ゼ ミ 日 誌 駒澤大学 経済学部 小林ゼミナール
科目名: 演習II |
開催日: 2007年7月6日 金曜日 |
司会者: 小林先生 |
欠席者: なし |
日誌記録者: 辻本 |
次の日誌記録者: 川島君 |
Ver.
全体のテーマ |
文献発表:川島君、成田さん、中村君
報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲 |
川島君:岩田昭男『電子マネー戦争 - Suica 一人勝ちの秘密』中経出版、2005年
前回の概要
第4章 カード事業部のノウハウを生かせ:ビューカード
第5章 スイカ・ショッピングが始まった:駅ナカビジネス、Edyの脅威
第7章 相互利用と大提携戦略
成田さん:根来龍之『mixiと第二世代ネット革命』東洋経済新聞社、2006年
前回の発表
1.「無料モデル」の登場:ビジネスモデルとは
2.無料モデルの具体的収入源
3.無料サービスの事例紹介@:フォトハイウェイ・ジャパン
4.無料サービスの事例紹介A:(旧)ライブドア
5.無料モデルの成否を分けるもの:ビジネスが自立したmixiとの比較
中村君:原田和英『巨大人脈SNSの力』朝日新聞社、2007年
1 前回の発表の趣旨
2 SNSを制するものが世界を制す(SNSの秘める可能性)
3 SNSが変える人脈:人脈のセグメント化、ブロードバンド化、ネットワーク化
4 SNSが開く未来
5 SNSがはらむ問題:個人情報、人間の「イエローページ」化
提起された論点と討論の内容 |
川島君の発表
川島君:「極論だが、もしかしたら電子マネー一枚あれば日本全国を快適に一周することも夢ではない」これについてどう思うか。
成田さん:PASMOは便利。もっといろいろな場面で使えるといい。
五十嵐君:非接触型のカードは改札を通るのが本当に楽。
川島君:買い物をする際にいちいち財布からお金を出さなくてもいいので、特に朝の忙しい時間には便利。
辻本:現金が見えないと財布の紐がゆるくなったりしないか。
川島君:逆に限度額が決まっているので、それ以上使わないようにできる。クレジットカード型でオートチャージ機能付のものなら気をつけないといけないかもしれない。
成田さんの発表
山田さん:インターネットのサービスを利用するには、まだ少し不安もあるので、有料のサービスを開始する前に、まず無料サービスで詳細を把握できる、というやり方はいいと思う。
小島さん:フォトハイウェイは50代の利用が多いようだ。有料化するにしてもターゲットがはっきりしている。
成田さん:フォトハイウェイは有料化することで、収益が上がるだけでなく、優良なユーザーが残ることも把握していた。
中村君の発表
大井君:SNSはやったことは無いが、これから少し調べてみようと思う。
先生:実際に使っている人としては、マーケティングに利用されることをどう思うか。(SNSをビジネス的に利用することについて)
成田さん:mixiは口コミサイトと言われている。メンバー同士の信頼を利用してもぐりこむ業者もいる。
教員の発言 |
成田さんの発表に対して:「この本は社会学的なことが多く書かれており少し難しい本だったがよく整理されていた。」
中村君の発表に対して:「アメリカは転職社会なのでSNSはビジネスに積極的に利用されているようだ。日本では友人とのコミュニケーションが主。」
特記事項 |
辻本からゼミ連の報告と、ゼミ発表会の準備についての連絡
コバマサ:辻本君のゼミ連の仕事もいよいよ佳境だね。
感想/問題点/提案 |
川島君、成田さん、中村君とも内容の濃いレジュメだった。意見や質問も多く出ていて、いい発表だったと思う。
ゼミとは限らないなんでもカキコミ |
===================================================================
掲載日(自動): 2007年7月12日