ゼ ミ 日 誌 駒澤大学 経済学部 小林ゼミナール
科目名: 演習 I |
開催日: 2008年11月5日 水曜日 |
司会者: 芳我 |
欠席者:塩見、勝呂 |
日誌記録者: 中田 |
次の日誌記録者:小島 |
Ver. 06/11/8
全体のテーマ |
情報教育研究会編『インターネットの光と影 Ver.3』北大路書房 2006年
第6章 インターネットとコミュニケーション
報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲 |
司会→芳賀、 発表→小島、 レジュメ→高橋
第6章 インターネットとコミュニケーション
6.1電子メールのネチケット
6.2電子メールの宛先
6.3チェーンメール
6.4電子掲示板
6.5ブログ
6.6Webページの制作
提起された論点と討論の内容 |
論点1 ブログ・掲示板を使用することによるメリットとデメリット
メリット
K君「趣味などの情報を掲示板で共有することができる。」
Y君「多くの人に自分の思っている事を知ってもらえる。」
S君「ブログは自分の思いを多くの人に伝えられる。」
K君、Y君「発信者個人の情報が明らかになっているので、発言に責任を持てる。」
デメリット
I君「他人を誹謗中傷できる。情報の信頼性に疑問を感じる。」
N君「掲示板を犯罪のための道具としても利用できる。」
Y君「ブログは書いている人を特定できるので、書き込みで相手を狙って攻撃しやすい。」
論点2 ネット上における誹謗中傷をなくすためにはどうすべきなのか。どう、子供たちにネットで人を傷つけることの怖さと恐ろしさを教えるべきか。
H君「誹謗中傷をなくすことは不可能。キーワードを特定した書き込みをブロックしたり、見つけ次第消すしかない。」
N君「最悪の場合、利用しない。」
Y君「書き込む人間の身元が分かるような制度にするのはどうか。」
以上の意見への反対意見として
N君「匿名性がなくなると掲示板のメリットなくなる。」
ここで誹謗中傷の問題に意見が集中したので、司会が子供たちにどう教えるかについての意見を求める。
S君「具体的な危険を示してあげる。またフィルタリングもする。」
T君「高校生、中学生まではフィルタリングをする。」
Y君「フィルタリングをしなくても親の監視があればいいのでは。」
まとめ:「誹謗中傷をなくすことは難しい。インターネット倫理の教育から行うのが望ましい。」
教員の発言 |
インターネットのメリット・デメリットはメダルの裏表のようになってきている。
学校という場で護身に走る子供が多いということ。いじめられている子をかばうと自分が標的になるのではないかという恐れがある。それを背景にしてネットがいじめの道具となっている。普段の心の成長が問われる。
特記事項 |
感想/問題点/提案 |
インターネットが子供に与える影響としてみんなから挙がってきたものは、良いものよりも悪影響のほうが多かったが、ネットはこれからの社会で必要なものであるのは間違いないので、その未来に進んでいく子供たちには有効で楽しくネットを活用していってもらいたい。
今回、ゼミ日誌をつけてみて、みんなの意見を自分の中でまとめて記入していくということがとても大変だった。自分の頭が話についていくことができずに、司会に意見を求められたのに意見を出すことができなかった。次回、ゼミ日誌をつけるときはちゃんと議論に参加できるように、常に頭は話の流れを追えるようにしたい。
コバマサ:ゼミ日誌を担当することいより、ゼミ生の頭脳が研ぎ澄まされ、しっかりとした情報リテラシーの育成につながることを期待しています。
ゼミとは限らないなんでもカキコミ |
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掲載日(自動): 2008年11月18日