駒澤大学 経済学部 小林ゼミナール 

科目名: 演習 I

開催日: 20081126日 水曜日

司会者: 勝呂

欠席者: 

日誌記録者: 菊地

次の日誌記録者: 菊地(指名忘れ)

Ver. 06/11/8

全体のテーマ

 情報教育研究会編『インターネットの光と影 Ver.3』北大路書房 2006

 7章 インターネットとセキュリティ

 

報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲

 報告者名  C班:勝呂(司会)、山梨(発表)、中田(レジュメ作成)、伊藤(書記)

 

 報告の要点

  7.1認証とパスワード

  7.2コンピュータウイルス

  7.3 WEBブラウザと電子メールのセキュリティ

  7.4暗号化技術

  7.5マルチメディア情報のセキュリティ

  7.6電子署名

  7.7電子認証と電子公証

 

提起された論点と討論の内容

 論点1 セキュリティを上手く活用出来ていないと具体的にどのような危険が生じるだろう?

 

 H君:インターネット上で勝手にメールを使われたりすると、相手には顔が見えないため自分が言ったように思われてしまう。

 T君:銀行のパスワードがばれると、預金を引き出されたりして危険である。

 T君:個人情報が流出したり、プライバシーなことが他人に見られたりする危険性がある。

 S君:オークションで相手と連絡をとる時、メールのやりとりをするため自分のアドレスがどうなっているか不安である。

 C班「預金を下ろされたり、なりすましによりプライバシーが侵害されたりする。ネット上でのクレジットカード利用は第三者に知れ渡る場合がある。

 

 論点2 セキュリティは複雑なものが多いが、実際、私たちはどのくらい自分の個人情報を守るためにセキュリティを活用出来ているか?

 

 S君:PCは持っていないので、そんなにセキュリティはわからない。だが、周りの人は定期的にチェックなどをしているので、意識的には高まっているのではないか。

 H君:ウイルスソフトを導入しているが、使い方があまりわからない。初心者にもわかりやすいようにしてほしい。

 S君:時間がかかるのが手間。自分のPCは大丈夫だろうという安心感から、ウイルスチェックをせず放置することもある。

 H君:セキュリティによって対応しているものとしていないものがある。セキュリティを増やさなければいけないのではと考えて、セキュリティに手が出しづらい。

 

 T君:パスワードを覚えるのが難しいなら、指紋認証のようなシステムを開発すればいい。

 S君:目の虹彩を利用するなどのセキュリティもある。

 

 まとめ

 自分ではあまり意識していないが、社会的にセキュリティについての意識が高まっている。

 複雑で手が出しづらいかもしれない。多くの人が個人情報を守るためのセキュリティを活用出来ているかはわからないが、それぞれ危機意識を持っている。

 

教員の発言

 ネット上でクレジットカード番号などを打ち込むのは危険である。その記録により流出する可能性があるため、カード会社による補填のことを考えても注意が必要である。

 ネット上でのリスク意識の低減が問題である。

 暗証番号などでは身近な数字の使用は避ける。

 最近のネット犯罪については平成18年度の警察白書を参考に。=>リンク

 テキスト126頁に書かれていることは、前期の授業の中のインターネット概念図で説明したルーター間転送のことである。

 

特記事項

 

 

感想/問題点/提案

 クレジットカード番号などに関しては各々気を付けているようだが、オークションの例からすると住所などの情報についてはあまり危機意識をもっていないように感じた。

 ウイルスソフトの導入などによるセキュリティ強化に関しては扱いが面倒で、使用方法についても難しいと考えている人が多く、セキュリティ自体の意識はそこまで高くないような気がした。

 パスワードに代わる確認手段として紋認証や虹彩の利用が出てきたのはよかったと思う。

 セキュリティに関しては一般でも理解が深まっていないことが多いため、自主的に取り組むことが重要である。

 

ゼミとは限らないなんでもカキコミ

 次の人を指名するのを忘れてしまいました・・・けれど、ポジティブに考えればこれで次はミスしないはず!

 

コバマサ:次週もどうかよろしく頼むよ。

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 掲載日(自動): 20081129