駒澤大学 経済学部 小林ゼミナール 

科目名: 演習 II

開催日: 2008116日 木曜日

司会者: 佐久間

欠席者: なし

日誌記録者: 渡辺

次の日誌記録者: 宮沢

Ver. 06/11/8

全体のテーマ

 三菱総合研究所 産業・市場戦略研究本部編『日本産業読本 第8版』東洋経済新報社、2006

 5章 生活産業 第2節 繊維産業

 第6章 基盤産業 第4節 電気通信産業

 

報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲

 B班:佐久間(司会・論点)、飛田(概要・考察)、宮沢(概要・考察)

 

 5章 生活産業 第2節 繊維産業

 (1)繊維産業とは−複数の顔を持つ重要産業

(2)繊維産業の成長と構造転換

(3)わが国繊維産業の課題と今後の方向性

 

 6章 基盤産業 第4節 電気通信産業

(1)電気通信産業の位置付け

(2)付加価値の源泉はネットワークへ

(3)市場・業界動向

(4)今後の展望と課題

 

提起された論点と討論の内容

論点:「FMCMNPMVNOの普及も踏まえた上で、今後の固定通信市場と携帯電話市場との関連や比率はどのように変化すると考えられるか。」

意見:「どんどん携帯電話市場は拡大していくだろう。だが、固定通信市場は完全にはなくならず割合が減るだけだと思う。」

意見:「携帯電話市場のほうが増えると思う。固定電話市場はNTTの独占なのでもっと競争が必要だと思う。」

 

論点(追加):「携帯電話会社3社が顧客を集めるためにはどうしたらよいか。」

意見:「どこかとコラボ(例えばソフトバンクのディズニー携帯のように)したり、その会社の独自性を出す必要がある。」

意見:「料金システムを変えることで市場も変わる。」

質問:「値下げ以外の方法は。」

意見:「iPhoneのような奇抜性のある機種が必要。」

意見:「値下げ以外の方法は難しい。全体ではなく特定の狭い範囲の顧客を動かすことが大事だと思う。」

質問:「今の携帯電話を選んだ理由は。」

意見:「今のはカラーで選んだが、昔は良いと思った機能に合わせて選んだ。」

意見:「あんまりいらないコンテンツもあるから自分にあったコンテンツをとれるようにしたい。」

まとめ:「携帯電話市場においてニーズが多様化していっているので、それに合わせたコンテンツを生み出す必要がある。」

 

教員の発言

・これからのハードウェア戦線は難しいが、昔はauの着メロや着うたのようなキラーコンテンツと呼ばれるものがあった。そのようなコンテンツがまだあるのではないか。

・放送業界を巻き込んでのキラーコンテンツはありえないか。

・キラーコンテンツはおそらく多様化するだろう。

 

教員が配付した追加の資料:

u        テキスト187頁の「日本繊維産業方向政策」の目次。

u        テキスト245頁に関連したグラフ「固定通信移動通信比率」(平成1419年、『平成20年版 情報通信白書』130頁)。

u        テキスト248頁で紹介されているデジタルコンテンツ白書2008年版目次

 

特記事項

 

 

感想/問題点/提案

携帯電話産業は、昔と今とでは大きく変わってきていると思う。そのため(「まとめ」で書いたように)ニーズが多様化しているのでコンテンツもバリエーション豊かでやっていかなければならないと思った。また個人的には携帯電話は機能的に行き着くところまできたと思うので、驚くべき機能が出て発展していくのか、サービスに特化していくのかが楽しみな業界だと感じた。

 

 コバマサ:しっかりとまとめられたゼミ日誌になっています。お疲れさま。

 

ゼミとは限らないなんでもカキコミ

 

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 掲載日(自動): 20081111