ゼミ日誌 駒澤大学・小林ゼミナール
科目名: 演習 I |
開催日: 2001年 12月 1日、土曜日 |
司会者:青木 |
欠席者:なし |
日誌記録者:藤間 |
次の日誌記録者:青木 |
全体的なテーマ: 『どうなる日本のIT革命』第T章 IT革命と日本経済、1 IT革命とは何か |
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報告者名、各報告の題名と要点/分担の範囲: ・IT革命は具体的にどのように経済社会に影響を与えるのか?(岩崎) ・IT革命と政治のかかわりは?(田口) ・IT革命とは何か?(青木) ・レジュメ作成(森山) ・要約(渋谷) |
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提起された論点と討論の内容: @IT革命は具体的にどのように経済社会に影響を与えるのか? · 情報がスピーディーに行き渡り、経済回復の起爆剤になる。 · 企業だけでなく、福祉(患者のIT利用など)にも影響するのではないか。 · なぜ起爆剤のはずのITが落ち込んでいるのか?→日本は設備、人材面で準備段階なのでは。 AIT革命と政治との関わりは? ・手軽にできるので軽視される可能性があり、その対処ができるか心配。 ・政治のインターネット公開は、民間とのやり取りが速いので思ったことを伝え、通じ合える。 ・選挙をインターネットでやることは、セキュリティー面に問題があるが投票率の上昇に効果があるだろう。 B「IT革命」とはなにか? ・今ある便利をより便利にするもので、あまり騒がれないうちに気づいたら標準化されているのではないか。 ・人々の価値観を変えるもの、時間と空間の垣根を越えるもの。 ・ITを頼りすぎると人とのコミュニケーションが減少するのではないか。 ・IT革命は多くの可能性を持つが、同時に多くのマイナス面も持っている。大切なのは、それを解決していくこと。 |
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教員の発言: 政治のIT化:政治にかかわる人の間のリアルタイムでスピーディーな意見交換が可能になった。選挙へのインターネット利用の問題点は、誰が誰に投票したかを残さないようにすることである。 IT革命とは:革命という言葉にプラスの面だけを感じない。IT革命とは生産と消費のインターネット化である。IT化の中でもface to face が重要。 追伸:16頁の「IT革命の定義」の是非について議論が必要でした。またIT産業の低迷の現状と照らし合わせて、図表1-4の妥当性についても議論が必要でした。 |
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特記事項:特になし |
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感想/問題点/提案: IT化が進んでいる今だからこそ技術進歩だけに目を向けるのではなくて、人と人との関わり方を見直してみることが必要になるのではないかと思った。 |
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自由カキコミ: |
Ver. 01/10/03