ゼ ミ 日 誌 駒澤大学 経済学部 小林ゼミナール
科目名: 演習 I |
開催日: 2007年11月1日 木曜日 |
司会者: 花島 |
欠席者: なし |
日誌記録者: 渡辺 |
次の日誌記録者: 小関 |
Ver. 06/11/8
全体のテーマ |
情報教育学研究会編『インターネットの光と影Ver.3』北大路書房、2006年
第2章 インターネットと知的財産権
報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲 |
報告者名
A班:花島(司会・概要) 下條(概要・考察) 小関(概要・考察) 村松(概要・考察)
各報告の題名と要点
2.1
知的財産権とは
u 創造物に対する権利
u 小説家の著作権
2.2
著作物と著作権
u デジタル化と著作権
u 著作権/著作権と著作者人格権
2.3
著作権の侵害と著作権の制限
u 複製による著作権侵害
u Webページ公開による著作権侵害
u 執筆による著作権侵害
u 著作権の制限
2.4
著作隣接権
u 著作隣接権とは
u コンサートを開く場合
u インターネットで配信すると…
2.5
産業財産権
u 産業財産権とは
u 権利を主張するためには
A班のまとめ
著作権に触れる機会が多くなるとともに著作権侵害の加害者や被害者になる可能性が高くなった。
今後、著作権に対する意識を高めることが求められる。
提起された論点と討論の内容 |
論点
@
私たちの発表を聞いた上で、著作権についてどう思うか?また、著作権侵害について今後より厳しく取り締まっていくべきか?
A班:「誰にでも著作権侵害がある。だから著作権侵害とはまた別の形で取り締まりをしたらいいのでは。」
木下:「別の形で取り締まるとは。」
A班:「著作権侵害を取り締まっていたらきりがない。だから、その著作権侵害したものを販売したことに対して取り締まる。」
木下:「著作権侵害の取り締まりは必要。中国で映画やアニメの海賊版があって、それが大きな犯罪の資金源にもなっている。」
Q.著作権を侵害したことがある人は?また取締りをどうしていくべきか?
侵害したことがある→9人 侵害したことがない→5人
ある人
宮沢:「現状のままでよい。You Tubeに歌手のPVが出回っているけど、それにはプラス面があるので一概に厳しくする必要はない。」
中村:「(You Tubeの話を参考に)利益につながる場合もあるから必要ない。」
ない人
佐久間:「単純に人のものを使うのはよくない。今は取り締まっている感じがしないから取り締まるべき。」
飛田:「(You Tubeの話を参考に)ただ見て満足するから利益につながらないと思う。だから、今後取り締まるべきだ。」
A
最近ディズニーパレードをDVD化して無断で販売した人達が著作権侵害で逮捕されるという事件が起こったが、このことについてどう考えるか?
参考記事→ http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/30/news083.html
A班:「パレードやショーは形に残らないから著作権といえるのか。また、入場料をとっているので仕方ないのでは。」
尾形:「パレードはその日その日で表情を変えるから取り締まる必要がある。」
飛田:「パレードは自らが行って観ることに価値がある。」
A班:「では対策はどうするべきか。」
市原:「対策を考えると、結局はモラルの問題になってしまう。」
飛田:「売られていることが判明したら取り締まるしかないのでは。」
松島:「撮影を禁止していなかったTDL側もこの事態を予測できたので問題がある。」
全体の感想
下條:「みんなの意見を聞いていて考えさせられることが多かった。」
村松:「著作件侵害をしているのはよくないけどそれを解決する策は難しい。」
花島:「著作権に安易な気持ちがあったが、その気持ちが著作権侵害につながると感じた。」
小関:「著作権侵害には、しょうがない部分もあると思う。」
教員の発言 |
l 論題の取り上げがよかった。
l 著作権には、民事や刑事などさまざまな問題がある。法律の運用は難しいので今後の事例を参考にしよう。
l 著作権侵害について今後の動向に注目しよう。
特記事項 |
感想/問題点/提案 |
著作権の問題は、いろいろ考えさせられることが多かった。特に、私もインターネットを利用していて無意識のうちに著作権侵害の加害者や被害者になっていると思うと、今後利用するのが怖い。それに、著作権侵害に金銭面が絡んでくるとかなり難しい問題だと感じた。けど難しい問題だからといって投げ出すのではなく、これからの著作権侵害について注目し考えていきたい。
ゼミとは限らないなんでもカキコミ |
討論している時、にみんなの意見を聞いてメモをとりながら自分の意見を考えることは、思っていた以上に大変だった。さらにそれをまたまとめるというのは、さらに難しいのだと感じた。けど、いい経験になったと思う。
コバマサ:丁寧にしっかりとまとめられています。
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掲載日(自動): 2007年11月7日