

Ver. 06/11/8

全体のテーマ

情報教育学研究会『インターネットの光と影Ver.3』北大路書房 2000

終章 健全な情報社会をめざして

 

報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲

 

概要:高橋考察:五十嵐論点語句説明:山田司会:藪木

 

 報告題名と要点

1、電子メールによるダイレクトメール

 @便利な電子メールのビジネス活用

 A数々の問題点

 B最善の方法

 

2、個人情報の漏えい経路

 相次ぐ個人情報の流出

 

3、健全なネットワーク社会を目指して

 @情報セキュリティを支える三本柱

 A総合的な対策の必要性

 

補足資料

·         パソコンウイルス、被害件数2.1倍に。今年88000件、犯罪・営利目的が増加。日本経済新聞 朝刊 2006/12/21

·         ネットセキュリティー、利用者、手間軽く、日立などが共同開発。日経産業新聞 2006/12/12

 

提起された論点と討論の内容

セキュリティについて改めて考えたことは何か

 山田(班代表で):これまでセキュリティの学習をしてきて様々な議論をしてきましたが、今あらためてどう考えますか?

 鈴木:個人情報流出について、一度流れた情報はものすごく速く広がると感じる。

 藪木:自分のアドレスは他人に公開されているもので、ストーカーから慰謝料はもらえない。そうなると倫理問題に大きく影響し、倫理のセキュリティ強化をどうするのか疑問。

 山田(補足):バイオメトリクス認証とは、声、指紋などの生体を使って本人かどうか確認するもの。これがあればそれほど難しくならないのではないか。

 藪木:手のひら認証などでは老人が銀行でおろせない、肌荒れで指紋が認証されないなど、技術的には発展途上ではないか。

 大竹:セキュリティの問題は、すでに起きてからのこと。新しい技術を出すのではなく、周りの人々が対応できているのか見ないと意味がないのでは。

 中村:倫理は、暗黙の了解でルール化してもいいのでは?

 成田:コンピューターの技術しか学ばず、モラルを学ばない。これからコンピューターが必要なので情報倫理の教育の強化が必要。

 辻本:技術と規制の面ではよいが、倫理が遅れている。国が率先するとやりすぎになる。人々がほどほどの倫理を見つけるにはどうしたらよいか。

 

教員の発言

·         「伝統的な情報技術 の強化」(170頁)ではなくて、「伝統的な 情報技術の強化」なので注意。

·         警察白書:不正アクセスにできる(フィッシングの場合)ので通報可能

·         技術と規制と倫理の3つのバランスが重要だ。技術によるセキュリティはそれを破る人間が必ず出て、イタチごっこになる。法的な規制ではネット社会が窮屈になる。ウィニーからの情報流出事件が頻発しており、ちょっと知っていれば避らけれることもあるが、個人の倫理だけではいつまでも解決できない。

 

特記事項

 特になし

 

感想/問題点/提案

 今回は、教科書ではない教材を使った内容だったので新鮮でよかった。しかし、別のテキストということで、率先して発言する人は少なかったと思う。

 

ゼミとは限らないなんでもカキコミ

 一年間お疲れ様でした。最後のゼミ日誌なのに提出が遅れてしまいすいませんでした。

 

コバマサ: 後期のレポートをみんなが書く前に掲示されなかったのが残念だった。また意味不明のところも多かったことも

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 掲載日(自動): 2007124