駒澤大学 経済学部 小林ゼミナール 

科目名: 演習  II

開催日: 20061114日火曜日

司会者: 阿部 石塚 谷貝

欠席者: 渡部

日誌記録者: 長嶋

次の日誌記録者: 村田

Ver. 06/11/8

全体のテーマ

 『日本の企業間競争』 第3章 自動車 1960年代における競争パターン

 

報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲

1.           1960年代の自動車市場

2.           フルラインを目指す同質的競争

3.           乗用車における差別化競争

4.           小型乗用車市場をめぐる同質的競争

 

提起された論点と討論の内容

 今後も独自の技術や得意分野で各自動車企業は発展、成長していくのだろうか?

 

石塚・・・昔から企業は新技術の開発に力を入れている。ここ何年かは市場全体のテーマとして、環境問題を考慮した燃費の削減が重要視されている。これからの企業は市場が求める技術にいかに早く対応するかが問題になってくる。

 

呉・・・新技術を積極的に取り入れることが重要。それができない企業は倒産、吸収、合併の憂き目にあうことになると思う。

 

中島・・・日本車と外車を比較すると、デザイン性に関しては外車に分があると思うが、外国では多くの日本車が走っている。これは外国においても日本の車の高い品質が受け入れられているということだと思う。

 

村田・・・日本企業は大衆車においてこれからも優位であり続けると思う。逆に高級車嗜好の消費者にとっては少し物足りないかも知れない。

 

教員の発言

 日本の自動車産業は多数企業の競争的併存の関係にあり、これは諸外国と比較して非常に珍しい現象である。著者はこの章において軽自動車から自動車に参入した企業と、そのことが業界全体の発展にもたらした意義に重きを置いている。このことは多数企業の並存にとってなくてはならないことであり大いに注目すべきことである。 

 

特記事項

 特になし

 

感想/問題点/提案

 今回のテーマは自動車ということでみんなも少なからず興味があり、議論もいつも以上に活発であったと思う。個人的にも有意義な授業であった。

 

自由なカキコミ

 

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 掲載日(自動): 20061128