ゼミ日誌 駒澤大学・小林ゼミナール

科目名: 演習 I

開催日: 2001 11 24日、土曜日

司会者:中田 

欠席者:森山 

日誌記録者:松田 

次の日誌記録者:藤間 

全体的なテーマ: 

『どうなる日本のIT革命』第V章 IT革命は企業・産業をどう変えるか

 4 変わる金融システム

報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲: 

藤間:本文の要約

・安永:新規参入の便利さと銀行どちらを利用するか、使い分けるか?

・中田:サービスの差別化をはかる事ができるのか?

・岡田:電子マネーが将来、一般に流通する事はできるか?

提起された論点と討論の内容 

1. 新規参入と銀行どちらを利用するべきか、使い分けるか?

・コンビニのATMを使うか、銀行に行くか?

  三人に意見を聞くとコンビニ0人、銀行1人、どちらも行く2人という結果になった。どちらも行くという人は、用途によって使い分けている。銀行は場所と時間が限られているため、銀行が使えないときはコンビニに行く。

結論:2つを使い分けることが適切だろう。ATMは便利だが手数料が高いので時間のある時は手数料の安い銀行に行くべきだ。

2. サービスの差別化をはかる事ができるのか?

    アメリカでは大手有名会社による寡占化が進んでいる。日本もそうなるのではないか。

    差別化は難しい。なぜなら、客はお金をもうけるために投資するのだから、知名度の高い会社に片寄るから。

結論:会社側がお客を呼べるようにサービスを工夫するべきだ。

3. 電子マネーが将来、一般に流通することはできるか?

    WEBMONEY(インターネット上で使うプリペードカード)

→ゲーム、サービスといった権利を買うことに使われ、商品を買うことにあまり使われていない。余ったお金を現金化できなかったり、規格統一されていないため全てのホームページで使えないという不利な点がある。

結論:危険性を伴うクレジットカードより危険性の少ないWEBMONEYの方が普及するだろう。

教員の発言: 

    サービスの差別化について:証券取引において自分で情報を得る人が増えたため、手数料の安い証券会社へ客が集中するようになった。サービスの差別化は難しい。

    ネットワーク型の電子マネーはパソコンの故障などによる危険性、安全性の欠如がある。

特記事項:特になし 

感想/問題点/提案: 

WEBMONEYのカードを実際にみることでリアル感を感じ、興味をもった。工夫次第で人を引きつける発表ができると思った。

自由カキコミ: 

Ver. 01/10/03