ゼ ミ 日 誌 駒澤大学 経済学部 小林ゼミナール
科目名: 演習 I |
開催日: 2007年10月18日 木曜日 |
司会者: 木下 |
欠席者: 小関 |
日誌記録者: 飛田 |
次の日誌記録者: 尾形 |
Ver. 06/11/8
全体のテーマ |
情報教育学研究会編『インターネットの光と影 Ver.3』北大路書房、2006年
第5章
インターネットと教育
報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲 |
報告者名:木下(司会・概要・論点・考察) 尾形(概要・考察) 中村(概要・考察)
報告の題名と要点
5.1
インターネットの教育利用
n これまでになかった教育環境を作り出す
n 教育に利用するときの注意点
5.2
インターネットとリテラシー
n リテラシーとは
n 求められる能力
n 情報活用能力
5.3
メディアリテラシー
n メディアリテラシーとは
n メディアからの情報変形
n 情報の審議を見きわめる力
5.4
サイバースクール
n
新しい教育形態
n
日本のサイバースクール
5.5
高等教育におけるeラーニング
n eラーニングとは
n eラーニングの特徴
5.6
有害情報
n 子供達にとって有害な情報
n レイティングとフィルタリング
5.7
教育データベース
n 教育データベースとは
n 学習データベース
n 研究データベース
提起された論点と討論の内容 |
論点1:小・中学校の教育においてインターネットがもたらす具体的なメリット・デメリットは何か。
・メリット
宮沢:小さい頃からPCを扱うことで、早くから知識・技術を身につけられ将来に役立つ。
下条:交流の輪が広がり、更に早い段階から学ぶことで情報の真偽を自分で判断できるようになる。
渡辺:小さい頃は好奇心旺盛なので、自分の興味のあることをインターネットを用いて自分で調べる事が可能であり、またその重要性が学べる。
尾形:では、インターネット教育を受けることで各々が様々な情報を得られるようになるが、学校ではフィルタリング等でアクセス不能である不正な情報を、自宅のPCからアクセスしようとする人も出てくるのでは?
・デメリット
下条:実際に自分の小学校の時のクラスメートが自宅からハッキング等の不正行為をしていたことがあった。
花島:自宅からでも不正サイトにアクセスする事が出来てしまうため、若い層もそのような犯罪に関わってきてしまっている。
皆の意見を聞いて(まとめ)
松島:これからもPCはどんどん発達していくので、早いうちから学習していくのは良い事だと思う。
佐久間:小さい頃からの学習はいいと思うが、それによる犯罪も起こりうるので全員がしっかりとした知識を身につけることが重要だ。
論点2:高等学校・大学のインターネットを利用した教育または研究は、私たちにどんな影響を与えるだろうか。
松島:小・中で学ぶインターネット教育よりも高度な内容を学べるので、将来に確実に役立つだろう。
木下:インターネット検索では答えが一気に出てくるので、その答えに至るまでの過程が抜け落ちてしまうという弊害もあるので、インターネットに依存しすぎるのは良くないのではないか?
市原:インターネットだけでなく書籍も使うと良いのではないか?しかし、書籍は調べる労力・時間を要するので、どちらかに依存しすぎるのでなく両方を効率よく有効活用させればいいと思う。
論点2についてのC班のまとめ・感想
尾形:これからはe-ラーニングがもっと普及していって欲しい。
木下:昨今はPCに依存しすぎる傾向があるので、PCを使用しての教育は無くてもかまわない。
中村:PCは便利だが、便利すぎて勉強意欲を削ぐ可能性もある。
教員の発言 |
発表について・・・どこが要点なのかを発表者がはっきりと示す。
論点1について・・・実際に小・中学生の頃からインターネット教育を経験した人がいるかどうか。
(これについて挙手した人は4〜5人程度)
特記事項 |
感想/問題点/提案 |
自分自身インターネットの普及によるメリットばかりに捉われ、デメリットについては深く考えたことが無かったので、今回の議論で様々な意見を聞いて、軽視できない問題がまだまだたくさんあることに気付かされた。
ただ、個人的にはe-ラーニング等の教育や学習活動については賛成なので、今後も普及していって欲しいと思う。
ゼミとは限らないなんでもカキコミ |
発表や議論で出た意見等のメモを取りながら、自分も議論に参加するのは結構きつかったです・・・
ゼミ日誌に関しては前回の下条さんのを参考にさせてもらいつつ、やらせてもらいました。
オリジナル性がまったくなくてスイマセン。
コバマサ:しっかりとしたゼミ日誌です。次回では飛田オリジナリティを期待しています。
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掲載日(自動): 2007年10月25日