駒澤大学 経済学部 小林ゼミナール 

科目名: 演習II

開催日: 2008529日 木曜日

司会者: 小林正人先生

欠席者: 小関

日誌記録者: 花島

次の日誌記録者: 下條

Ver. 06/11/8

全体のテーマ

 尾形さんの発表、小関君の発表(欠席のため延期)

 

報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲

尾形さんの文献発表 

磯崎マスミ『本格普及に向かう電子マネーのすべて キャッシュレス決済の仕組みと戦略』毎日コミュニケーションズ、2007

 

1.       はじめに

2007年は「電子マネー普及元年」

2.       第一章 電子マネーとはなにか

 お金の価値を電子化(チャージ)して支払いする手段

3.       第二章 非接触ICカードと非接触クレジット

 非接触ICカード→非接触ICチップが搭載されたカード

 非接触クレジット→後払い方式(ポストペイド)

 FelicaSony開発の技術方式。非接触ICチップの技術基盤として日本最大のシェアをもつ

4.       第三章 電子マネーをめぐる各社の思惑

 電子マネーの普及の鍵を握ったのは金融業界ではない企業であった

 電子マネー大国と呼ばれる日本(ビジネス目的)とドイツ(決済インフラ整備目的)

 交通系電子マネー(本来のSFカードを発展させた電子マネー)

Ø  Suica(JR東日本)2001年、イオカード代替システムとして登場

 電子マネー関連事業のみを行う国内唯一の企業

Ø  Edy 2001年、発売元「ビットワレット」

5.       まとめ

 2007年が「電子マネー普及元年」であるのであれば、今後一層勢いを増して私たちの生活に浸透してくることは間違いない。

インターネットやおサイフケータイによる電子マネーの市場拡大や電子マネー相互利用の拡大または、さらなる種類増加がなされるのかどうか注目したい。

 

提起された論点と討論の内容

 質問1「絶対的価値とはどんなものか?」 

 回答1:現金ならどこでも使えるが、カードの場合使用できる場所は限られてくる。

 質問2「スイカ、パスモを使っているか?」

 質問3「オクトパスとは何か?」

 回答3:日本と同様で香港で採用された鉄道会社のFelica

 

教員の発言

 みんなはクレジットカードを使っているか?

 クレジットカードの場合、店は客から直接お金を貰わない。クレジット会社は客の代わりに代金を店に払っている。そしてあとでお金を客の口座から引き落としている。(信用販売)

 

特記事項

 

感想/問題点/提案

 私は通学に鉄道会社を3社使っているので、ICカードをまだ作れないのでこれから2社以上でもICカードを利用できるよう強く望みます。

 また今後どのように電子マネーが市場に広がっていくのか楽しみである。

 

ゼミとは限らないなんでもカキコミ

 

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 掲載日(自動): 200864